副業ホットラインの豊田です。
今回のお題は「Zmokrulven」。AIにおまかせで、本当に口座が増えるのでしょうか。
Zmokrulvenはニュース記事に見せかけた広告から案内される取引サイトです。
Zmokrulvenへの入金はオススメしません。
安全な副業選びの参考になれば幸いです。広告に書いてある話と、公式サイトの記載を、順番に突き合わせてみました。
豊田 私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。
副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。
「この副業に興味があった」「すでに登録してしまった」ということがあれば、私から対処法やアドバイスをお伝えできます。
正しいネットビジネスの稼ぎ方もお教えできるので、気軽に声かけてくださいね。
Zmokrulvenは詐欺?AI取引サイトの結論
Zmokrulvenへの入金はオススメしません。稼げたという記録がひとつも出てこないうえ、損をしたときに請求する相手の名前もサイトに載っていないからです。
案内してくる広告は「MUFG、極秘投資プラットフォームを漏洩した代表取締役を解任」というニュース記事の形をしています。

MUFGが解任した人の告発でAI投資が世に出た、という筋書きでしょう。誰でも同じ結果になるわけじゃないので注意してください。
豊田 この話、報道されたのを見た方はいますか。
実際に登録検証した結果から、詳しい内容や料金についてまで解説していきます。
すでに登録してしまったり、読みながら何か不安があれば、いつでもLINEから聞いてください。
Zmokrulvenとは?AIが自動で売買するという取引サイト
Zmokrulvenは、AIが24時間ずっと売買してくれるという触れ込みの取引サイトです。
公式サイトの一番上に出ているのが「Zmokrulven ー 日本の公式取引プラットフォーム」という見出し。

「日本のトレーダーは、この公式プラットフォームを完全自動の実行エンジンとして信頼しています」と続きます。
| 項目 | 確認できた中身 |
|---|---|
| サービス名 | Zmokrulven |
| うたっている中身 | AIによる自動売買 |
| 案内の経路 | ニュース記事の形をした広告 |
| 登録に必要なもの | 名前・メール・電話番号 |
| 運営会社 | 記載なし |
豊田 運営会社の欄が空白のまま、というのが最初の引っかかりでした。
日本向け、という言葉にも続きがあります。
Zmokrulvenは日本専用と書いてあるが26の言語版がある
「日本のユーザー向けに特化した」と書いてある同じサイトの内部を調べると、言語を切り替えるリンクが並んでいました。
日本語のほかに、英語・ドイツ語・フランス語・韓国語など、全部で26の国と言語のページが用意されています。

星の評価が4つ並んでいますが、どれも画像と文字だけ。実際のレビューページへのリンクはありません。
日本専用と名乗りながら、同じ作りのページが26か国ぶん動いている。日本向けに作られたものではないでしょう。
では、その広告はどこから来るのか。
Zmokrulvenの広告はNHKと読売新聞のニュースを装っている
Zmokrulvenの広告は、NHKと読売新聞のニュースサイトをそっくり真似た偽の記事です。
もうひとつの広告の見出しが「あなたは数百万人の人々に嘘をついている:報道ステーションの専門家が生放送で日本銀行総裁を論破」。

日本銀行の総裁と、元NHKキャスターのジャーナリストが生放送で言い合った、という設定でしょう。
その番組の書き起こしとして載っている画像には、テレビ朝日の番組名と、読売新聞オンラインのロゴが同時に写っています。

NHK・テレビ朝日・読売新聞という3社が、1本の記事の中で混ざっています。ページの一番下の著作権表示は読売新聞。
豊田 3社の名前をまとめて借りている時点で、報道ではありません!
登場する人たちについても、ひとつはっきりさせておきましょう。
Zmokrulvenの広告に出ている人と会社はすべて無関係
広告に名前と写真が使われているのは、いずれも実在する方々です。
| 広告での扱い | 実際 |
|---|---|
| MUFGを解任された代表取締役 | 三菱UFJ銀行の頭取。解任の事実は公表されていない |
| 日本銀行総裁 | 現職。番組での論争は確認できない |
| 元NHKキャスターのジャーナリスト | 実在。Zmokrulvenへの言及は確認できない |
本人も、勤務先も、この広告とは無関係と考えるのが自然です。名前と写真を無断で使われた側であって、責められる立場ではありません。
放送局や新聞社についても同じ。ページを作った側が、勝手に見た目を真似ています。
Zmokrulvenの広告に2025年に亡くなった方のコメントが載っている
さらに決定的な点がひとつ。広告には専門家のコメントとして、経済アナリストの写真と名前が載っていました。

コメントの中身は2026年の放送についての感想。
ところが、この方が亡くなられたのは2025年1月。2026年の番組に感想を述べることはできません。
肩書きも実際とは違うものが書かれていました。この一点だけで、記事全体が作り物だと分かります。
Zmokrulvenの広告に別サービスの名前が残っている
もうひとつ、作った側のミスが残っていました。
インタビューの途中で、聞き手が「Immediateにはどんな新しさがありますか?」と質問しています。

Zmokrulvenの記事なのに、まったく別の名前が1か所だけ残っています。もう一方の広告にも「クラチェーン AI」という別の名前が2か所。
同じ雛形の名前だけを差し替えて使い回した跡でしょう。読者向けに書き下ろした記事なら、こうはなりません。
豊田 差し替え忘れが残っているのが、何よりの証拠ですね。
では、いくら払うことになるのか。
Zmokrulvenの初期費用は広告ごとに31,000円と40,000円で違う
Zmokrulvenを始めるのに必要な金額は、見る広告によって31,000円と40,000円に食い違います。
半沢氏を名乗る記事のほうには、「初期費用はわずか31000 JPYから」と書いてありました。

「24時間以内に元本を回収できるケースもあります」とも書かれています。
一方、報道ステーションを装った記事では、必要な額が最低40,000円。

| 見た広告 | 最初に必要な額 | 書かれている稼ぎ |
|---|---|---|
| 半沢氏を名乗る記事 | 31,000円 | 月に最低でも280万円 |
| 報道ステーションを装った記事 | 40,000円 | 月々52万5,000円〜122万5,000円 |
同じサービスなのに、入り用の額も、稼げる額も一致しません。どちらかが正しいのではなく、どちらも根拠が示されていないと見るのが自然でしょう。
そのうえで、7日間で残高が増えていく体験談も載っています。

1日目に3万1,000円、7日目に85万5,000円。1週間で27倍という計算です。
豊田 1週間で27倍が本当なら、1か月で家が建ちますよ。
金融庁は無登録で金融商品取引業を行う者の名称を公表しています。日本で投資を扱う業者は免許・登録を受けた業者の一覧に載りますが、Zmokrulvenの名前は見当たりませんでした。
Zmokrulvenに登録すると担当者から電話がかかってくる
Zmokrulvenの登録を終えると、24時間のカウントダウンが始まり、担当者からの電話を待つよう指示されます。
フォームを送信した直後に出てくるのが、「マネージャーからの電話に出てください」という画面。

残り時間が秒単位で減っていきます。電話に出ないと権利がなくなる、という急かし方!
広告側にも、同じ流れが手順として並んでいました。

| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | 広告のリンクから登録ページを開く |
| 2 | 名前・メール・電話番号を入力する |
| 3 | 担当者からの折り返し電話を待つ |
| 4 | 最低4万円を入金する |
| 5 | システムが自動で稼働を始める |
お金の話は電話が来てから。文字で残る場所には、そこから先が書かれていません。
豊田 金額の交渉が電話に移った時点で、記録が残らなくなりますよ。
登録のフォームも見ておきましょう。
Zmokrulvenのフォームは枠の数字が最初から壊れている
広告ページのフォームには、残り枠を示す赤い帯が付いています。

書いてあるのは「315 利用可能なもののうち 800 場所は既に割り当てられています」。315のうち800が埋まる、という数え方は成り立ちません。
期限のほうも同じで、表示は「登録期限:02.09.2026 まで受付中」。

私が開いた日と同じ日付でした。翌日に開けば、翌日の日付に変わります。
ちなみに、朝に保存したこの広告のURLを昼にもう一度開くと、404が返ってきました。後から見返そうとしても、同じページには戻れません。
Zmokrulvenの広告ページは数時間で開けなくなる
もうひとつ、あとから確かめようとした人が困る点があります。
私が朝に保存したこの広告のURLを、同じ日の昼にもう一度開いたところ、返ってきたのは404の表示でした。
家族に相談してから見返そうとしても、同じページには戻れません。手元に残るのは、電話をかけてくる相手の番号だけ。
広告を見た瞬間に決めさせる作りでしょう。だからこそ、電話に出る前に一度手を止めてほしいと思っています。
Zmokrulvenの利用者数は見る場所ごとに数字が変わる
Zmokrulvenが公表している利用者の数は、ページを移るたびに桁が変わります。
会社概要のページに書いてあるのは「56,300人以上のトレーダーが250以上の国々から毎日ログインしている」。

トップページの表示は「19K+の確認済みアカウント」。装った広告のほうは「600万人の日本人が登録」。
| 見た場所 | 利用者の数 |
|---|---|
| 公式サイトのトップ | 19,000以上の確認済みアカウント |
| 公式サイトの会社概要 | 56,300人以上(250以上の国から) |
| 報道ステーションを装った広告 | 600万人の日本人が登録 |
600万人といえば、日本人のおよそ20人に1人。その規模が事実なら、電話で1人ずつ勧誘する必要はありません。
資金の安全についても、同じページに数字が出ています。

「約112億円の保険」。どの保険会社と契約しているのか、証書はどこにあるのか。書いてあるのは金額だけです。
豊田 保険の相手先が書いていない保険は、確かめようがありませんよね。
契約の中身にも進みましょう。
Zmokrulvenの利用規約は英語でアメリカ向けのまま
Zmokrulvenの利用規約は、日本語を選んでも英語で表示され、しかもアメリカの利用者向けに書かれています。
日本語のページから利用規約を開くと、英語の見出しが出てきます。
書いてあるのは「Terms of Service for the United States」。アメリカの利用者向けの規約です。

本文も全部英語。日本語の説明は1行もなし。
条文の中にも「Traders in the United States should verify local financial regulations」という一文。

アメリカのトレーダーは各自で規制を確認してください、という内容。日本の利用者は想定されていません。
| 規約に書かれているもの | 規約に書かれていないもの |
|---|---|
| 運営者の裁量でアクセスを止められること | 運営している会社の名前 |
| 第三者のサービスに責任を負わないこと | 会社の所在地 |
| 利用者が全責任を負うこと | 準拠する法律と裁判の場所 |
会社名も、住所も、どこの法律で争うのかも書かれていません。払ったお金を請求する相手が、契約書に存在しないという話でしょう。
消費者庁もインターネット消費者トラブルのページで、海外の事業者との取引は解決が難しくなると注意を出しています。
「もう入金してしまった」という方は、カード払いなら支払いを止められる場合があります。今の状況を一言だけ送ってもらえれば、そこから一緒に考えられますよ。
Zmokrulvenの口コミ・評判で見つかった声
Zmokrulvenを使って稼げたという声は、公式サイトの外では1件も見つかりませんでした。
まず良い評判のほうから。公式サイトには、利用者の声が顔写真つきで並んでいます。
東京の田中太郎さん、大阪の佐藤美咲さん。総収益の欄は€26,036/€33,671という表示。

日本の利用者の話なのに、金額の単位がユーロ。日本語のページでユーロ建ての収益を出す理由が見当たりません。
名前のほうも、田中太郎と佐藤美咲。書類の記入例に出てくるような並びです。
日本語で「Zmokrulven」「ズモクルヴェン」と検索しても、実際に入金した人の書き込みは出てきませんでした。検証サイトも1件もなし。広告の量に対して、利用者の声だけがゼロのまま。
私のLINEには「メールで届いたニュース記事から登録したら、知らない番号から何度も電話が来る」という相談が届いています。入金前の段階で不安になった方でした。
ひとつ公平に添えておくと、海外に本社がある取引サービスそのものが悪いわけではありません。日本で登録を受けて、まっとうに運営している会社もあります。
分かれ目は、その会社の名前と住所が書いてあるかどうか。Zmokrulvenの場合、そこが空白のまま電話番号だけを求めてきます。
もうひとつ、レビューの日付にも触れておきます。田中太郎さんの投稿日は2026年8月28日、佐藤美咲さんは8月23日。私が見た日から数日以内にそろっていました。
警察庁もSNS型投資詐欺の手口を公開していて、著名人の名前や写真を使う例を挙げています。
豊田 広告はこれだけ出ているのに、使った人の話だけが出てこないのですね。
最後に、お金を渡す相手を確かめます。
Zmokrulvenの運営会社は会社概要にも規約にも書かれていない
Zmokrulvenの会社概要には20か所のオフィス住所が並びますが、運営している法人の名前がどこにもありません。
会社概要のページには、サンフランシスコからストックホルムまで20の都市の住所と電話番号が載っています。日本の欄に書いてあったのは、名古屋市中区錦のローマ字表記の住所でした。

日本のオフィスなのに、住所はローマ字のまま。郵便番号も「460-2」で途中までしか書かれていません。
会社の名前、法人番号、代表者の名前。特定商取引法(ネット販売のルール)で必要になる表記も、ひとつも見当たりませんでした。
| 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|
| サイトが26言語で動いていること | 運営している法人の名前 |
| 20か所のオフィス住所と電話番号 | そのオフィスが実在するかどうか |
| 入金は最低31,000円から40,000円 | 出金できた人の記録 |
ページの最下部には、免責として気になる一文が置かれています。

「調査によると、約70%の投資家が損失を経験しています」。上で1週間27倍と書いておいて、下でこれ。
この一文があるおかげで、あとから「損をした」と伝えても、書いてありましたと返せます。運営にとっては保険。読者にとっては、読み飛ばすと効いてくる一行でしょう。
さらに「個人情報を提供することにより、第三者の取引サービスプロバイダーと共有されることに同意する」とも書いてあります。入力した電話番号は、別の会社にも渡ります。
豊田 番号を渡す前に、この一文だけは読んでおいてください!
ここまで確かめたことを、最後に並べておきましょう。
Zmokrulvenはオススメしません|まとめ
Zmokrulvenは、入金をやめておきましょう。
確認できたのは、次の4点です。
- 案内してくる広告はNHK・テレビ朝日・読売新聞をまねた偽の記事で、登場する人物は無関係
- 2025年に亡くなった方のコメントが、2026年の放送の感想として載っている
- 必要な額は広告ごとに31,000円と40,000円で食い違い、利用者数も桁が変わる
- 利用規約はアメリカ向けの英語のままで、運営会社の名前がどこにもない

ニュース記事のように見えた広告を、名前で検索してから決めようと思ったのなら、その動き方は正しいです。テレビ局のロゴと知っている顔が並んでいると、疑うほうが難しいですからね。
私も昔、新聞社の名前が入ったページから投資の話に入ったことがあります。当時は40歳を過ぎたばかりで、子どもの進学費用が頭から離れなかった時期。
電話に出て、担当者を名乗る人と30分ほど話しました。踏みとどまれたのは、その人が「振込先の会社名は口頭でお伝えします」と言ったから。書面に残せない会社に、お金は送れません。
いま同じ場面に立っている方には、そこだけ確かめてほしいと思っています。
「ニュース記事だと思って、フォームに番号まで入れてしまった」
「担当者を名乗る人から電話が来ている」
「もう振り込んだあとで、出金ができない」
どの段階でも歓迎ですよ。Zmokrulven以外の話でも大丈夫。気になっているサイトの名前をひとつ挙げてください。私が中まで確かめたうえで、そのままお返事しますね。
有名人の顔とテレビ局のロゴを借りた広告は、名前を変えて次々に出てきます。画面の見た目だけで本物と偽物をより分けるのは、もう無理があるでしょう。
自分の口座で試して、入金まで確認が取れているものについては、遠慮なく共有しますよ!
始める予定がまだ無い方も歓迎します。友だちにさえ入れておけば、私が中身まで開いたサイトの話が、そのうち届きますからね。
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!
ひとことで結構ですよ。読み次第、私のほうから返しますね!

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