豊田 副業ホットラインの豊田です。
今回のお題は「POINT ZERO」。勝てる1秒を可視化するとうたうFXのシステムですが、それで利益は残るのでしょうか。
POINT ZEROはLINEの広告から誘われるスキャルピングのシステムですが、
POINT ZEROへの登録はオススメできません。
無料の期限が切れたあとに何が待っているのか、そこまで見えた分をお伝えするので、安全な副業選びの参考になれば幸いです。
豊田 私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。
副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。
「この副業に興味があった」「すでに登録してしまった」ということがあれば、私から対処法やアドバイスをお伝えできます。
正しいネットビジネスの稼ぎ方もお教えできるので、気軽に声かけてくださいね。
青山透のPOINT ZEROは詐欺?FXシステムの結論
POINT ZEROへの登録はオススメできません。無料の期間が終わったあとの値段が書かれておらず、払う金額に見合う利益が出るのかを先に判断できないからです。
広告のいちばん上に出ているのは「本気で稼ぎたい方だけご覧ください」という一文でした。

呼びかけているのは、いま焦っている人。誰でも同じ結果になるわけじゃないので注意してください。
豊田 本気の人だけ、と言われると自分のことだと思ってしまいますよね。
すでに友だち追加してしまったり、読みながら不安になったら、いつでもLINEから聞いてください。
POINT ZEROとは?青山透が公開するFXのシステム
POINT ZEROが提供しているのは、FXで買うタイミングを画面に知らせるという超短期売買向けのシステムです。
広告の説明はこうなっていました。

「相場を予測するためではなく」と、はっきり書いてあります。当てにいくものではない、ということ。
スキャルピングは数秒から数分で売り買いを終える手法のこと。回数が多いぶん、1回あたりの手数料が効いてきます。
豊田 1回の利益が小さい手法ほど、コストで削られますよ。
POINT ZEROの勝率78.6%はどこの数字か
広告の中には、システムの画面が写った画像が置かれています。

並んでいる数字は、次の4つでした。
| 表示 | 数字 |
|---|---|
| 勝てる1秒の精度 | 87% |
| 勝率 | 78.6% |
| 平均獲得 | +12.4pips |
| プロフィットファクター | 2.35 |
見た目は立派でしょう。ただ、これはシステムの画面そのものであって、口座の取引明細ではありません。
いつからいつまでの成績なのか、何回売買した結果なのか、資金はいくらだったのか。数字の土台になる条件が、ひとつも書かれていません。
同じ画面はスマホ版にも出ていて、どちらも表示は同じ。作った画像である見込みが高いでしょう。
POINT ZEROの勝率78.6%とPF2.35を突き合わせる
画面に並んだ3つの数字は、まとめて計算すると別の顔を見せます。勝率78.6%、平均獲得12.4pips、PF2.35。
100回売買したと仮定してみましょう。勝ちは78.6回で、利益は12.4pipsをかけて974pips。
PFは総利益を総損失で割った数字なので、総損失は974を2.35で割って414pips。負けは21.4回ですから、1回あたり19.4pipsになります。
| 項目 | 100回あたりの計算 |
|---|---|
| 勝ち | 78.6回・合計974pips |
| 負け | 21.4回・合計414pips |
| 1回の平均利益 | 12.4pips |
| 1回の平均損失 | 19.4pips |
勝つときは12.4pips、負けるときは19.4pips。1回の負けが、勝ち1.5回分を消す計算です。
数字そのものは矛盾していません。ただ、勝率78.6%という表示だけを見て、10回中8回は増えると受け取ると話がずれます。
豊田 勝つ回数が多いことと、お金が増えることは別なんですよ。
さらに、スキャルピングは1回の値幅が小さい手法。ドル円のスプレッドが0.2銭なら、1回ごとにその分が引かれます。
100回で20pips。広告の数字は、この差し引きをする前のものと考えておくほうが安全でしょう。
では、その広告はどんな売り方をしているのでしょうか。
POINT ZEROの広告は9月6日までの無料公開
POINT ZEROは9月6日までを無料公開とし、その日を過ぎると有料になると小さく書いています。
バナーの下部に、期限と注記が並んでいました。

大きい文字は「9月6日まで 無料受付はこちら」。その下の小さい文字が「以降は有料での公開です」。
有料であること自体は普通のこと。学ぶのにお金がかかるのは当たり前でしょう。
無料の3日間で配られるのは、動画3本と3つの特典。有料になったあとに何が追加されるのかは書かれていません。
無料の中身と有料の中身が同じなのか、別物なのか。そこが分からないまま、期限だけが先に動きます。
引っかかるのは、その有料がいくらなのかを、無料の申し込みをする前に知る方法がないことです。
POINT ZEROの3大特典はLINE登録で配られる
無料公開の中身として並んでいるのが、3つの特典でした。

見出しは「月100万円を実現させるための必須アイテム」。かなり強い言い方でしょう。
特典の中身はこう説明されていました。
| 特典 | 名前 | 説明されている中身 |
|---|---|---|
| 特典1 | ZERO-プロトコル | 勝ち続けるための思考とルールの戦略書 |
| 特典2 | アンチゾーンシステム | 負けやすい相場を自動で回避するフィルター |
| 特典3 | PZ-ウォッチャー | 狙うべき瞬間をリアルタイムで通知する監視システム |
戦略書とフィルターと通知。3つとも、実際に売買するのはあなた自身。

「月100万円」という数字が出ているのに、それを何ロットで何回取れば届くのかは書いてありません。
平均獲得の12.4pipsで月100万円を作るなら、1万通貨の取引で1回1,240円。月に800回以上の勝ちが要る計算になります。
営業日を20日とすれば、1日40回。朝から晩まで画面の前にいる前提の数字でしょう。

特典の受け取り方はLINE登録で順次プレゼント。
「順次」という言い方が引っかかります。3つまとめて届くのではなく、日をまたいで小出しにされるという意味でしょう。
小出しにされているあいだ、こちらは待つだけ。その待ち時間のうちに、無料の期限のほうが先に来ます。
というわけで、実際に登録してみました。
POINT ZEROのLINEに登録すると何が届くのか
POINT ZEROのLINEに登録すると、動画3本の予告が届き、本編は9月6日20時からだと案内されます。
友だち追加した相手のアカウント名は、こうなっていました。

名前は「【秒速トレード】POINT ZERO」。所在国の欄はアメリカ合衆国でした。
登録した直後に届いたのは、青山透からの挨拶でした。

「【9月6日20時】より 順次3本の動画に分けて ご紹介させていただきます」。
届いた文面は、こんな書き出しでした。
初めまして 青山 透です。これから私が発見した誰もが『勝てる』瞬間 その瞬間に関しての話を 開発したシステムであり概念『POINT ZERO』に沿って お伝えしていきます。
POINT ZEROのLINEに届いたメッセージより
「発見した」「概念」と続きますが、何をどう発見したのかの説明はありません。
つまり登録した時点では、まだ何も渡されません。届くのは予告だけ。
友だち追加のあとに来たのは、この2通で終わり。特典の受け取り方も、動画のURLも、この時点では案内されませんでした。
豊田 特典を配ると言っておいて、当日まで待たされるんですよ。
動画3本のあとに何があるのか
3本の動画を順番に見せて、最後に商品を出す。この進め方は珍しいものではありません。
ただ、無料の期限が9月6日19時59分で、動画が始まるのが同じ日の20時です。無料で受け取れる期間が終わった直後から、案内が始まる並びになっています。
バナーとLINEに書かれていた日時を並べると、こうなりました。
| 書かれていた場所 | 日時 |
|---|---|
| バナーの上の注記 | 9月6日19時59分まで無料公開 |
| バナーの下の注記 | 9月6日19時59分まで無料特典配布 |
| LINEの初回メッセージ | 9月6日20時から動画3本 |
無料の受付が閉じる1分後に、動画が始まる並び。順番としては逆でしょう。
登録した人が中身を見終わるころには、無料の受付はとっくに閉じています。そこで値段を出されても、比べる相手はもういません。
豊田 中身を見てから決めさせない順番になっていますね。
金融商品の販売について、金融庁は無登録業者に関する注意を出しています。
では、その先の値段はどうなっているのでしょうか。
POINT ZEROの料金は無料公開のあとが書かれていない
POINT ZEROの値段は、広告にも特定商取引法の表記にも、どこにも書かれていません。
広告が説明しているのは、公開が今回限りだということだけでした。

「今回限りの限定オファーとなります」と赤い帯で強調されています。
急がせる言い方はあっても、金額は出てきません。特定商取引法の表記にも販売価格の欄そのものが無い。
| 確認した場所 | 価格の記載 |
|---|---|
| 広告ページ | なし |
| バナー | 「以降は有料」とだけ |
| LINEの初回メッセージ | なし |
| 特定商取引法に基づく表記 | 販売価格の欄が無い |
払う額が分からないと、元が取れるかどうかを自分で計算できません。
かりに30万円だとして、平均獲得が12.4pipsなら、1万通貨で1回あたり約1,240円。取り返すだけで240回以上、勝ちを積み上げる必要があります。
しかも勝率78.6%という数字は、条件の分からない画面の表示。そこを土台に計算しても意味はないでしょう。
FXのシステムは、月額のものなら数千円から、買い切りなら3万円前後で売られているものもあります。値段の幅がとても広い商品。
だからこそ、先に金額を見てから中身と釣り合うかを考えるのが順番でしょう。その順番を逆にさせる売り方が、この広告の形です。
豊田 値段が最後まで出てこない売り方が、いちばん困るんです!
POINT ZEROに限らず、いま気になっている副業の名前を送ってもらえれば、私が中を見て分かったことをお返しします。
POINT ZEROの評判・口コミで稼げた報告はあるか
POINT ZEROで稼げたという報告は、いまのところ1件も見つかりませんでした。
公開が9月6日からなので、使った人がまだいません。良い評判も悪い評判も、探して出てこないのが現状。
「POINT ZERO」という言葉自体は、海外のFX指標の名前としても使われています。検索してもそちらが先に出てくるので、この商材の評価はさらに見つけにくいでしょう。
同じ売り方をされたという声は、私のところにも届いています。
3本の動画を見終わったら、最後に30万円のシステムを案内されました。無料だと思って登録したので驚いています。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
有名人がすすめる「もうかる方法」については、国民生活センターが2026年9月1日に注意を出しました。

内容は国民生活センターの発表ページで公開されています。
発表では、著名人の名前や写真を使った広告から金融商品の勧誘につながる相談が増えていると説明されています。
POINT ZEROの広告に有名人は出てきません。ただ、「業界では数々の伝説的なシステムを作り上げてきた」という紹介の仕方は、権威を先に立てる点で同じでしょう。
判断材料が出そろっていない段階で、期限だけが迫ってくる。この順番には気をつけてください。
青山透とは?POINT ZEROの開発者を調査
青山透はトレードシステムを数多く作ってきたと紹介されていますが、確かめられる作品は1つも示されていません。
広告のプロフィール欄でいちばん大きい文字は「青山 透」、その下に「業界では数々の伝説的なシステムを作り上げてきた」と続きます。

伝説的、という言葉が使われています。肩書きとしてはかなり強いほうでしょう。
書かれているのは「思考はより深く」だが「行動はとにかくシンプルに」というモットーと、誰でも使えるところまで落とし込むのが得意だという説明。
経歴として確かめられる部分は、この時点でまだ出てきません。
ただ、その少し下に、自分でこう書いていました。

「彼名義で出したものはひとつもなく」。つまり作品をたどる方法が、こちら側にありません。
青山透の実績を確かめる手がかりが無い
名前で検索しても、POINT ZERO以外の情報は出てきません。過去のシステム名も、運用してきた金額も出てこない。
| 広告が主張していること | 確かめられるかどうか |
|---|---|
| 数々の伝説的なシステムを作った | 作品名が示されていない |
| 個人でもPOINT ZEROを使っている | 取引の記録が出ていない |
| 誰でも稼げなければ意味がない | 稼いだ人の報告が無い |
あなたに売買を教える人が、どこで何を稼いできたのか。そこが最後まで出てきません。
依頼を受けて作ったので名前を出せない、という説明は成り立つでしょう。守秘の話であれば、むしろ筋は通ります。
ただ、その説明を受け入れると、買う側には確かめる方法が何ひとつ残りません。信じるか信じないかの二択になります。
豊田 名前を出していないから確かめられない、では困りますよね。
会社のほうはどうでしょうか。
POINT ZEROの特定商取引法には電話番号がない
POINT ZEROの特定商取引法に基づく表記には、会社名と住所とメールアドレスしかありません。
実際の表記がこちらです。

載っていた項目を並べると、こうなります。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 会社名 | LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD. |
| 住所 | シンガポールのオーチャードロード |
| メールアドレス | info@trustads.jp |
| 注意書き | 利益や効果を保証したものではない |
責任者の名前も、電話番号も、販売価格も、返品の条件もありません。連絡手段はメールアドレス1つだけです。
通信販売の広告で表示すべき事項は消費者庁の特定商取引法ガイドにまとまっています。
連絡が取れる相手がどこにいるのか
海外の会社が日本向けに売ること自体は、珍しくありません。そこを責めるつもりはないでしょう。
メールアドレスのドメインはtrustads.jp。日本のドメインなのに、会社の所在地はシンガポールという組み合わせでした。
社名で日本語のページを探しても、POINT ZERO以外の商材は出てきません。設立の時期も、これまで何を売ってきたのかも出てこない。
責任者の名前が無いので、こちらから名指しで問い合わせる相手もいません。支払ったあとに話が違ったとき、返金を求める先が誰なのかが最初から欠けています。
豊田 メール1本だけ、というのはさすがに心細いですよ。
日本のFX会社を通して取引するなら、口座そのものは国内の会社との契約。システム代だけが海外へ渡る形になります。
そのシステム代について、返金の条件がどこにも書かれていない。ここがいちばん現実的な損の出どころでしょう。
問題は、もめたときに話をする相手が見えないこと。電話をかける先も、名前を呼べる担当者もいません。

投資に関する助言を仕事にするには登録が必要で、登録した業者は金融庁の免許・許可・登録等を受けている業者一覧で公開されています。そこにこの会社の名前はありません。
売買のタイミングを知らせるだけなら登録は要らないという整理もあります。ただ、支払ったあとで話が違ったとき、頼れる先が無いのは同じでしょう。
青山透のPOINT ZEROはオススメできません|まとめ
POINT ZEROへの登録は、やめておきましょう。
確認できたのは、次の4点です。
- 無料の期限が切れたあとの値段がどこにも書かれていない
- 広告の勝率78.6%は期間も回数も資金も示されていない画面の表示
- 開発者が自分で「彼名義で出したものはひとつもなく」と書いている
- 特定商取引法の表記に責任者名も電話番号も販売価格も無い

期限に追われる前に名前で調べた。その動きは正しかったですよ!20時に動画が始まってからでは、落ち着いて比べる時間が残りません。
私にも似た経験があります。2015年の夏、勝率90%と書かれたツールの案内に乗ってしまいました。
説明会の最後に出された金額は38万円で、その場で決めれば半額になると言われた場面。子どもが生まれて半年ほどの頃でした。
引き返せたのは、目が肥えていたからではないんですよ。その晩に妻へ話す約束をしていただけ。
一晩置いたら、半額の期限がまた次の週まで伸びていました。
「LINEの友だち追加まで終えている」
「動画の案内を最後まで見てしまった」
「もうシステム代を振り込んだ」
どこで止まっていても構いませんよ。POINT ZERO以外でも大丈夫です。名前だけ書いて送ってもらえたら、私のほうで開いて中を見てきますね!
期限を切って急がせる売り方は、商材の名前を替えて何度でも現れるでしょう。急かされている最中は、今日決めなければ損をすると感じてしまうもの。
自分の資金で回して、いまも続けられているものについてなら、洗いざらいお話しできますよ!
急ぎの用が無い方も、どうぞ気軽に。友だちに加えておいていただければ、私が実際に開けた商材の話がそのまま届きます。
積み上げた1,000万円の借金を、代わりに払ってくれる人はいませんでした。だから今度は、止める側に回りました。
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!
うまくまとまっていなくて平気ですよ。いただいた分は、その日のうちに私が読んで返事を書きますね。

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