副業ホットラインの豊田です。
今回のお題は「うとの在宅スキルアップの講座」。払った分は取り返せるのでしょうか。
うとはYouTubeから紹介される、noteと在宅ワークを教える講座ですが、
うとの講座への参加は慎重になるべきです。
無料の教材から順にたどって、いくら求められて、やめるときにどうなるかをお伝えします。安全な副業選びの参考になれば幸いです。
豊田 私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。
副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。
「この副業に興味があった」「すでに登録してしまった」ということがあれば、私から対処法やアドバイスをお伝えできます。
正しいネットビジネスの稼ぎ方もお教えできるので、気軽に声かけてくださいね。
うとのnote講座は稼げる?結論
うとの講座は詐欺ではありませんが、払った額に見合う稼ぎが出るとは言えないので慎重になるべきです。
無料の教材ページに大きく出ているのは「おうちnote 10日間実践ロードマップ」という言葉でした。

無料で受け取れるのはここまで。この先は誰でも同じ結果になるわけじゃないので注意してください。
豊田 無料のところが厚いほど、そのあとの金額は大きくなりがちですよ。
すでに申し込んでしまったり、読みながら不安になったら、いつでもLINEから聞いてください。
うとの在宅スキルアップの講座とは?
うとが提供しているのは、noteとSNSで自分の商品を売る流れを教える、在宅ワーク向けの講座です。
出発点はYouTubeチャンネル「うと-在宅スキルアップの講座」。動画の下から無料の教材ページに進む形になっていました。

動画のタイトルは「note収益化」「ハンドメイド副業」「50代でも安全に始められる在宅副業」など。在宅で稼ぐ話が中心でしょう。
再生数の多いものは4万回を超えていて、内容も具体的です。無料の動画としては、ここは素直に見やすいと思いました。
うとが名乗っているのは栗下斐乃という名前
教材ページの自己紹介には、栗下斐乃という本名と、うとというハンドルネームの両方が出ています。

「月に300〜600万円ほどの利益」「年収6000万〜7000万前後を維持」との記載。元は夜勤のある看護師だった、とも書いてあります。
名前を出して法人まで名乗っているのは事実で、正体を伏せたまま売っている広告とは違う点。そこは先に認めておきましょう。
豊田 名乗っているかどうかと、払った分が返ってくるかは別の話ですよ。
では無料の教材から先はどう進むのか。順に見ていきましょう。
うとの在宅ワーク教材はLINE登録まで4段ある
うとの在宅ワークの教材は、受け取るまでにメールとLINEを両方登録する形になっていました。
教材ページの下にあるのはメールアドレスの入力欄。その注意書きにこう書いてあります。

「次のページでLINEの登録をしたらLINE限定の特別な案内が届きます」。メールだけでは終わりません。
うとの公式LINEに届くのはnote完全攻略セミナーの案内
案内どおりに進むと、友だち7,692人の「うと公式LINE(最新)」に着きました。

追加した直後に届いたのは、教材の中身ではなくセミナーの案内でした。

「note完全攻略セミナー」という名前で、最初の実績の作り方から自動化までの5ステップを扱うそうです。
トーク画面の下には3つのボタンが並んでいました。「0から始めるnote×ライティング」「読者限定のLINEオープンチャット」「土曜20時更新のYouTube」の3つ。
どれを押しても、行き先は別の無料コンテンツ。読む量は増えますが、何にいくらかかるのかはここでも出てきません。
豊田 ここまで全部無料で、お金の話はまだ一度も出ていません。
無料で受け取れるものを並べると、こうなります。
| 段階 | 受け取るもの |
|---|---|
| YouTube | 在宅副業やnoteの動画 |
| 教材ページ | 10日間実践ロードマップなど5つの特典 |
| メール | 講座の配信 |
| 公式LINE | note完全攻略セミナーの案内 |
4段のあいだ、一度も金額は出てきません。セミナーまで進んで、そこでようやく有料の講座が姿を見せます。
うとのnote講座の費用は30万円と60万円
セミナーの先で案内されるのが、ゼロイチラボという有料の講座です。
募集ページの上のほうには、無料オンライン講座の第1話としてこの見出しが出ていました。

「なぜ98%の人が成果を出せないのか?」。売る側が、98%は成果が出ないと先に言っている形です。
うとの30万円のコースにはサポートが付かない
安いほうは300,000円(税込)のオンライン実践コース。

受け取れるのは全12回のアーカイブ動画だけ。ページにも「サポートや環境設計はついておりません」とあります。
30万円で動画が12本。1本あたり2万5,000円になる計算でしょう。
豊田 質問できない動画に30万円は、正直きついでしょう!
うとの60万円のコースで60万円に届かなくても返るのは期間だけ
サポートが付くほうは600,000円(税込)のグループコンサルティングコース。

見てほしいのは最後の1行。6か月やって累積収益が60万円に届かなくても、渡されるのはサポート期間の延長だけです。
お金は戻りません。並べるとこうなります。
| コース | 参加費 | 中身 | 60万円に届かなかったとき |
|---|---|---|---|
| オンライン実践コース | 300,000円 | アーカイブ動画のみ | 記載なし |
| グループコンサル | 600,000円 | 6か月のチャットサポート | サポートを最大6か月延長 |
60万円を払って60万円を取り戻せなかった人に渡されるのが、同じサポートの延長分。あなたの手元のお金は増えていません。
うとのnote講座で30万円を取り戻すのに必要な数
では30万円のほうを、どれだけ売れば取り返せるのか。noteの有料記事の相場から逆算してみました。
| 1本の値段 | 30万円に届くまでに必要な販売数 |
|---|---|
| 500円 | 600本 |
| 1,000円 | 300本 |
| 3,000円 | 100本 |
| 10,000円 | 30本 |
1本1,000円なら300人に買ってもらう必要があります。フォロワーがゼロから始めて、質問できる相手もいない状態で。
月に10本売れたとして、回収まで30か月。2年半かかる計算になるでしょう。しかもこれは、講座の中身が全部うまくいった場合の数字です。
30万円を先に出す前に、自分が月に何本売れそうかだけ考えてみてください。そこが埋まらないなら、まだ払う段階ではないでしょう。
お金をかけて学ぶこと自体を止めるつもりはありません。私も自分で払って確かめてきた側ですから。
ただ、払った額に見合う稼ぎが出るかどうかを、売る側の条件文が保証していない。ここは申し込む前に見ておいてください。
「セミナーに出たあと、30万円の案内が来て迷っている」という段階でも構いません。
うと以外の講座の名前でも大丈夫ですよ。下のボタンから、いま手元にある案内を送ってください。私が中身を調べて返します。
うとの在宅ワーク講座に付くMyClassサロンは自動で課金される
うとの講座には、MyClassサロンという月額制のサービスもあります。
募集ページの見出しは「顔出しなし、高単価なしでも低リスクで誰にもバレずにこっそりと資産の柱を作るサロン」でした。

コースは3段階で、値段と中身はこうなっていました。
| コース | 月額 | 主な中身 |
|---|---|---|
| MyClass(大黒柱) | 9,900円 | 月1回のグループコンサル、添削、日報へのアドバイス |
| オンライン | 4,980円 | 添削チャンネルの見放題、最新情報のシェア |
| マイペース | 2,480円 | 日報への参加、仲間からの添削 |
いちばん安いコースでも1年で29,760円。いちばん高いコースなら118,800円。放っておくと毎月出ていきます。
うとのサロンの解約はSlackの個人DMで3日前まで
募集ページの注意書きには「定期縛りなどはございません」と書いてあります。

ところが特定商取引法(ネット販売のルール)のページを開くと、やめ方に条件が付いていました。

解約はSlackの個人DM。しかも次回の課金日の3日前まで。ボタン1つで止められるわけではありません。
豊田 気づいたのが2日前だったら、その月はもう引き落とされますよ!
条件を1か所にまとめると、次のとおり。
| 項目 | ページに書かれている内容 |
|---|---|
| 支払い方法 | クレジットカード払いのみ |
| 決済 | 申し込み時に即時決済、以後は毎月自動更新 |
| 解約の連絡先 | Slackの個人DM |
| 解約の期限 | 次回課金日の3日前まで |
| 返金 | 一切返品、返金は受けられない |
| 電話番号 | 050-6875-5580(問い合わせはメールでと併記) |
電話番号は書いてありますが、その横に「お問い合わせは、メールにてお願い申し上げます」と添えてある。急いで止めたいときに電話で頼める窓口ではありません。
うとのサロンは現金払いだと最低3か月から
注意書きの中に、もう1つ紛れている条件があります。
現金での支払いを希望すると、最低単位が3か月になる、という一文です。
縛りはないと書いてある同じ場所に、3か月分をまとめて払う選択肢が置いてある。この2つは並べて読まないと気づけません。
いちばん高いコースを現金で払うなら、最初に29,700円をまとめて出すことになります。1か月試すつもりの人には重い金額でしょう。
国民生活センターもオンラインサロンで稼ぐという話のトラブルを公表していて、退会の方法が分かりにくいという相談を挙げています。
月額のサービスに入るときは、入り方より先にやめ方を読んでください。今回いちばん確かめてほしいのがここ。
うとの講座の実績一覧に収入の金額は載っていない
うとのサイトには実績一覧という専用ページがありますが、そこに収入の金額は書かれていません。
載っているのは、次の2つの数字でした。

メルマガ登録者500名突破と、ステップメール成約率11%。どちらも集客の数字で、いくら稼いだかではありません。
ページの書き出しには「本当は実績を載せるのがちょっと抵抗もあるんですけど」とあります。
豊田 30万円を払う相手の実績が登録者数と成約率だけというのは、物足りないでしょう。
うとのYouTube登録者数は3つの数字が同時に出ている
もう1つ引っかかったのが登録者数の書き方。同じ時期に、違う数字が複数の場所で生きていました。

| 見た場所 | 書かれていた数字 |
|---|---|
| YouTubeの実際の表示 | 3.79万人・動画42本 |
| noteのプロフィール | 3.6万人・44動画 |
| 無料教材ページの本文 | 2.7万人達成 |
| 無料教材ページのバッジ | 3.3万人 |
同じ教材ページの中でも、バッジは3.3万人、本文は2.7万人。自分の数字が合っていない人から、数字の作り方を30万円で習うことになります。
ずれているのは登録者数だけではありません。30万円の講座の募集ページには「情報発信を始めて3年ちょっとの私ですが」と書いてあります。
一方、無料の教材ページでは「2019年8月にビジネスを開始」。いまは2026年ですから、数えると7年目に入っています。
豊田 3年と7年、どちらを信じて30万円を出すか、という話になりますよね。
古いページを直していないだけかもしれません。ただ、直っていないページを読んで申し込むのはあなたです。
こういう数字の出し方は、消費者庁もSNSなどを通じた投資や副業のもうけ話への注意として呼びかけている点と重なります。
では、実際に受けた人の声はどうなのか。次で見ていきましょう。
うとの在宅ワーク講座の口コミと評判
うとの講座の良い評判は、探すと見つかります。
サロンの募集ページには、40代の看護師の方と50代のシングルマザーの方の声が載っていました。「挫折していた自分が粘れたのはここのおかげ」という内容。

ただ、どちらも運営が自分のページに載せている声で、いくら稼げたかには触れていません。
豊田 続けられた、という声と、稼げた、という声は別ものですよね。
ネット上では、こういう声も見かけました。
無料の動画がすごく丁寧だったので期待していたら、最後に出てきたのが30万円と60万円で固まりました
ネット上の口コミより
一方で、実際に30万円を払って回収できたという具体的な報告は、私が探した限り見つかりませんでした。
国民生活センターも簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話について、中身を確かめられないまま契約する情報商材の相談が増えていると出しています。
うとの在宅ワーク講座について私に届いている相談
副業ホットラインにも、同じところで足が止まった方から連絡が届いていますよ。
在宅ワークの勉強のつもりでLINEに登録したら、セミナーの最後に30万円の案内が出てきました。動画だけで30万円は高い気がして踏みとどまっています。
LINE相談者さんより
サロンを2か月で辞めたかったのに、Slackで誰に送ればいいのか分からず、もう1か月ぶんが引き落とされました。
LINE相談者さんより
60万円のコースに申し込むか迷っています。6か月で60万円に届かなかったら延長してもらえると聞きましたが、お金は戻らないんですよね。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
2人目の方の話は、特定商取引法のページに書いてあった条件そのもの。やめ方が分からないまま、1か月ぶんが増えていきます。
では、このお金を払う相手はどんな会社なのか。最後に運営元を見ておきましょう。
うとの講座の運営会社と特定商取引法の記載
運営しているのは株式会社セカンドトーンで、代表取締役は栗下斐乃さん。

書かれている内容はこのとおりでした。
| 項目 | ページの記載 |
|---|---|
| サイト責任者 | 株式会社セカンドトーン |
| 運営責任者 | 代表取締役 栗下斐乃 |
| 所在地 | 北海道札幌市中央区南5条西15丁目2-3 リズム医大前503号室 |
| メールアドレス | utolog573@gmail.com |
| 電話番号 | 050-6875-5580 |
商号も代表者名も住所も出ていて、連絡先も載っています。記載を伏せている売り手とは、ここが違います。
なお、商品の引き渡し方法も「決済完了後、Slackへご案内」と書かれていました。買ったあとのやり取りも、解約の連絡も、同じSlackの中で完結する形。
Slackを開かなくなった時点で、あなたは連絡の手段を失います。ここは入る前に決めておいてください。
一方で、確認できたことと、できなかったことを分けるとこう。
| 確認項目 | 確認できた内容 | 未確認 |
|---|---|---|
| 運営会社 | 商号・代表者名・所在地の記載あり | 事業の実態は未確認 |
| 連絡先 | 電話番号とメールの記載あり | 電話は問い合わせ不可と併記 |
| 返金 | 返品・返金は受けないと明記 | 例外が認められた事例は未確認 |
| 受講後の収入 | 記載なし | 参加費を回収できた報告は見つからず |
ネット販売には、原則としてクーリング・オフの制度がありません。消費者庁の通信販売の説明でも、返品できるかどうかは売り手が決めた条件しだい、と書かれています。
つまり今回のように「返金は受けない」と書いてある以上、払ったあとに取り消すのは難しいということ。
同じように無料の教材から高額の講座へ進む形は、以前に調べたMYWEBのWebデザイン講座でも見ました。そちらは金額が出てくるのが面談まで進んだ後でした。
うとの場合は金額が募集ページに書いてあるぶん、自分で確かめられます。だから申し込む前に読んでほしいのです。
うとのnote講座は条件を確かめてから|まとめ
うとの在宅スキルアップの講座を調べた結果、参加は慎重になるべきです。

理由は、次の5点。
- 30万円のコースで受け取れるのはアーカイブ動画だけ
- 60万円を払って60万円に届かなくても、返るのはサポートの延長
- サロンは毎月自動で課金され、返金は一切なし
- 解約はSlackの個人DMで課金日の3日前まで
- 実績一覧に収入の金額が載っていない
在宅で稼ぐ勉強をすること自体を止めるつもりはありません。noteで収益を出している人も実際にいますから。
見るべきなのは、払った額が自分の手元に戻ってくる道が用意されているかどうか。
うとの名前を打ち込んでこの記事にたどり着いた方は、その1点をもう気にしているはず。だから手が止まったのでしょう。
豊田 値段の前にやめ方を読む、それだけで防げることは多いですよ!
私が借金を1,000万円まで抱えたのは8年以上前のこと。あのときも、無料の動画をひととおり見せられたあとで金額を聞かされました。
やめ方の説明だけが最後まで出てこなかったのもそっくり。看護師や主婦の方の体験談を読んで、自分にもできそうだと思い込んでいた時期です。
助かった理由は単純で、申込書を持ち帰って翌朝もう一度読む決まりを自分に課していたから。度胸があったわけではありません。
「セミナーに出て、30万円の案内が来ている」
「サロンの引き落としを止めたいが、やり方が分からない」
「在宅ワークを始めたいが、どれを選べばいいか決められない」
どの段階でも歓迎ですよ。うと以外の講座でも大丈夫。迷っている名前を1つ送ってくれれば、私が中身まで調べて返事します。
note や在宅ワークを教える講座は数が多すぎます。動画の丁寧さだけで中身の良し悪しまで見抜くのは、素人にはまず無理でしょう。
私が自分で試して、いまも手を止めずに続けているほうなら具体的にお伝えできますよ!
差し迫った用がなくても大丈夫ですよ。友だちに入れておくだけで、次に私が中まで確かめた分は勝手に届きます。
ひとことで結構ですよ。目を通したら、こちらから返事を送りますね!
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!

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