副業ホットラインの豊田です。
今回のテーマは「Kingmaker FX」。山口孝志さんのFXで資産が増やせるのか、それとも近づかない方がいいのかを詳しく解説していきます。
Kingmaker FXはSNSの広告経由でメール登録をうながされるFXの無料講座ですが、
Kingmaker FXは、広告に並ぶ数字を自分で計算してから判断してください。
グラフの3億円がどんな計算で出ているのか、講座はいくらなのか。確かめた中身を並べます。判断の材料にしてもらえたら幸いです。
豊田 私も過去に悪質な副業で足をすくわれ、借金まで抱えた経験があります。
副業ホットラインを続けているのは、あのときの自分と同じ人を減らしたいから、それだけです。
「副業でちゃんと稼ぎたい」「いま進めていいのか分からない」といった不安があれば、私が全力でお答えします。
一緒に次の一手を決められるので、LINEから気軽に声をかけてくださいね。
山口孝志のKingmaker FXは詐欺?評判を調べた結論
Kingmaker FXは詐欺と断定できる商品ではありません。ただし広告に並ぶ「絶対にお金が減らない」という言葉は、そのまま受け取らないでください。
売っているのは金融庁に登録のあるクロスリテイリング株式会社で、価格も特定商取引法(ネット販売のルール)の表記に出ています。
まず見てほしいのが、広告の冒頭です。

「絶対にお金が減らない」。FXの広告としては、なかなか見ない書き方です。
私が調べたのは、この言葉を裏づける数字が本当にあるのかという一点でした。
| 確認した項目 | 分かったこと |
|---|---|
| 講座の販売価格 | 180,000円(税込198,000円) |
| 販売業者 | クロスリテイリング株式会社 |
| 金融庁の登録 | 関東財務局長(金商)第2267号 |
| 実績グラフの計算 | 月利222%の複利 |
| 返金保証 | ツールを導入できないときだけ |
豊田 登録も価格も出ている会社で、それでも数字の見せ方は別問題です!
会社が怪しいという話ではありません。広告が示す増え方が、算数として続く数字なのかどうか。判断の軸はそこ。
グラフの中身から順に並べます。
Kingmaker FXの広告が書く「絶対にお金が減らない」という言葉
Kingmaker FXの申し込みボタンには、「絶対にお金が減らないFXのレッスン動画」と書かれています。
実際のボタンが、こちら。

「絶対にお金が減らない」のあとに続くのは「レッスン動画」。動画が無料という意味だとも読めます。
ただ、同じページの末尾にはこう書いてありました。

「損失を被る可能性があります」。ボタンの言葉と注記が正面から食い違っています。
注記のほうが法律に沿った書き方でしょう。であれば、ボタンの言葉は何なのか。
豊田 大きい文字は「絶対」、小さい文字は「保証しません」でした。
同じページには、無料講座の中身として次の項目も並んでいます。

「勝率100%ロジックの意外な正体」。ここも100%と言い切っています。
山口孝志の広告に並ぶ517戦517勝という数字
広告の後半には、517戦517勝という表現も出てきます。
動画の一覧に書かれていたのが、この見出し。

517回のトレードで517勝。負けが1回もない計算になります。
さらに別の項目では、月利と使うレバレッジにも触れていました。

「ハイレバレッジでさらなる利益最大化へ」。倍率を上げれば利益は伸びますが、外れたときの減り方も同じだけ大きくなります。
| 広告に出ている表現 | 同じページの注記 |
|---|---|
| 絶対にお金が減らない | 損失を被る可能性があります |
| 勝率100%ロジック | 利益が出ることを保証するものではありません |
| 517戦517勝 | 表現の受け止め方には個人差があります |
強い言葉と、それを打ち消す注記が同じページに同居している。読む側からすれば、どちらを信じればいいのか分かりません。
Kingmaker FXの「残り10分」はブラウザを変えると戻る
登録フォームの上には、残り時間のカウントダウンも動いています。
私が開いたときに出ていたのが、この表示。

「残り09分 56秒」。あと10分で締め切られるように見えます。
そこで、時間をおいて新しいブラウザで開き直してみました。
| 開き方 | 表示された残り時間 |
|---|---|
| 1回目 | 残り09分56秒 |
| 20秒後に新しいブラウザで | 残り09分56秒 |
| 同じブラウザで15秒後に再読み込み | 残り09分38秒 |
数字はページを開いた瞬間から数え始めるだけ。ブラウザを変えれば、何度でも「残り10分」から始まります。
豊田 締め切りではなく、急がせるための表示でしょう。
締め切りが本物かどうかは、この方法で誰でも自分で確かめられます。
数字そのものも計算してみましょう。
山口孝志の実績グラフは月利222%で計算されている
Kingmaker FXの広告に出てくる資産のグラフは、月利222%の複利で計算されています。
まず、100万円から始めた場合のグラフがこちら。

100万円が5ヶ月で3億5,000万円。350倍です。
もう1枚、1万円から始めた場合のグラフも並んでいました。

1万円が9ヶ月で3億8,000万円。こちらは38,000倍。
この2枚から、1ヶ月あたり何倍になっているかを逆算できます。
| 計算する内容 | 答え |
|---|---|
| 100万円→3億5,000万円(5ヶ月) | 1ヶ月あたり約3.23倍 |
| 1万円→3億8,000万円(9ヶ月) | 1ヶ月あたり約3.23倍 |
| 3.23倍を利率に直すと | 月利約222% |
豊田 別々に見えた2枚のグラフが、同じ月利で作られていました。
広告の項目に書かれていた「月利222%のトレード成績」と、グラフの計算がぴったり一致します。
つまりグラフは実績の記録ではなく、月利222%をそのまま複利で回した計算の絵。
月利222%を2年続けたときの金額を計算した
同じ倍率を続けると、金額はすぐに現実の外へ出ていきます。
グラフと同じ月3.23倍を、期間だけ延ばした表がこちら。
| 期間 | 100万円が |
|---|---|
| 5ヶ月 | 3億5,000万円(広告の数字) |
| 9ヶ月 | 約379億円 |
| 1年 | 約1兆2,757億円 |
| 2年 | 約162京7,000兆円 |
2年で162京円。日本の1年間の国内総生産はおよそ600兆円なので、その2,700倍にあたります。
内閣府の国民経済計算(GDP統計)で、日本のGDPの規模は誰でも確認できます。
豊田 続かないから、グラフは9ヶ月で止めてあるわけです。
月利が高いことを責めるつもりはありません。短期間ならその成績が出ることもあるでしょう。
ただその倍率が何ヶ月続くのかを書かずにグラフだけ見せるのは、話が別です。
Kingmaker FXの取引履歴は3か月で1,394万円
広告に載っている実際の取引履歴は、グラフとは桁が違います。
一覧として出ていたのが、この画面。

「わずか3か月間で11231pips 1394万円の利益」。取引量の列は、どの行も1で揃っています。
日付を見ると2023年1月から2月。3年半前の履歴です。
| 見えるもの | 中身 |
|---|---|
| 期間 | 2023年1月〜2月の取引 |
| 取引量 | すべて1(1ロット) |
| 合計 | 11,231pips・1,394万円 |
| グラフ側の想定 | 100万円が5ヶ月で3億5,000万円 |
1ロットを固定で回した結果が3か月で1,394万円。増やした金額をそのまま次の取引に乗せる複利の話とは、まったく別の記録でしょう。
ちなみに1ロットは10万通貨。国内のFX会社ならレバレッジは25倍までなので、この取引を再現するにも数十万円の証拠金が要ります。
広告が並べる「1万円スタート」との差は、ここでも開いたまま。グラフの起点と、履歴の口座はつながっていません。
3億5,000万円を裏づける取引履歴は、広告のどこにも載っていません。
投資の広告で数字を見るときの注意点は、金融庁の外国為替証拠金取引についての注意にもまとまっています。
では、その手法はどんなものだと説明されているのか。
山口孝志の手法は1回3分のスキャルピングと書かれている
Kingmaker FXの手法は、1回3分ほどで終わるスキャルピングだと説明されています。
広告の「ご用意いただくもの」の欄に書かれていたのが、この文章。

「1回たった3分のスキマ時間でできます」。スキャルピングとは、数秒から数分で売買を終える短期の取引のこと。
用意するものは、インターネットとFX口座とスキマ時間の3つだけ。証券会社の指定もありません。
豊田 準備のハードルは、これ以上ないほど下げてあります。
ただ、短期の売買は回数が増えるぶん、スプレッドや手数料が積み上がります。
| 説明されていること | 説明されていないこと |
|---|---|
| 1回3分のスキャルピング | 1日あたりの取引回数 |
| 証券会社の指定なし | 推奨する証拠金の額 |
| ツールを使う | 損切りの基準と最大の下げ幅 |
| ハイレバレッジ | 何倍を想定しているのか |
手法の名前だけでは、自分の資金でいくら減る可能性があるのかが分かりません。
損切りの基準を知るには、有料の講座に入るしかありません。では、その講座はいくらなのか。
Kingmaker FXの料金は税込198,000円だった
Kingmaker FXの講座は、税込198,000円で売られています。
特定商取引法の表記に書かれていたのが、この金額。

180,000円(税込 198,000円)。商品名の欄には「【特別割引】Kingmaker FX」と書かれていました。
購入前の相談用の番号も併記されていて、その案内がこちら。

電話で「【特別割引】Kingmaker FXについて」と伝える案内。割引前の価格は、どこにも出ていません。
豊田 何から割り引かれているのか分からない「特別割引」でした!
支払いはクレジットカードなら申込時、銀行振込なら前払い。教材はinfotop経由で受け取る流れです。
無料の動画3本を見終わったあと、この金額が案内されると考えておいたほうがいいでしょう。
19万8,000円という金額そのものは、FXの教材としては珍しい水準ではありません。相場から大きく外れてもいないはず。
問題は、払う前に手法の中身と負けたときの下げ幅を確認する手段がないという点でしょう。
Kingmaker FXの返金保証はツールを導入できないときだけ
返金保証は付いていますが、使える条件はかなり限られています。
条件として書かれていたのが、この文章。

遠隔サポートを3回使ってもツールが入らないとき、60日以内なら全額返金。
言い換えると、ツールが動いてしまえば返金は受けられません。
| 起きたこと | 返金されるか |
|---|---|
| ツールが導入できない | 60日以内なら全額返金 |
| ツールは動いたが減った | 対象外 |
| 内容が想像と違った | 対象外 |
| 続ける気がなくなった | 対象外 |
同じ表記にはクーリングオフの適用外とも書かれています。ネット販売なので、これは法律どおり。
つまり決済した時点で、戻せる道はほぼ閉じます。
通信販売の返品や解約の決まりは、消費者庁の特定商取引法ガイド(通信販売)で確認できます。
金額と条件は分かりました。次は、多くの方が検索している過去の話です。
山口孝志のクロスリテイリングと裁判について調べた結果
「クロスリテイリング 裁判」で出てくるのは判決ではなく、集団訴訟の呼びかけページでした。
集団訴訟プラットフォームenjinに立っていたのが、次のプロジェクト。

プロジェクト名は「クロスリテイリング社/PFPC(プラチナファンドパーフェクトコピー)への集団訴訟」。
総被害額47,507,457円、参加者12人と表示されています。
呼びかけ人の説明は、次のような内容でした。
これまで7年間(84ヶ月)で2ヶ月しか負けがないとするファンドによるコピートレードですが1年以上のコピートレードで2ヶ月ほどしかプラスの収支になった月はありませんでした。
集団訴訟プラットフォームenjinのプロジェクト説明より
参加料金は月々20,000円、口座は最後に強制ロスカットになり約270万円を失った、と書かれています。
豊田 売っていたのは別の商品で、Kingmaker FXの話ではありません。
ここで大事なのは、これは訴訟の呼びかけであって、判決でも提訴の記録でもないという点。
裁判が起きたのか、和解したのか、そもそも訴えなかったのか。私が調べた範囲では、そのどれも確認できませんでした。
集団訴訟のページは今アクセスすると消えている
さらに、そのプロジェクトのページは現在アクセスできません。
同じURLを開いた結果が、この画面。

404。私が中身を読めたのは、ウェブ魚拓に残っていた2025年3月時点の記録からでした。
| 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|
| 呼びかけページが存在した事実 | 訴訟が提起されたかどうか |
| 総被害額47,507,457円の表示 | 判決や和解の内容 |
| 参加者12人の表示 | 参加者のその後 |
| 現在は404になっていること | ページが消えた理由 |
「裁判があった」と言い切れる材料も、「何もなかった」と言い切れる材料も、どちらも出てきません。
消費者トラブルの相談事例は、国民生活センターのもうけ話に関する注意喚起にまとまっています。
過去の話が分からないなら、いまの会社の姿を見るしかありません。
山口孝志のメディア出演と経歴で確認できたこと
山口孝志さんはクロスグループの創業者で、経歴も会社の情報も公開されています。
広告に載っていたプロフィールが、こちら。

会員数58万人、創業17年、世界9カ国、ロバート・キヨサキ氏の公式スポンサー。
会社の公式サイトにも、同じ人物が創業者として載っています。

創業者は山口孝志さん、役員は金本浩さん、設立は2009年7月23日。
豊田 代表取締役が誰なのかは、この会社概要には書かれていませんでした。
広告のボタンにあった「産経新聞からも取材された」という表現についても調べました。
見つかったのは産経新聞社系の企業紹介媒体に載ったインタビュー記事で、報道記事ではありません。会員数58万人という数字も、外から確かめる資料は見つからなかった。
| 広告の表現 | 確認できた範囲 |
|---|---|
| 産経新聞からも取材された | 産経新聞社系の企業紹介媒体のインタビュー |
| 会員数58万人 | 出典の記載なし |
| 世界9カ国に展開 | 出典の記載なし |
| ロバート・キヨサキ氏の公式スポンサー | 広告内の記載のみ |
クロスリテイリング株式会社は金融庁に登録された会社
一方で、会社の登録は本物でした。
特定商取引法の表記に出ていたのが、この情報。

販売業者はクロスリテイリング株式会社、運営責任者は松野有希さん。
金融庁の金融商品取引業者登録一覧を実際に落として検索すると、次の行がありました。
| 項目 | 一覧に載っている内容 |
|---|---|
| 業者名 | クロスリテイリング株式会社 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第2267号 |
| 登録年月日 | 2009年10月21日 |
| 法人番号 | 9010001126578 |
| 業務の種別 | 投資助言・代理業のみ |
登録は現在も有効で、金融庁の無登録業者に関する注意喚起のリストにも社名はありません。
ただし業務の種別は投資助言・代理業だけ。お客のお金を預かって運用する投資運用業の登録はありません。
なお、この特定商取引法のメールアドレスはkingmaker@berkat.jpで、講座の配信先も別会社のドメインでした。
豊田 売り手と、連絡先のドメインの名義が違っています。
どこへ連絡すればいいのかは、申し込む前に確かめておいたほうがいいでしょう。
同じグループの億のマスタープログラムFXという講座も調べましたが、返金保証の条項はこちらとほぼ同じ文面でした。
売る商品が変わっても、契約の中身は共通の書式で作られています。
山口孝志のKingmaker FXは料金を確かめてから|まとめ
山口孝志さんのKingmaker FXを調べた結果、無料の動画までは自由ですが、税込198,000円を出すのはおすすめしません。
理由は次の4つ。
- 実績のグラフは月利222%の複利で計算されている。同じ倍率を2年続けると162京円になり、途中で必ず止まる数字
- 取引履歴は2023年1月〜2月のもので、取引量はすべて1。3億5,000万円を裏づける記録は載っていない
- 申し込みボタンは「絶対にお金が減らない」。同じページの注記は「損失を被る可能性があります」
- 返金保証はツールを導入できないときだけ。クーリングオフも適用外で、決済したら戻せない
逆に、確認できた良い点もはっきりしています。
| 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|
| 金融庁の登録が現在も有効 | 会員数58万人の根拠 |
| 販売価格と返金条件が明記 | 割引前の価格 |
| 会社概要と所在地が公開 | 代表取締役の氏名 |
| 紛争解決の窓口を明記 | 集団訴訟のその後 |

会社は実在し、登録もあり、価格も出ている。この業界では、むしろ整っているほうでしょう。
引っかかるのは、その整った会社が「絶対にお金が減らない」「勝率100%」と書いている点。整っているからこそ、言葉の重さが違ってきます。
申し込む前に確かめるなら3つ。割引前の価格はいくらか。想定するレバレッジは何倍か。過去1年の成績を見せてもらえるか。
この3つに答えが返ってきて初めて、19万8,000円に見合うかどうかを自分で決められます。
グラフの3億円を電卓に入れてみようと思った時点で、判断としてはかなり冷静。多くの人はそこまでやりません。
私も昔、月利の数字だけを見て申し込んだ経験があります。手元に届いたのは動画とツールでした。
肝心の「どれくらい負ける月があるのか」は、最後まで教えてもらえなかった。増える話ばかり聞いて、減る話を聞かなかったのが敗因でした。
いまは、増える数字より先に減る数字を聞くようにしています。そこを答えられない相手なら、私は下りますね!
豊田 同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので。
私が渡せるのは、資産が何百倍になる魔法の手法ではありません。
申し込む前に見ておく数字なら、金額の大小に関わらず一緒に並べられます。
「19万8,000円を出すか迷っている」
「もう決済してしまって落ち着かない」
広告を見て考え込んでいる方も、決済を終えてしまった方も同じです。Kingmaker FX以外の悩みでも、LINEから声をかけてください。
広告を見ただけの段階でも、すでに払ったあとでも構いません。
時間が経つほど選べる手は減ります。金額が大きい話ほど、聞くのは早いほうがいいので。
下のボタンから、ひとことどうぞ!

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