豊田 豊田

副業ホットラインの豊田です。

今回のお題は「Silber Markt GPT」。1日で数千万円が稼げるとうたう暗号通貨のサービスですが、その金額は本当に出るのでしょうか。

Silber Markt GPTはYahoo!の広告から案内される投資システムですが、

Silber Markt GPTへの登録はオススメしません。

広告のページを最後まで読んだ結果をお伝えするので、安全な副業選びの参考になれば幸いです。

豊田 豊田

私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。

副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。

「この副業に興味があった」「すでに登録してしまった」ということがあれば、私から対処法やアドバイスをお伝えできます。

正しいネットビジネスの稼ぎ方もお教えできるので、気軽に声かけてくださいね。

Silber Markt GPTは詐欺?暗号通貨システムの結論

Silber Markt GPTは詐欺の疑いが強く、登録はオススメしません。あなたのお金が増える見込みより、電話番号が相手に渡ることのほうが確実だからです。

広告のいちばん上に出ているのが、この一文でした。

世界で最もスマートな暗号通貨ソフトウェアで1日1,000万円から2,300万円を稼ぐ、2025年のForex Awardsで選ばれた最高の革新的な投資プラットフォームと書かれたSilber Markt GPTの広告。番号付きの赤枠と注釈が焼き込まれている

1日で1,000万円。誰でも同じ結果になるわけじゃないので注意してください。

豊田 豊田

1日でこの額が動くなら、日本中の会社が明日から全部これをやっていますよね。

すでに登録してしまったり、読みながら不安になったら、いつでもLINEから聞いてください。

Silber Markt GPTとは?量子コンピューターをうたう自動売買

Silber Markt GPTが提供しているのは、量子コンピューターが暗号通貨を自動で売買するとうたったサービスです。

広告の中ほどに、その仕組みの説明が置かれていました。

Silber Markt GPTは98.7%の精度で動作する世界初の量子コンピューティングマシンです、世界中のユーザーが苦労して稼いだ資産を2倍3倍4倍に増やしていますと書かれたSilber Markt GPTの広告ページ

98.7%の精度で動く世界初の量子コンピューティングマシン、と書いてあります。

その少し先には、もっと踏み込んだ一文がありました。

Silber Markt GPTが間違いを犯す可能性はほとんどありません。これは、あなたの投資が決して損をしないことを意味し

Silber Markt GPTの広告ページより

損をしない、と言い切っています。

投資で元本が保証されることはありません。にもかかわらず、この一文は損の可能性そのものを打ち消しています。

98.7%という数字も、そのまま受け取れないんですよ。仮に本当だとして、1日1,000万円が出る取引を回すには、それ以上の元手が要ります。

ところがこのページが求めている最低入金額は、後ろのほうに小さく書かれた金額だけ。入れる額と出るという額が、桁として噛み合っていません。

豊田 豊田

損をしないと言い切った時点で、もう投資の説明ではありませんよ。

Silber Markt GPTが載せている石破茂と孫正義のコメント

広告には、実在の人物2人のコメントが顔写真つきで並んでいます。

カウンセラーとしてSilber Markt GPTは投資家から幅広い支持を得ておりその中には最高の科学者、起業家、エンジニアが含まれていますと書かれ、石破茂氏の顔写真が掲載されているSilber Markt GPTの広告ページ

衆議院議員の石破茂氏と、ソフトバンクの孫正義氏。名前と肩書きが添えられています。

孫正義氏の顔写真とともに、私はもう何年もこのプラットフォームを使っている、私の意見ではこれは日本のすべての人のためになるものだというコメントが掲載されているSilber Markt GPTの広告ページ

この2人が本当にこう発言したという裏づけは、どこにもありません。

日本の政治家や経営者が、名前も知られていない海外のサービスを名指しで推す。まず起きないことです。

お二方とも、この広告とは無関係でしょう。

名前と顔だけを持ってこられた側です。

豊田 豊田

知っている顔が出てくると、それだけで信じてしまうんですよね。

Silber Markt GPTの広告に残っていた韓国語

日本語のページなのに、見出しや本文の一部が韓国語のまま残っています。

ページの後半にある大きな見出しが、これでした。

日本語の説明文の上に、韓国語で決定を意味する結定という見出しが大きく表示されているSilber Markt GPTの広告ページ。赤枠と注釈が焼き込まれている

「결정」は韓国語で「決定」という意味の単語です。

同じように、登録の手順の4番目には「선택」(選択)が残っていました。フォームを送ったあとに出る文章も韓国語です。

書き出すと、次の4か所になります。

出てくる場所残っていた韓国語意味
フォーム送信後귀하의 요청이 제출되었습니다お客様のご依頼を受け付けました
フォーム送信後48시간 이내에 검토하겠습니다48時間以内に確認します
後半の見出し결정決定
手順の4番目선택選択

この広告は、韓国向けに作られたものを日本語に置き換えた作りものです。

置き換え切れなかった単語が、そのまま画面に残りました。

日本の会社が日本人向けに作ったなら、韓国語が混ざる理由はありません。テンプレートを国ごとに配って、文字だけ入れ替えて回している。そう考えると全部つながります。

そして入れ替えを担当した人は、日本語が読めなかったのでしょう。読めていれば、大きな見出しに残った韓国語に気づいたはずですから。

豊田 豊田

日本人のために作られたページなら、こうはなりませんよね。

Silber Markt GPTのURLはマッサージの記事のまま

もうひとつ、同じ痕跡がアドレスにも残っていました。

このページのアドレスには understanding-the-benefits-of-regular-massage-for-mental-health という文字列が入っています。

日本語にすると「心の健康のために定期的なマッサージを受ける利点について」。

投資の話はどこにもありません。

マッサージの記事があった場所に、投資の広告を上書きしています。

ドメインも同じで、hatherdown.com という名前に暗号通貨の要素はありません。もともと別の目的で使われていたページが、そのまま流用されている形です。

こういう作りだと、広告が消されても別の場所へ移して同じものを出せます。名前とアドレスを替えれば、明日また別の顔で現れるということ。

Silber Markt GPTが貼っている世界銀行の証明書

安全性の根拠として貼られている世界銀行の証明書は、別のサービスの名前あてになっています。

「なぜ警戒しないのか?」という見出しの下に、証明書の画像が置かれていました。

なぜ警戒しないのかという見出しの下に、WORLD BANK GROUPのCertificate of Appreciationと書かれた証明書が貼られているSilber Markt GPTの広告ページ。宛名の部分に赤枠と注釈が焼き込まれている

宛名の欄をよく見てください。Immediate Luminary と書いてあります。

Silber Markt GPTではありません。まったく別の名前です。

証明書に書かれている内容
発行元の表示WORLD BANK GROUP
宛名Immediate Luminary
名目2024年の調査への貢献に対する感謝
このページの名前Silber Markt GPT

他の名前あての紙を、自分の安全性の証明として貼っている。証明書の使い回しです。

本文にも「すべての取引は、世界銀行を通じて保証および処理されます」と書かれています。世界銀行が個人の暗号通貨取引を保証することはありません。

金融の相談窓口や注意喚起は金融庁の利用者の皆様へにまとまっています。

豊田 豊田

名前が違う紙を貼るくらいなら、貼らないほうがましですよ。

Silber Markt GPTが並べている国連とPayPalのロゴ

申し込みフォームのすぐ上に、国連とPayPalのロゴが並べて貼られています。

フォームへ進む手前で目に入るのが、この帯でした。

United NationsとPayPalのロゴが横に並べて貼られ、その下に名、姓、メールアドレス、国番号プラス81つきの電話番号を入れる申し込みフォームと今すぐ始めるボタンが置かれているSilber Markt GPTの広告ページ

見ての通り、有名な組織のロゴが提携先のように並んでいます。

貼られているロゴ実際の関係
United Nations(国連)提携を示す記載も裏づけもなし
PayPal同上
WORLD BANK GROUP(証明書)宛名が別サービス

ロゴを貼ること自体は、提携している証明になりません。

本文には「国連の専門家がSilber Markt GPTの助けを借りて2027年までに30%の経済成長を約束している」とも書かれていました。

豊田 豊田

国連が特定の投資サービスの成績を約束する、という話は聞いたことがありません。

ロゴの帯はページの下のほうにも繰り返し出てきます。

サイトに移動と書かれた赤いボタンの下に、United NationsとPayPalのロゴの帯が再び置かれているSilber Markt GPTの広告ページ

同じ帯を何度も見せて、安心してもらう作り。提携の中身は、どこにも書かれていません。

Silber Markt GPTに並ぶ利用者20人の残高

利用者として並んでいる20人の残高には、同じ数字がそのまま2回出てきます。

広告の上部には、日本人の名前と金額がずらりと流れています。

佐藤博の貢献だ122,699円、現在の残高1,207,972円などと日本人の名前と金額が並んでいるSilber Markt GPTの広告ページ

20人ぶんの金額を書き出して並べたところ、重なりが見つかりました。

名前現在の残高
佐藤 博1,207,972 ¥
渡辺 美里1,207,972 ¥
坂本 陽子798,674 ¥
山川 崇798,674 ¥

別々の人の残高が、1円まで同じです。

実際に運用した結果なら、こうはなりません。数字を作って並べたときに起きることです。

もうひとつ、金額の比率も見てください。掲載されている20人の入金額はおおむね4万円から13万円。残高は数十万円から130万円台に収まっています。

1日で1,000万円から2,300万円という広告の見出しに、届いている人が1人もいません。

自分たちが載せた利用者の数字が、自分たちの謳い文句を否定している形でしょう。

さらに「貢献だ」という日本語も気になります。入金という意味で使われていますが、日本語としては通じません。機械にかけたまま直していない文章です。

豊田 豊田

名前も金額も、画面を埋めるために置かれた文字ということでしょう。

Silber Markt GPTの登録後は電話が来る

登録すると、担当者からあなたの携帯電話に電話が来ると書かれています。

広告の下のほうに、5つの手順が並んでいました。

登録確認としてプラットフォームの担当者があなたの携帯電話番号に電話するのを待ちますと書かれ、貢献だとして最低預金額はわずか36,500円と書かれているSilber Markt GPTの広告ページ。番号付きの赤枠と注釈が焼き込まれている

2番目が電話、3番目が入金です。

手順書かれている内容
1フォームのすべてのフィールドを記入
2担当者があなたの携帯電話番号に電話するのを待つ
3最低預金額はわずか36,500 ¥
4推奨されるオファーを選ぶ
5数時間以内に出金

フォームに入れた電話番号が、そのまま勧誘の窓口になります。

何を買うのか、どの会社と契約するのかは、電話が来るまで分かりません。

相手の名前を知らないまま、あなたの番号だけが先に渡ります。

Silber Markt GPTの最低預金額と出金の説明

3番目に出ている36,500円が、広告に書かれた唯一の具体的な金額です。

5番目には「数時間以内に出金!午後にはもう最初の利益を得ることができます」とあります。

朝に入金して、午後には利益が出て、そのまま引き出せる。そんな順番で進む投資はありません。

暗号通貨は値動きが読めないから、上がることも下がることもあります。数時間で必ず利益が出るなら、それはもう投資ではなく別の何かでしょう。

しかも「数時間以内に出金」と書いてあるのに、どこの口座へ、どんな手続きで戻るのかは一行も説明がありません。

入れる話は具体的で、返す話だけがふわっとしている。

お金をかけて投資を学ぶこと自体は、悪いことではないでしょう。問題は、払う先の相手も、戻る筋道も分からないまま番号を渡す形になっているほうです。

そして、この36,500円がどこの口座へ行くのかは書かれていません。運営会社の名前も、日本の連絡先も、特定商取引法に基づく表記も見当たりませんでした。

通信販売で表示しなければいけない項目は消費者庁の特定商取引法ガイドにまとまっています。

もう電話番号を送ってしまった方も、まだ手前で止まっている方も、いまどうなっているか送ってください。

Silber Markt GPTの口コミと評判を探した結果

Silber Markt GPTを実際に使った人の声は、1件も見つかりませんでした。

サービス名で検索しても、出てくるのは英語の銀相場のページばかりです。日本語で書かれた利用者の報告は確認できません。

広告の冒頭に戻ると、掲げられている金額はこうでした。

世界で最もスマートな暗号通貨ソフトウェアで1日1,000万円から2,300万円を稼ぐと書かれ、その下に名、姓、メールアドレスの入力欄が並んでいるSilber Markt GPTの広告ページ

この金額を実際に受け取ったという報告が、ひとつも見つからないわけです。

良い評判を探しましたが、1件も見つかりませんでした。悪い評判も同じく出てきません。

判断の材料が外に無いので、広告に載っている数字だけが頼りになります。ところが、その数字が壊れていました。

Silber Markt GPTが出している本日の統計

広告の中ほどに「本日の統計」という欄があります。

表示されているラベル数字
登録ユーザー1人当たりの平均売上高41,850 ¥ / ¥ 70
Silber Markt GPTの登録数127
平均収益成長3倍
残りの無料登録12

1つ目のラベルに、41,850円と70円という2つの数字がぶら下がっています。どちらが平均売上高なのか分かりません。

登録数127という数字も気になります。1日1,000万円が稼げるサービスに、127人しかいない計算になるからです。

「残りの無料登録: 12」という欄もありました。枠が残り12という意味でしょうが、この数字はページを開き直しても変わりません。

減っていく残り枠は、急がせるための飾りです。

平均収益成長「3倍」も同じで、いつからいつまでの3倍なのかが書かれていません。数字の形をしているだけで、確かめようがないんですよ。

こうして並べると、この広告に出てくる数字は3種類に分かれます。確かめられる数字、確かめようのない数字、そして矛盾している数字です。

数字の種類
確かめられる最低預金額36,500円・登録数127
確かめようがない精度98.7%・平均収益成長3倍・残り枠12
矛盾している1日1,000万円と、利用者の残高130万円台

私のLINEにも、量子やAIをうたう自動売買に登録して、電話が来るようになったという相談が届いています。

最初の電話は説明だけで、金額の話は2回目からだったそうです。断りにくくなってから本題に入る、という順番でしょう。

そのうちの一人は、入金の前に断ったものの、そのあとも別の番号から連絡が続いたと話していました。

Silber Markt GPTの運営会社と広告の出どころ

Silber Markt GPTには、運営会社の名前も所在地も連絡先も書かれていません。

ページの下まで見ても、あるのは「© Silber Markt GPT」という表示だけです。

確認しようとした項目書かれていた内容
運営会社名記載なし
所在地記載なし
電話番号記載なし
特定商取引法の表記ページ自体が無い
表示されているもの© Silber Markt GPT の1行のみ

会社名がないので、国税庁 法人番号公表サイトで登記を照らし合わせることもできません。

代わりに置かれているのが、さきほどのロゴの帯でした。

United NationsとPayPalのロゴが並び、その下に申し込みフォームが置かれているSilber Markt GPTの広告ページ

自分の名前は出さず、他人のロゴだけを見せる。順番が逆でしょう。

金融庁が公表している無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についても確認しました。この名前は載っていません。

ただし載っていないことは、安全であることの証明にはならないんですよ。公表されるのは、警告を出した後になるからです。

Silber Markt GPTの広告が使っている貧困の話

このサービスには、もうひとつ特徴があります。

広告の後半が、日本の貧困率や自殺者数の話で埋まっているのです。8人に1人が貧困ライン以下、経済的な問題による自殺が増えている、といった内容が続きました。

そのうえで、こう結ばれています。

日本では、国連の専門家がSilber Markt GPTの助けを借りて2027年までに30%の経済成長を約束している。

Silber Markt GPTの広告ページより

国連が特定のサービスの名前を出して経済成長を約束することはありません。

お金に困っている人の不安を先に大きくしてから、自分たちを解決策として置く。読む順番そのものが設計されています。

こうした手口については警察庁のサイバー警察局でも注意喚起が出ています。

豊田 豊田

急いでいるときほど、こういう話は入ってきてしまうものです。

Silber Markt GPTはオススメしません|まとめ

Silber Markt GPTの広告を最後まで確かめた結果、登録はオススメしません。

理由を並べると、次のようになります。

  • 日本語のページに韓国語が4か所残っている
  • 世界銀行の証明書は別のサービス名あて
  • 利用者20人のうち2組の残高が1円まで同じ
  • 石破茂氏と孫正義氏のコメントに裏づけがない
  • 運営会社も連絡先もどこにも書かれていない

いちばん大きいのが1つ目です。もう一度、その画面を貼ります。

日本語の説明文の上に、韓国語で決定を意味する結定という見出しが大きく表示されているSilber Markt GPTの広告ページ。赤枠と注釈が焼き込まれている

このページは、日本人のために作られたものではありません。

韓国向けのものを日本語に貼り替えて、貼り替え切れなかった単語が残っている。それだけの作りものです。

だから次にやることは1つ。電話番号を入れないでください。入れる前なら、あなたはまだ何も渡していません。

もう入れてしまった方は、そこで手を止めて、いまどうなっているか教えてください。

私も昔、同じところで判断を間違えました。情報商材を次々に買っては失敗して、借金が1,000万円を超えた時期があります。

あのとき効いたのは、決める前に一度、人に話すことでした。相手が詳しくなくても構いません。声に出すと、急かされている自分に気づけます。

「広告のフォームに名前と番号を入れた」

「担当者から電話が来ている」

「入金の案内まで進んでしまった」

どこで止まっていても構いません。その一言を、私に話してもらえませんか。

Silber Markt GPT以外の副業でも大丈夫です。名前をひとつ送ってくれれば、こちらで開いて中まで見たうえでお返事しますね!

広告を最後まで読んで中身を確かめるところは、私がやっています。有名人の顔が出ていても、貼ってある紙の宛名までは普通は見ませんから。

自分の資金で回して、いまも続けられているもののほうなら、包み隠さずお話しできますよ!

いま困っていない方も、どうぞ気軽に。登録だけしておいてもらえたら、私が中まで確かめた副業の話がそのまま届きます。

豊田 豊田

同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!

うまく書けていなくても大丈夫。もらったメッセージには、その日のうちに目を通して返しますね。