副業ホットラインの豊田です。
今回は、POST HUB(ポストハブ)という副業について調べました。
スマホでコピペして投稿するだけ。それで毎月20万円が増えるなら、やってみたいと思う人は多いはずです。
豊田 私も昔なら、迷わずLINEに登録していたと思います。
ただ、広告のどこにも費用の記載がなかったので、特定商取引法のページと運営会社の登記まで確認しました。
POST HUBは、登録をオススメしません。
無料に見える広告の先に何があるのか。順に見ていきます。
※この記事では、広告ページの画像は使わず、記載内容を図解にして紹介しています。
POST HUBの広告が約束していること
POST HUBの広告は、作業の軽さと金額だけを示し、費用には一度も触れません。
まず、広告の一番上に置かれている内容を整理しました。

コピペ投稿だけで、毎月+20万。作業は1日15分からで、ノルマも顔出しも営業も不要と書かれています。
その下には「今人気の仕事no1」「多くの方が未経験から稼いでいます」との文言。
どの調査で1位になったのかは、どこにも書かれていません。
豊田 1位と書くなら、何位中の1位かまでが必要でしょう。
条件のほうは具体的なのに、肝心の仕事の中身が出てきません。次はそこを見ます。
POST HUBの仕事はSNSへのコピペ投稿
POST HUBの仕事は、自分のSNSに決まった文章を投稿して、企業の公式LINEに登録者を集めることです。
広告に載っていた仕組みの説明を、図にするとこうなります。

企業は公式LINEの登録者を集めたい。その集客を代行するのが、あなたの役割という説明です。
実際の作業は3つの手順にまとめられていました。

投稿する文章も、紹介する相手の企業も、こちらでは選べません。
どの企業のLINEを広めることになるのかが、申し込む前には分からない作りです。
豊田 自分の名前で発信する以上、ここは知っておきたいところですよね。
仕組み自体は珍しいものではありません。問題は、その報酬の書き方でした。
POST HUBの報酬は1件600円から2,000円
POST HUBの報酬はLINE登録1件あたり600円から2,000円で、金額に3倍以上の幅があります。
広告に出ていた金額と、収益の例がこちらです。

毎日1件で月6万円、10件で月60万円、30件で月180万円。
ただ、この表の下に小さく「※1件=2000円計算」と書かれていました。
報酬は600円からと言いながら、例はすべて上限の2,000円で作られています。
豊田 どんなときに600円で、どんなときに2,000円なのかは書かれていません。
数字が独り歩きしないよう、下限でも計算してみました。
POST HUBの収益例を下限の報酬で計算し直した
POST HUBの収益例を1件600円で計算し直すと、示されている金額の3割ほどまで下がります。
同じ件数で、両方の単価を並べたのがこちらです。

毎日1件で月1万8,000円、毎日30件でようやく月54万円。
広告に載っているのは、この表の左側だけです。
しかも毎日30件というのは、自分の投稿を見た人を毎日30人、企業のLINEに登録させるということ。
SNSを始めたばかりの人が、それを毎日続けられる前提になっています。
豊田 1日15分の作業で、という話とは噛み合いません。
この件数を後押しするように、実績の数字も並んでいました。
POST HUBの参加者の実績に書かれていないこと
POST HUBが掲げる実績の数字には、いつ、誰を、何人調べたのかが一切書かれていません。
出ていたのは3つです。

初回報酬までの平均5日、1日の平均作業時間30分、月間最高月収200万。
月収200万円という数字は、先ほどの計算だと毎日30件を超えるペースになります。
誰の記録なのかが分からないまま、数字だけが置かれている状態です。
豊田 最高の人の数字は、これから始める人の目安にはなりません。
そして同じページの中に、この数字と食い違う記載がありました。
POST HUBの広告とよくある質問が食い違っている
POST HUBの広告は5日以内に8割が報酬を得ると書きながら、よくある質問ではすぐに成果は出ないと答えています。
並べて見てもらったほうが早いです。

上では「5日以内の報酬率80%以上!!」、下では「すぐに大きな成果が出るとは限りません」。
同じページの中で、話が逆になっています。
広告を見て申し込む人が読むのは、たいてい上のほうです。
豊田 都合の悪い条件ほど、下のほうに小さく置かれるものですね。
ここまで費用の話が一度も出てきません。その記載を探しました。
POST HUBの料金は39万8,000円と書かれていた
POST HUBの特定商取引法のページには、39万8,000円のオンライン支援サービスという記載があります。
特定商取引法とは、ネットで物を売るときのルールのこと。そこに書かれていた内容がこちらです。

オンライン支援サービス 398,000円(税込)。広告には一言も出てこなかった金額です。
返金は原則不可、クーリングオフも適用外、成果や効果は保証しないと書かれています。
払ったあとに話が違うと思っても、戻ってこない前提で書かれた条件です。
豊田 そのうえ、電話番号の欄がありません。
消費者庁の説明にある通り、通信販売の広告には、特定商取引法 第11条で事業者の氏名・住所・電話番号の表示が義務づけられています。
39万8,000円のサービスを売る側の電話番号が、どこにも見当たりません。
では、その事業者は実在するのか。登記を確認しました。
POST HUBの運営会社を法人番号で検索した
POST HUBの事業者として書かれている株式会社ハーヴェストは、記載の住所では登記が確認できませんでした。
国税庁の法人番号公表サイトで、東京都豊島区に絞って「ハーヴェスト」を検索した結果がこちらです。

出てきたのは2件だけ。合同会社ハーヴェストと、株式会社ヒューマンハーヴェストです。
どちらも特定商取引法に書かれた住所とは別の番地で、社名も一致しません。
全国で「ハーヴェスト」を検索すると92件出てきますが、記載の住所で登記された株式会社ハーヴェストは見当たりませんでした。
豊田 登記の反映が遅れている可能性もあるので、断定はしません。
国税庁の法人番号公表サイトは誰でも使えます。会社名と住所を入れるだけなので、申し込む前にご自身でも確かめてください。
39万8,000円を払う相手が登記で確認できない。これは私にとって決定的でした。
金額の重さを、報酬の側からも見ておきます。
POST HUBの39万8,000円を報酬で取り戻せるか
POST HUBの参加費を報酬だけで取り戻すには、上限の単価でも199件の紹介が必要になります。
単純に割り算した結果がこちらです。

1件2,000円で計算して199件、600円なら664件。
毎日1件のペースなら、上限で計算しても約6か月半。ここでようやく±0になります。
お金をかけて仕事を始めること自体は、悪いことではありません。
ひっかかるのは、この半年分の作業を、何の材料も無いまま先払いで買う形になっている点です。
豊田 紹介する企業も、単価が決まる条件も、払う前には分かりません。
しかもこの金額、広告を見た時点では出てきません。分かるのはもっと後になってからでした。
POST HUBのLINEに登録したあとの流れ
POST HUBの費用が出てくるのは、LINEに登録して電話での説明まで進んだ段階だと複数の検証サイトが記録しています。
流れを整理すると、こうなります。

広告、LINE、電話、そして金額。順番の最後に費用が置かれています。
電話まで進むと、断りづらくなる人は多いはずです。私もそうでした。
その場で決めずに、一度切って調べる。それだけで防げることがあります。
同じ流れは、合同会社dotnetの次世代スマホワークを調べた記事にも記録しています。広告に金額を書かず、電話で提示する形は共通していました。
豊田 広告の時点で値段が分かっていれば、そもそも電話まで行かない人も多いでしょう。
では、実際に参加した人の声はあるのか。探してみました。
POST HUBの口コミ・評判をネットで探した
POST HUBの口コミを探しても、実際に参加して結果を書いた記録は見つかりません。
検索して出てくるのは検証サイトの記事ばかりで、いくら払っていくら戻ったのかを書いた文章がありませんでした。
私が広告と特定商取引法のページから確認できたこと、できなかったことを整理します。

金額と条件は分かりました。その一方で、誰の何を広めるのかと、いくら受け取れるのかが分かりません。
豊田 仕事を選ぶ材料としては、足りなさすぎます。
国民生活センターにも、SNSの広告から登録して、あとから高額な契約を求められたという相談が繰り返し寄せられています。
私が確認できたのは、ここまでです。
POST HUBの副業はおすすめできない|まとめ
POST HUBを広告から特定商取引法の表記、法人の登記まで辿って、確認できたことを整理します。
判断の決め手になったのは、この1枚でした。

コピペ投稿で毎月20万円という広告の先にあるのは、39万8,000円のサービスです。
- 報酬の計算例がすべて上限の2,000円で作られている
- 広告と質問コーナーで成果が出る時期の説明が逆になっている
- 特定商取引法の表記に電話番号が無い
- 記載の住所で事業者の登記が確認できない
以上のことから、POST HUBへの登録はオススメしません。
広告を見て、その場で申し込まずにここまで読んだ。それだけで一つ危険を避けています。
迷ったときは、電話の前に一度止まっていいんです。
私も昔、電話で説明を受けている最中に「今日中なら」と言われて、40万円近い契約に近づいたことがあります。
そのとき手を止められたのは、会社名を検索してみようと思ったからでした。
調べる時間をもらえない話は、たいてい調べられると困る話です。
逆に言えば、待ってくれる相手なら急いで決める必要もありません。
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!
すでに電話まで進んでしまった方も、これから迷っている方も、下のボタンからLINEでご相談ください。

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