豊田 副業ホットラインの豊田です。
今回のお題は「トゥアレググローバル」。預けるだけで毎週配当が入ると書いていますが、本当に増えるのでしょうか。
トゥアレググローバルは、知人の紹介と説明会から案内される海外の資産運用サービスです。
トゥアレググローバルにお金を預けるのはやめておきましょう。
実際に案内のページをすべて開いて確かめた結論から、順番に書いていきます。
豊田 私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。
副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。
「家族が申し込もうとしている」「すでに送金してしまった」どちらの方でも構いません。
私がいま自分の手で続けている稼ぎ方もあわせてお伝えするので、いまの状況をそのまま私のLINEに送ってください。
トゥアレググローバルは詐欺?結論
トゥアレググローバルは詐欺の疑いが強く、預けたお金が戻ってこないのでオススメしません。
案内のページのいちばん上には「ハイブリッドファンド管理の分野のグローバルリーダー」と書かれています。

グローバルリーダー、とのことですが、その会社の名前も住所もページのどこにも出てきません。
豊田 世界の先頭に立つ会社が、自分の名前を伏せることはないでしょう。
しかも、このページを日本で出している会社自身が、別の記事で「公に情報が確認できない企業」と書いています。
トゥアレググローバルに限らず、いま誘われている話があれば、その名前だけ私に送ってください。
トゥアレググローバルとは?USDTを預けて毎週配当を受け取る仕組み
トゥアレググローバルが提供しているのは、USDTという暗号資産を預けて、毎週配当を受け取る定期預金型のサービスです。
USDTは1枚がおよそ1米ドルに固定された暗号資産で、日本円にすると1枚150円ほどになります。
案内のページには、資本管理・合併と買収・資産運用管理・企業コンサルティングという4つの事業が並んでいます。

読んでみると、どれも一般的な金融の説明文でした。
具体的に何にお金を入れて、どうやって毎週の配当を出しているのかは、最後まで書かれていません。
ページの後半には、投資とは何か、複利とは何かという教科書のような解説が続きます。
インフレ対策になる、老後の準備になる、配当で受動的な収入が作れる。どれも一般的な話です。
豊田 一般論が長いページほど、肝心の中身が書かれていないことが多いんですよ。
読み終えても、この会社が何をして毎週2%を出すのかは分からないままでした。
年6%のプランでも、週に0.1%ずつ配当を出し続ける計算になります。
それを外国為替と株式とETFの運用だけで、6年間続ける約束です。
相場が下がった年にどうなるのかは、どこにも書かれていません。
トゥアレググローバルの利率は年6%から108%
トゥアレググローバルの利率は、年6%から108%と紹介されています。
案内を出している暗号資産の情報サイトが、条件を一覧にまとめていました。

いちばん下のプランでも年6%、上のプランは年108%です。
日本の銀行の定期預金は、いま年0.1%から0.4%あたりでしょう。
年108%はその270倍以上。同じ「預ける」という言葉でも、中身がまったく違います。
年108%は、預けたお金が1年で2倍を超えるという意味でした。
| 預けた額 | 年108%で1年後 | 同じ利率で6年後 |
|---|---|---|
| 1,000USDT(約15万円) | 約2,080USDT | 約8万USDT |
| 日本円のめやす | 約31万円 | 約1,200万円 |
15万円が6年で1,200万円。これを毎週きちんと払い続ける会社が、日本では名前も住所も出していません。
豊田 この利率が本当なら、世界中の銀行がお金を借りに来ているはずです。
トゥアレググローバルの配当はvolante cardで受け取る
トゥアレググローバルの配当は、volante cardという海外のカードで受け取ると説明されています。
世界中どこの国でも、その国の通貨で引き出せる、という案内です。
このカードを作るにはパスポートが必須だと言われた、という相談が届いています。
パスポートの写しは、顔写真と本籍を含む本人確認の書類です。
| 渡すもの | どこに使えるか |
|---|---|
| パスポートの写し | 海外での口座開設や本人確認 |
| 暗号資産の受け取り先 | あなたの資産の置き場所 |
| 送金の記録 | 相手側だけが持っている |
出金の方法が海外のカード1枚に集まっているので、そのカードが止まればお金の出口が無くなります。
日本の銀行口座に振り込まれる形ではない、という点は覚えておいてください。
トゥアレググローバルは満期まで解約できない
トゥアレググローバルの契約期間は12か月・24か月・48か月・72か月の4つで、途中でやめることができません。
72か月は6年です。今日入れたお金を、2032年まで引き出せないことになります。
さらに、あとから金額を足す(増資する)と、契約年数が足した分の年数に全部更新されると説明されています。
| 元の契約 | あとから足したとき |
|---|---|
| 1年 | 2年・4年・6年のどれかを選び直す |
| 2年 | 4年・6年のどちらかを選び直す |
| 3年 | 4年・6年のどちらかを選び直す |
つまり、増やせば増やすほど出せる日が遠のく形です。
このお金を誰が預かっているのか、日本側の窓口を調べました。
トゥアレググローバルの説明会を案内しているのは京都の株式会社ミション
トゥアレググローバルの日本語の案内ページを出しているのは、京都府城陽市の株式会社ミションです。
ページのいちばん下に、そのお問い合わせボタンがあります。

ボタンの先は、株式会社ミションの問い合わせフォームでした。
社名は京都府城陽市の会社で、代表取締役は福井秀延さんです。
トゥアレググローバル側の会社名は、このページのどこを探しても出てきません。
ページには申し込みフォームも、金額の入力欄もありません。できるのは説明会の依頼だけです。
豊田 先に人と会わせる形は、断りにくさを作ります。
株式会社ミションの事業内容に投資や金融は入っていない
株式会社ミションの公式サイトに載っている事業内容には、投資も金融も入っていません。
会社概要のページに並んでいるのは、AIのコンサルと医療機器の販売、それに就労支援でした。

見ての通り、資産運用に関わる事業が1つもありません。
ほかに扱っているのは、発芽にんにくの水耕栽培フランチャイズと、就労支援向けの管理システムです。
国税庁の法人番号公表サイトでは、法人番号2010401143659として登記が確認できました。

会社そのものは実在していて、2019年から続いています。
トゥアレググローバルの案内ページに特定商取引法の表記がない
トゥアレググローバルの案内ページから開ける特定商取引法の表記は、株式会社ミションが自分の商品について書いたものでした。
中身を読むと、投資の話は1行も出てきません。

商品代金以外に必要な料金の欄にあるのは、宅急便とクリックポストの送料です。
豊田 物を送る前提の表記が、そのまま貼られている状態ですね。
つまりあなたが預けるお金について、責任の所在を書いた紙が1枚もありません。
預けたお金を引き出せるのは、契約が終わったあとだけです。
トゥアレググローバルに預けたお金は満期まで出せない
トゥアレググローバルに預けたお金は、選んだ期間が終わるまで元本を引き出せません。
出せるのは毎週の配当だけで、その配当も日本時間の月曜1時から2時ごろに入る、という説明になっています。

案内ページ側には、この出金の話が1行もありません。
配当の受け取りと出金の説明が載っているのは、案内ページではなく外部の紹介サイトのほうでした。
| 確認したい項目 | 案内ページの記載 | 実際の説明の出どころ |
|---|---|---|
| 利率 | なし | 外部の紹介サイト |
| 契約期間 | なし | 外部の紹介サイト |
| 出金の方法 | なし | 外部の紹介サイト |
| 運営会社の名前 | なし | どこにもなし |
お金の話がいちばん大事なのに、公式を名乗るページにその欄がないのは不自然です。
トゥアレググローバルに送ったお金は取り消せない
トゥアレググローバルへの入金は、USDTという暗号資産をTRCチェーンという経路で送る形です。
銀行振込やカード払いと違って、送ったあとに取り消す仕組みがありません。
| 払い方 | 取り消せるか |
|---|---|
| 銀行振込 | 組戻しの手続きがある。相手の同意が要る |
| クレジットカード | カード会社に申し立てできる場合がある |
| 暗号資産の送金 | 取り消す仕組みが無い |
紹介サイトには、宛先を間違えて届かなかった場合も責任を負わない、と書かれていました。
送った瞬間に、あなたの手からは完全に離れます。
だからこそ、送る前に相手が誰なのかを確かめてください。
トゥアレググローバルのお客様の声に増えたという話が出てこない
トゥアレググローバルの案内ページには、お客様の声が載っています。
ただ、そこに書かれているのは資産が増えたという話ではありませんでした。

書いてあるのは、イベントでの気配りに感謝しているという内容です。
いくら預けて、いくら受け取れたのか。金額はひとつも出てきません。
豊田 資産運用の感想で、金額に触れないものを私は初めて見ました。
ここまで来て、私がいちばん驚いたのは紹介している側の記事のほうです。
説明会に行く前でも、もう行った後でも構いません。案内された話の名前だけ、私のLINEに送ってください。
トゥアレググローバルの会社情報は紹介している側も確認できていない
トゥアレググローバルについて、日本で説明会を案内している会社自身が「公に情報が確認できない企業」と書いています。
株式会社ミションが2024年11月26日に出したブログ記事の、基本情報の欄です。

「新興企業や非公開組織である可能性があります」と続きます。
すすめている側が、その会社の実体を確かめられていない、と自分で書いている状態です。
同じ記事には、ほかにも気になる書き方がありました。
| 記事に書かれている内容 | 気になる点 |
|---|---|
| グローバル市場において欠かせない存在 | 根拠になる数字や出どころがない |
| 先進的なアルゴリズムで市場を分析 | どんな運用かの説明がない |
| 問い合わせ先の見出しがTOUAREG CAPITAL | 案内している名前と食い違っている |
名前についても、トゥアレググローバルとトゥアレグキャピタルの2つが混ざっています。
株式会社ミションはトゥアレググローバルの記事を2本出している
株式会社ミションは、トゥアレググローバルの記事を2本公開しています。
1本目が複利のしくみの解説で、2本目が「TOUAREGグループで始める複利投資の完全ガイド」という題です。
どちらも複利の計算例が中心で、預けたお金がどう運用されるのかの説明はありません。
記事の終わりには、定期的なお金の勉強会も行っているという案内が置かれています。
| ページ | 中身 | 出てこないもの |
|---|---|---|
| 案内ページ | 事業の紹介文と投資の一般論 | 運営会社の名前・住所 |
| 解説記事1本目 | 複利の計算例 | 運用の中身・実績 |
| 解説記事2本目 | 複利投資の完全ガイド | 手数料・出金の条件 |
読む順番を変えても、あなたのお金がどこへ行くのかは最後まで出てきません。
外部の紹介サイトによれば、2024年6月14日に旧名のトゥアレグキャピタルからトゥアレググローバルへ統一されたとのことでした。
豊田 名前が変わったこと自体より、変わった理由が出てこないほうが気になります。
トゥアレググローバルの口コミに出てくるのは返事が来ないという相談
トゥアレググローバルの口コミを探すと、お金を預けたあとに連絡が取れなくなったという相談が見つかります。
Yahoo!知恵袋には、家族が高額を預けたという投稿が残っていました。
母がtouareg globalという会社の仮想通貨に350万円投資しました。預かり証や契約書などなく、親戚を信じて渡したそうです。毎週月曜日に利息がつきvolante cardというカードで、世界中どこの国でもその国の通貨で出金出来るそうです。6年満期の契約で、カード作成にはパスポートが必須ということで、私はかなり怪しんでいます。『返金してほしい』とお願いしても、返事がありません。
Yahoo!知恵袋の相談より
私のLINEにも、同じ形の相談が届いています。
親戚に誘われて説明会に行きました。その場では断ったのですが、後日また連絡が来て、いま入れば利率が上がると言われています。契約書は当日に見せてもらえるという話でした。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。

案内ページには、投資の一般的な解説だけが長く並んでいます。
トゥアレググローバルの良い口コミは紹介する側のページにしかない
トゥアレググローバルの良い評判も探しましたが、紹介する側が書いたページ以外に見つかりませんでした。
出てくるのは、案内ページと、株式会社ミションの解説記事、それに紹介報酬のやり方を説明したページです。
実際に預けた人が自分の言葉で「増えた」「引き出せた」と書いたものは、1件も見当たりませんでした。
豊田 6年の契約なら、まだ満期を迎えた人がいない、という見方もできます。
ただ、毎週配当が入るのであれば、受け取った報告はもっと早く出てくるはずでしょう。
警察庁は、知人や親族から持ちかけられる暗号資産の話について注意を呼びかけています。
国民生活センターにも、必ずもうかると誘われて送金したという相談が集まりました。
紹介してくれたのが身内だと、断る理由を探すほうが難しくなります。
トゥアレググローバルは金融庁の登録一覧に載っていない
トゥアレググローバルは、金融庁のどの登録一覧にも名前がありません。
暗号資産を預かって運用する事業を日本で行うには、金融庁の登録が必要です。
金融庁の暗号資産に関するページでも、登録を受けていない業者との取引に注意するよう呼びかけています。
登録した業者には、預かったお金を会社のお金と分けて管理する義務があります。
登録がない相手には、その義務がありません。

このページから暗号資産交換業者登録一覧を開いて、全件を確かめました。
登録されているのは日本国内の事業者だけで、トゥアレグという名前は1件もありません。
| 確かめた一覧 | 結果 |
|---|---|
| 暗号資産交換業者登録一覧 | 掲載なし |
| 無登録で金融商品取引業を行う者(国内) | 掲載なし |
| 無登録で金融商品取引業を行う者(海外) | 掲載なし |
金融庁の無登録業者の一覧にも名前はありませんでした。
ここまでで、確認できたことと、できなかったことを分けておきます。
| 確認した項目 | 確認できた内容 | 確認できなかったこと |
|---|---|---|
| 案内ページの発行元 | 株式会社ミション(法人番号2010401143659) | 運用しているのが誰か |
| 株式会社ミションの事業 | AIコンサル・医療機器販売・就労支援 | 投資業としての登録 |
| 契約の条件 | 期間4種・中途解約不可・年6〜108% | 手数料と税金の扱い |
| 出金の方法 | 海外のカードで受け取ると説明 | 実際に引き出せた記録 |
| 金融庁の登録 | 一覧に該当なし | 海外での登録の有無 |
会社の登記は取れましたが、あなたのお金を預かる相手が誰なのかは、最後まで分かりません。
日本語で相談できる先が、説明会を案内した人しかいない状態です。
ただ、これは安全という意味ではありません。警告リストは、被害の相談が金融庁に届いて初めて載るものです。
豊田 載っていないうちに預けてしまうのが、いちばん多い形です。
登録がない相手にお金を渡すと、返してもらう手続きを国が助けてくれません。
トゥアレググローバルは預けたら6年戻せない|まとめ
トゥアレググローバルを調べた結果、お金を預けるのはやめておきましょう。
理由は次の4点です。
- 運営会社の名前も住所も、案内ページのどこにも書かれていない
- 案内している日本の会社が「公に情報が確認できない企業」と自分の記事に書いている
- 年6%から108%という利率の根拠が、どこにも示されていない
- 最長6年は元本を引き出せず、増資すると年数がやり直しになる

案内ページに並ぶのは、こうした一般的な説明文だけでした。
会社が実在しているように見えても、あなたが払ったお金を返す義務を負う相手がいません。
ここまで自分で調べようとしたこと自体は、正しい判断です。
親戚や友人からの紹介で、その場で断れなかった方も多いと思います。
説明会に出ること自体は無料なので、金額を決めずに話だけ聞いて帰るのは自由です。
暗号資産を使った資産運用の話は、これからも形を変えて増えるでしょう。
その中から安全なものを自分で見分けるのは、正直むずかしいです。
私も今でこそ怪しい話を見分けられるようになりましたが、副業を始めた頃は悪質な商材に捕まって借金を抱えました。
家族のために収入を増やしたい、という気持ちだけが先に走っていた時期です。
豊田 断れたのは、たまたま書類を持ち帰ったからでした(^^;;
同じ失敗をしてほしくない。その思いで、このサイトを続けています。
親戚や知人から来た話は、断ったあとに気まずさが残ります。
だから内容ではなく、人間関係で判断してしまう。これは誰にでも起きることでしょう。
ただ、「この話は怪しい」と分かるだけでは、手元のお金は増えません。
大事なのは、危ないものを避けたあとに、安全に取り組めるものを選べることです。
「家族が申し込もうとしている」
「もう送金してしまった」
私が自分の口座で確かめたやり方のほうも、順番にお伝えします。
どちらの方も、いまの状況をそのまま私のLINEに送ってください。
いま聞きたいことがなくても、登録だけしておいてもらえれば大丈夫です。
新しい儲け話を見かけたときに、こちらから注意点をお送りします。
気になっている話の名前を、一行だけ送ってください。目を通し次第、必ずお返事します。

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