副業ホットラインの豊田です。
今回のお題は「じゅんのインスタ副業」。本当に稼げる講座なのか、それとも手を出すと痛い目を見るのか。順に解説していきます。
じゅんのインスタ副業はインスタグラムの広告からLINEに案内される無料講座ですが、
じゅんのインスタ副業は、解約の条件を確かめてから申し込んでください。
無料の先にいくら請求されるのか、途中でやめられるのか。調べて出てきた事実を順に並べていきます。副業選びの材料にしてください。
豊田 私自身も昔、悪質な副業に引っかかって大きな借金を作りました。
副業ホットラインを続けている理由も、あのときの自分と同じ人を増やしたくない、その一点です。
「副業で稼ぎたい」「もう申し込んでしまった」といった悩みがあれば、私が全力でお答えします。
一緒に次の手を決められるので、LINEから気軽に声をかけてくださいね。
じゅんのインスタ副業は詐欺?評判を調べた結論
じゅんのインスタ副業は詐欺ではありません。運営は東証グロース上場企業のグループ会社で、料金も特定商取引法(ネット販売のルール)の表記に出ています。
ただし59万8,000円から165万円という金額に対して、途中でやめたときの条件が公開されていません。
まず見てほしいのが、広告の冒頭です。

「最短!最速で+30万の副収入が欲しい方へ」「AI×インスタの裏ワザ公開」。金額と手軽さが前面に出ています。
私が確かめたのは、この無料講座の先にある契約の中身でした。
| 確認した項目 | 分かったこと |
|---|---|
| 講座の料金 | 598,000円/880,000円/1,650,000円 |
| 運営会社 | 株式会社BUZZ |
| 親会社 | 株式会社SAKIYOMI(エフ・コードグループ) |
| 返金 | クーリングオフ8日間のみ明記 |
| 中途解約の条件 | 公開されていない |
豊田 逃げも隠れもしない相手なのに、やめ方だけ書いてありません!
会社が怪しいという話ではありません。払ったあとに気が変わったとき、いくら戻るのか。判断の軸はそこ。
順番に、書かれていることから並べます。
じゅんの広告からLINEに登録するとどうなるのか
じゅんの広告は、LINEを追加してアンケートに答えると特典動画が届く流れです。
広告に書かれていた受け取りの手順が、こちら。

「①公式LINE追加 ②1分で終わるアンケート」。ここでは1分と書かれています。
ところが実際にLINEへ届くメッセージでは「7秒ですぐ終わります」と案内され、いざ始めるとQ1の時点で「残り7問です」と表示される。設問は全部で8問ありました。
豊田 同じアンケートの説明が1分、7秒、8問と3通りありました。
聞かれるのは性別、年齢、職業、いまの働き方といった属性です。答え終えると限定公開の動画が届き、そのあと「サポート希望」と送るよう案内されます。
ここまでは一切お金がかかりません。費用の話が出てくるのは、この先の個別のやり取りからです。
広告に並ぶ11の特典も、すべて無料と書かれていました。

「ChatGPTでネタ出し自動化」「月30万稼ぐための具体的な収益化ロードマップ」など11項目。受け取りの条件はLINE追加だけ。
作成期間は2年、と添えられています。無料で配る側にも、それだけ手間をかける理由があるわけです。
じゅんの広告のカウントダウンは開き直すと戻る
広告の上部には、公開終了までのカウントダウンも出ています。
私が開いたときの表示が、この画面。

「0日 0時間 9分 53秒」。あと10分で終わるように見えます。
そこで25秒あけてから、新しいブラウザで同じページを開き直してみました。
| 開き方 | 表示された残り時間 |
|---|---|
| 1回目 | 0日0時間9分56秒 |
| 25秒後に新しいブラウザで | 0日0時間9分55秒 |
数字はページを開いた瞬間から数え始めるだけ。開き直せば、何度でも「残り10分」から始まります。
締め切りが本物かどうかは、この方法で誰でも確かめられるでしょう。
急がされる理由がないと分かったところで、肝心の金額を見ます。
じゅんのインスタ副業の料金は59万8,000円から165万円
じゅんの広告からたどれる特定商取引法の表記には、3つのコースの金額が出ています。
書かれていたのが、この価格。

ノーマルコース598,000円、スタンダードコース880,000円、マスターコース1,650,000円。
金額を隠していない点は、この業界ではまともな部類でしょう。支払いはクレジットカード、銀行振込、法人のみ請求書払いに対応しています。
同じページの「代金の支払時期」は「ご契約締結時に、ご請求を行います」、「商品の引き渡し時期」は「所定のお手続き後、サービスを開始」。
つまり契約した時点で請求が立ち、サービスはそのあとに始まります。中身を見てから払うことはできません。
事業者が広告に何を書かなければならないかは、消費者庁の特定商取引法のページにまとまっています。
豊田 無料の11大特典の先に、最低でも59万8,000円が待っています。
事業者の情報も同じページに並んでいました。

事業者名は株式会社BUZZ、代表者は代表取締役の溝口優也さん。法人登記の検索結果へのリンクまで自分で貼っています。
問い合わせの受付時間は平日10時から18時、土日祝日も10時から17時。メールはinfo@buzzsns.com。
土日も窓口を開けている会社は、この手の講座ではあまり見かけません。
連絡先も所在地も出ています。お金を払う相手がどこの誰なのかは、はっきり分かるでしょう。
引っかかったのは、その先の条件です。
じゅんの講座の返金は8日間だけ明記されている
返金の欄に書かれているのは、クーリングオフの8日間だけ。
該当の記載が、こちら。

「契約書面を受領した日から8日間以内に無条件で契約を解除することができます」。ここまでは分かりやすい。
続く一文が「クーリングオフ期間終了後は中途解約事項に基づいて対応致します」。
ところが、その中途解約事項がこのページのどこにも載っていません。ほかのページにも見つからなかった。
| 知りたいこと | ページの記載 |
|---|---|
| 8日以内にやめたら | 無条件で解除できる |
| 9日目以降にやめたら | 「中途解約事項に基づいて対応」 |
| その中途解約事項の中身 | 記載なし |
| 役務の提供期間 | 記載なし |
豊田 9日目からいくら戻るのかが、契約前には分からない書き方です。
なお、通信販売にはそもそもクーリングオフの制度がありません。詳しくは消費者庁の特定商取引法ガイド(通信販売)に書かれています。
じゅんの契約に8日間と書かれている意味
8日間という数字が出てくること自体が、この契約が通信販売として扱われていないサインです。
クーリングオフが付くのは訪問販売、電話勧誘販売、特定継続的役務提供など、法律で定められた取引だけ。
消費者庁の特定商取引法ガイド(特定継続的役務提供)によると、この形に当たる契約には8日間のクーリングオフに加えて、期間の途中でやめる権利も定められています。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| クーリングオフ | 書面を受け取った日から8日間は無条件で解除 |
| 中途解約 | 8日を過ぎても将来の分について解除できる |
| 精算のルール | 受けたサービスの対価と、上限のある違約金 |
条文そのものはe-Govの特定商取引に関する法律で読めます。
つまり「中途解約事項」の中身が書かれていないからといって、やめられないとは限らないということ。
自分の契約がどの形に当たるかは、契約書面を見ないと判断できません。だからこそ、書面は必ず手元に残してください。
では、その契約の相手はどんな会社なのか。
じゅんの広告の特定商取引法は別の人のサイトに置かれている
じゅんの広告にある特定商取引法のリンクを開くと、まったく別の名前のサイトに飛びます。
飛んだ先のトップページが、この画面。

「インスタ副業の始め方|さくら」。じゅんではなく、さくらという別の人物のサイトです。
じゅんの広告のプライバシーポリシーも、同じドメインに置かれていました。どちらのページにも運営者として株式会社BUZZの名前が入っています。
さくら側のページは「元・手取り18万円の事務職OL」「フォロワー16.8万人」という別の物語で、条件も「先着100名限定」と書かれている。
じゅん側の広告は「元ブラック銀行員」「総フォロワー30万人超」で、条件は「10分限定」。
語られる経歴も、急がせ方も違います。それでも申し込みの先は同じ1社。
SNSの広告から契約に進むときの注意点は、消費者庁のインターネット消費者取引に関する注意喚起にも書かれています。
豊田 案内している人は違うのに、契約書の置き場所は同じでした。
読む側にとって意味があるのは1点だけ。広告の顔が変わっても、申し込む先とお金を払う相手は同じ会社だということ。
「じゅんは合わなかったから、別の人のを試そう」が成り立たない構造になっています。
株式会社BUZZは複数の名前でインスタ副業を案内している
じゅんとさくら以外にも、同じ会社の名前で案内されているインスタ副業がありました。
私が確認できた範囲で、広告に出てくる人物の名前は複数。どのページも最終的に株式会社BUZZの特定商取引法へつながっていました。
| 見えるもの | 実際に契約する相手 |
|---|---|
| じゅんのインスタ副業 | 株式会社BUZZ |
| さくらのインスタ副業 | 株式会社BUZZ |
| プライバシーポリシー | 株式会社BUZZ |
| 料金の表記 | 株式会社BUZZ |
会社が複数の広告を出すこと自体は、どこの企業もやっています。叩くような話ではありません。
知っておくと得なのは、複数の広告を見比べても比較にならないという点だけ。同じ講座なので、条件も同じです。
比べる相手がいないなら、会社そのものを見るしかありません。
じゅんの運営会社 株式会社BUZZは上場企業グループの会社
株式会社BUZZは、東証グロース市場に上場する株式会社エフ・コードのグループ会社です。
会社概要に書かれていたのが、この情報。

グループ会社は株式会社SAKIYOMI、その上に株式会社エフ・コード(9211)。法人番号も自分で載せています。
従業員は業務委託や関連会社を含めて250名、顧問弁護士は3事務所、取引先銀行は4行と書かれていました。
豊田 情報商材の会社としては、開示している量がかなり多いほうです。
開示の量は正直に評価すべき点。連絡が取れなくなる、会社が消える、といった心配はしにくい相手でしょう。
株式会社BUZZは2024年11月の会社分割でできた
一方で、法人としての株式会社BUZZはまだ2年経っていません。
国税庁の法人番号公表サイトに出ているのが、この記録。

法人番号8011101109639、最終更新は令和6年11月19日。
変更履歴も見てみると、記録は1件だけでした。

「No.1 新規」。2024年11月19日に法人番号が指定されて以降、商号も住所も変わっていません。
会社の沿革を見ると、その理由が書いてありました。

2024年に会社分割手続きによりグループ参画。つまり事業そのものは前からあって、法人だけが新しい
分割される前の事業を持っていたのは、別の会社でした。

株式会社アクティブ、設立は2022年5月2日、株主は溝口優也さんと阿部川将平さんが半分ずつ。
住所も代表者も、いまの株式会社BUZZと同じです。
じゅんの講座の売上は年16億円と開示されている
上場企業のグループに入ったことで、この講座の売上まで公表されています。
株式会社エフ・コードが2024年11月12日に出した資料に書かれていたのが、この数字。

直近の売上高1,346百万円、取得後の年間見込みは売上高約16億円・営業利益約1.6億円。
同じ資料には、スクールの中身も説明されていました。

スクール名は「BuzzCollege」、100種類以上の講座コンテンツと個別コンサルティング、3年間で12,000人以上の受講実績。
豊田 広告の見た目と違って、中身は大きな教育事業でした。
株式の取得価額も同じ資料に出ています。

合計673百万円。この事業を丸ごと買った金額です。
受講者12,000人と売上から1人あたりの金額を計算した
開示の数字を割り算すると、受講者1人あたりの平均額が見えてきます。
3年間で12,000人なら1年あたり約4,000人。そこへ直近の売上13億4,600万円を当てはめた計算がこちら。
| 計算 | 答え |
|---|---|
| 12,000人 ÷ 3年 | 年あたり約4,000人 |
| 13億4,600万円 ÷ 4,000人 | 1人あたり約33万6,000円 |
| 最安コースの価格 | 598,000円 |
| 売上を最安コースだけで割ると | 約2,250人 |
平均が33万円台ということは、全員が59万8,000円を払っているわけではないと分かります。
分割払いや途中でやめた人、無料のまま終わった人も数に入っているのでしょう。
会社の沿革では、受講者数が2023年に5,000名、2024年に10,000名と書かれています。1年で5,000人増えた計算。
広告で見かける「じゅん」は、その集客の一角。個人が細々とやっている副業案内ではなく、年間で数千人を集める仕組みの一部です。
だから相手が消えることは考えにくい代わりに、こちらの都合で条件を変えてもらうのも難しいでしょう。
見込みの営業利益率は約10%。受講料の大半が利益になっているような商売ではありません。
国民生活センターのもうけ話に関する注意喚起にも、SNSの広告から高額な講座の契約に至った相談が並んでいます。
数字の大きさは分かりました。では、受けた人の声はどうなのか。
じゅんのインスタ副業の口コミ・評判で見つかったもの
じゅんの名前で検索しても、実際に受講した人の収支を書いた投稿は見つかりませんでした。
広告に載っているのは、じゅん本人の経歴です。

総フォロワー30万人超、月収500万円、元ブラック銀行員。書籍の出版歴も書かれています。
一方、受講者側の声として公開されているものは見当たりません。
インスタの広告から登録して、無料の動画までは見ました。そのあと個別で60万円近い金額を案内されて、決めきれずに止まっています。
LINE相談者さんより
アンケートに答えただけのつもりが、いつのまにか面談の話になっていて驚きました。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
豊田 金額を見て手が止まる、という相談がいちばん多いです。
良い評判のほうも探しましたが、受講後の収支を公開した投稿は1件も見つかりませんでした。
| 探した場所 | 見つかった内容 |
|---|---|
| 広告ページ | じゅん本人の実績のみ |
| 検索結果 | 検証サイトの記事が複数 |
| 受講者の収支の投稿 | 見つからず |
| 上場企業の開示 | 受講実績12,000人以上 |
受講者の数は開示で分かるのに、その人たちがいくら稼いだかは外から一切見えません。
判断材料が金額と契約条件しかないなら、そこを詰めるしかないでしょう。
じゅんのインスタ副業は解約の条件を確かめてから|まとめ
じゅんのインスタ副業を調べた結果、詐欺ではありませんが、中途解約の条件を確かめないまま申し込むのはおすすめしません。
理由は次の4つ。
- 講座は59万8,000円から165万円。無料の11大特典の先に、この金額が待っている
- 返金の明記は8日間のクーリングオフだけ。9日目以降の「中途解約事項」は公開されていない
- 役務の提供期間が特定商取引法の表記に書かれていない。何ヶ月のサービスなのかが契約前に分からない
- じゅんの広告の特定商取引法は、さくらという別人のサイトに置かれている。広告の顔が変わっても契約先は同じ
逆に、確認できた良い点もはっきりしています。
| 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|
| 料金が3コースとも公開されている | 中途解約したときの精算額 |
| 会社も代表者も法人番号も開示 | 役務の提供期間 |
| 上場企業グループで実体がある | 受講者の実際の収支 |
| 受講実績12,000人以上が開示済み | 途中でやめた人の割合 |

金額を隠さず、会社も開示し、上場企業の傘下にある。この業界では、かなり整っているほうでしょう。
足りないのは、やめたくなったときにいくら戻るのかという一点だけ。59万8,000円を先に払う契約で、そこが空白なのはさすがに重い。
申し込む前に確かめるなら3つ。サービスの提供期間は何ヶ月か。中途解約したときの精算方法はどうなるか。契約書面はいつもらえるか。
この3つがそろえば、59万8,000円を出す価値があるかを自分の頭で決められます。
特典をもらう前に解約の条件を調べにきた方は、かなり用心深いほう。ここまで読む人は、正直そう多くありません。
私も昔、契約書面をもらう前に振り込んでしまったことがあります。あとから条件を聞いたら「規約に書いてあります」の一点張り。
その規約がどこにあるのか、最後まで教えてもらえませんでした。だから今は、書面をもらうまで財布を出しません!
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので。
私が渡せるのは、インスタで月30万円が確実に入る手順ではありません。
申し込む前にそろえておく書類と質問なら、講座の種類を問わず具体的に挙げられます。
「60万円近い金額を案内されて迷っている」
「もう払ってしまって、やめられるのか知りたい」
広告を見ただけの方も、契約を済ませた方も同じ。じゅん以外の講座で迷っている場合も、遠慮なくLINEしてください。
放っておくと、使える制度の期限だけが過ぎていきます。契約が絡む話ほど、動くのは早いほうが得なので。
下のボタンから、思っていることをそのまま送ってください!

読み込み中...