豊田 副業ホットラインの豊田です。
今日のお題は「バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラム」。無料で本当に学べるのでしょうか。
3日間LIVEトレーニングプログラムは、インスタグラムの広告から案内される株式投資の無料セミナーです。
バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラムへの参加は慎重になるべきです。
無料の3日間が終わったあとに何が待っているのか、注意しておきたい点をまとめました。
豊田 私も昔、副業で大きな失敗をしたことがあります。
副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。
「広告を見て気になっている」「もうLIVEに申し込んだ」どちらの方でも構いません。
正しいネットビジネスの稼ぎ方もお伝えするので、いま困っていることを一行だけLINEに書いてください。
バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラムは怪しい?|結論
バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラムは怪しい詐欺ではありませんが、無料のまま稼げるようにはならないので参加はオススメできません。
広告の一番上には「世界一の投資家 ウォーレン・バフェットの投資が学べる 無料 3日間LIVEトレーニングプログラム」と出ています。

世界一の投資家の手法が無料で学べる、とのことですが、誰でも同じ結果になるわけじゃないので注意してください。
豊田 バフェットの名前が出てくると、それだけで本物っぽく見えますよね。
案内される中身と、その先にかかる金額を順に書きます。
もうLIVEに申し込んでしまった方も、いま気になっていることをそのままLINEに送ってください。
バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラムとは?
3日間LIVEトレーニングプログラムが提供しているのは、バフェットの投資手法をオンラインで3日間かけて教えるとうたった無料講座です。
申し込みに必要なのはメールアドレスだけで、その上には受講者数の実績が書かれています。

「受講者数6400名を超えたシンガポールNo.1のマネースクール」。そして「完全無料!今だけ開催!」と続きます。
メールアドレスだけで参加できるので、申し込みのハードルはかなり低いでしょう。
ところが同じページを下まで読むと、別の数字が出てきます。

「世界11都市5万人以上が参加するバフェット式資産形成術のマスタープログラム」。同じページに6,400名と5万人が並んでいます。
シンガポールだけの人数と世界全体の人数、という説明なら食い違いではないでしょう。
ただ、どちらがどの範囲の数字なのかは書かれていません。
3日間LIVEで教わる内容の7つ目が有料の案内になっている
無料の3日間で何を教わるのかも、広告に一覧で出ています。
番号つきで7項目が並んでいました。

1番目から6番目までは「必須のマネー・スキル」「トップ投資家が使っている資産形成の具体的な手法」といった学ぶ内容です。
ところが7番目だけ、毛色が変わります。
「ビジネス初心者も『複数収入源の構築&資産形成』をすぐ実践!できる伴走型支援付き〜リアル勉強会〜 のご案内」。
学ぶ内容の一覧に、次の商品の案内が混ざっている形です。
この7番目が、無料で終わらないことを広告自身が示しているのでしょう。
伴走型支援がいくらなのかは、ここには書かれていません。
3日間LIVEの講師はシンガポールのケイデン・チャン
実際に教えるのは、日本人ではありません。
講師として紹介されているのは、シンガポールの人物です。

ケイデン・チャン(Cayden Chang)。広告では「シンガポール教育界のスーパースター」「バフェット一族とも関係が深い」と紹介されています。
日本語の著書『いつの間にかお金持ち! はじめての「株」入門』も出していて、実在する人物であることは確認できました。
広告に並んでいた実績も、そのまま書き出しておきます。

「Spirit of Enterprise 2025」授与、TSUTAYAビジネスカレッジのプロデュースにて商業出版、幕張メッセでロバート・キヨサキと1万人イベントにて共演。
豊田 肩書きは立派ですが、これでバフェット本人が関わっている話にはなりません。
バフェット本人は、自分の投資手法を人に教える講座をやっていません。
つまりバフェット式と名前がついていても、本人が中身を認めたわけではないということです。
同じ「バフェット流」をうたう講座は日本にいくつもあり、どれも本人とは無関係に運営されています。
3日間LIVEのナビゲーターは丸山拓臣
日本側の窓口になっているのが、もう一人の人物です。
広告の後半に、本人の挨拶が載っています。

「3日間無料LIVEトレーニングプログラム ナビゲーターの丸山拓臣(まるやま たくみ)です」と名乗っています。
福島県生まれ、同志社大卒、大手商社出身の人材教育事業プロデューサー、という経歴が書かれていました。
フォレスト出版から出た2冊の翻訳本で監訳を担当したことも記載されています。
名前も顔も出しているという点では、隠している運営ではありません。
バフェットの3日間LIVEに登録するとLINEオープンチャットに案内される
メールアドレスを入れた先で案内されるのは、LINEのオープンチャットです。
登録の直後に開くページには、大きな文字で引き止めの一文が出ます。

「まだ閉じないでください!」。続けて「匿名で登録可能なLINEオープンチャットにアクセスしてライブ参加&質問権利を受け取ってください」とあります。
豊田 メールだけでは終わらず、結局LINEまで進むことになります。
案内されたオープンチャットの名前も確認しました。

「9/9〜バフェット式投資術3日間LIVE」。説明文には「未経験からでも働きながら株で1000万円」と書かれています。
ここまでの流れを整理すると、次のとおりです。
| 順番 | 何が起きるか |
|---|---|
| 1 | 広告にメールアドレスを入力する |
| 2 | 予習動画のページに移動する |
| 3 | LINEオープンチャットに案内される |
| 4 | 3日間のLIVEに参加する |
オープンチャットで最初に求められるのは自己紹介
中に入ると、事務局からのアナウンスが固定されています。
求められているのは、3つの投稿でした。

「①株式投資のご経験の有無」「②今回のLIVEトレーニングで学びたいこと」「③自由にコメント」の3つです。
経験の有無を先に聞くのは、話す内容を参加者に合わせるためでしょう。
事務局からの投稿も届いていました。

「なぜ今、投資が必要なのでしょうか?」として、貯金・物価上昇・老後の3つが並んでいます。
広告に「※資産等を伺うことはありません。安心してご参加ください」と書いてあったとおり、この時点でお金の額を聞かれることはありません。
顔出しも自由で、画面上はニックネームのままで参加できると書かれていました。
参加のハードルを下げて、まず人数を集める作りになっているのでしょう。
とはいえ、無料で終わる話ではないでしょう。
バフェットの3日間LIVEの先にある講座は980円から98万円
無料の3日間が終わったあとに案内される講座の価格は、980円から98万円です。
運営会社の公式サイトにある特定商取引法(ネット販売のルール)の表記に、その幅が書かれていました。

「販売価格 ¥980 〜 ¥980,000」。同じ欄に「商品により異なります、詳細は申込用紙をご確認下さい」と添えられています。
豊田 下は千円以下、上は百万円近く。1000倍の開きがあります。
商品名称として挙がっていたのは、次のものでした。
| 記載されていた商品名 |
|---|
| APEX PORE JAPAN コンサルティング |
| 財務諸表分析コンサルティング、財務諸表分析プログラム |
| バリュー投資セミナー、お金と投資の基礎講座 |
| 同時通訳サービス、逐次通訳サービス、翻訳サービス |
どの講座がいくらなのかは、この表記からは読み取れません。
広告からたどれる特定商取引法には金額が書かれていない
ここで引っかかるのが、特定商取引法の表記が2枚あることです。
広告のフッターからリンクされているのは、日本語ドメインの別サイトでした。

「販売価格 商品により異なります。詳細は各商品紹介ページまたは申込用紙をご確認下さい」。金額の記載がありません。
2枚を並べると、違いがはっきりします。
| 見た場所 | 販売価格の記載 |
|---|---|
| 広告からリンクされた表記 | 商品により異なります |
| 会社の公式サイトの表記 | ¥980 〜 ¥980,000 |
会社名も住所も電話番号も同じで、違うのは販売価格の欄だけです。
広告から入った人は、上限が98万円だと知らないまま3日間に参加することになります。
有料の基礎講座は定価9,800円が1,100円になっていた
980円という下限がどこから来ているのかも調べました。
同じケイデン・チャンの有料セミナーの申し込みページが残っています。

「一般9,800円(税込)→ 特別御招待価格 1,100円(税込)」。9割引きに近い値付けです。
金額の並びをまとめると、こうなります。
| 段階 | 金額 |
|---|---|
| 3日間LIVEトレーニングプログラム | 無料 |
| バリュー投資基礎講座 | 定価9,800円が1,100円 |
| 会社の表記にある上限 | 980,000円 |
豊田 無料から千円、そこから先が見えていないのが引っかかります。
千円の講座を受けた人が、次にいくら払うことになるのか。
そこが分かる材料は、広告からたどれる範囲には置かれていません。
いま広告を見て迷っている方は、この講座の名前だけでも私のLINEに送ってください。
私が調べたことをそのままお返ししますし、他に気になっている投資の話も一緒に整理できます。
バフェット3日間LIVEの「株で1000万円」に年数の記載がない
広告が出している1000万円という数字には、期間も元手も書かれていません。
丸山拓臣の挨拶文の中に、その一文が置かれています。

「未経験でも 働きながら株で1000万円目指せる ロードマップに沿って」。ピンク色で強調されている部分です。
豊田 で、その1000万円って何年分ですか。
株式投資で1000万円という数字は、元手と年数で意味がまったく変わります。
100万円を年10%で回して1000万円にするには、24年ほどかかる計算です。
500万円を元手にして年10%なら、8年ほど。
元手も年数も書かずに1000万円とだけ出すのは、読む人が自分に都合よく受け取れる書き方でしょう。
元手ごとに、年10%で1000万円に届くまでの年数を並べておきます。
| 元手 | 年10%で1000万円に届くまで |
|---|---|
| 50万円 | およそ31年 |
| 100万円 | およそ24年 |
| 300万円 | およそ13年 |
| 500万円 | およそ8年 |
年10%という数字自体、株式投資では十分に良い成績です。
それでも100万円から始めれば、届くのは20年以上先。
1000万円という数字は、元手が大きい人ほど早く届くというだけの話でもあります。
月に15分と1000万円が同じページに並んでいる
同じページには、他社と比べた表も置かれています。
その中の一行が、1000万円という数字と噛み合いません。

左の列に「月に15分で経済的自由を手に入れる」。右の一般的なスクールは「朝晩PCモニターに貼りつく」となっています。
月に15分の作業で経済的自由に届くなら、いまごろ日本中がやっているはず。
本気で企業の価値を分析するなら、決算書を読む時間は15分では終わりません。
短時間で済むことと、大きな金額に届くこと。この2つを同じページで両方うたうのは無理があるでしょう。
バフェットの3日間LIVEの先に払ったお金は原則戻らない
有料の講座に申し込んだあと、払ったお金は原則として戻ってきません。
特定商取引法の表記の返品欄に、そのまま書かれています。

「サービスの性質上、原則として返品・返金はお受けしておりません」。その下に「クーリング・オフ期間中のみご返金致します」と続きます。
条件をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 返品・返金 | 原則として受け付けない |
| 返金される場合 | クーリング・オフ期間中のみ |
| 申し込みの有効期限 | 7日以内に入金がなければキャンセル |
| 支払い方法 | 銀行振込(前払い)・クレジットカード・PayPal |
豊田 前払いで、あとから返してもらえない。ここは必ず頭に入れてください。
オンラインで申し込む講座は、消費者庁の特定商取引法ガイドが説明する通信販売にあたり、クーリング・オフの制度そのものがありません。
返金の可否は、事業者が決めた特約の書き方しだいということになります。
金額を聞く前に、この一文だけは先に読んでおいてください。
バフェット3日間LIVEについて調べて見つかった声
3日間LIVEトレーニングプログラムについて、受講した人の具体的な声は1件も見つかりませんでした。
見つかったのは、同じ会社の過去の講座を扱った検証ブログの評価です。

過去の講座は「バリュー投資基礎体験講座2022」「バリュー投資学園メールアカデミー」という名前で案内されていました。
子供だましの案件であり、オススメできない
検証ブログより
一方で、講師のケイデン・チャンには日本で出版された著書があり、Peatixには過去のセミナーの開催記録も残っています。
豊田 実体のないセミナーではない、というのは調べていて分かりました。
とはいえ「この講座を受けて資産が増えた」という具体的な報告は、探しても出てきません。
国民生活センターの情報商材に関するページにも、無料の講座から高額な契約へ進む形の相談事例がまとまっています。
私のLINEにも、無料セミナーの先で金額を提示されて迷っている、という相談が届いています。
バフェット3日間LIVEの運営は丸山拓臣と株式会社APEX PORE JAPAN
3日間LIVEトレーニングプログラムを運営しているのは、東京都中央区銀座の株式会社APEX PORE JAPANです。
特定商取引法の表記に、会社名と連絡先が書かれています。

運営統括責任者は丸山拓臣。広告でナビゲーターを名乗っていた人物と同じ名前です。
記載内容をまとめます。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 事業者名称 | 株式会社APEX PORE JAPAN |
| 運営統括責任者 | 丸山拓臣 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座七丁目13番6号 サガミビル2階 |
| 電話番号 | 03-6384-7540 |
| メール | info@apexpore.com |
国税庁の法人番号公表サイトで調べたところ、法人番号5021001043816で登記が確認できました。
登記されている所在地も、表記と同じ銀座七丁目のビルです。
バリュー投資のセミナーは第57回まで開催されている
この会社が急にできたわけではないことも確認しました。
イベント販売サイトのPeatixに、過去の開催記録が残っています。

「ケイデン・チャン バリュー投資基礎講座」が並び、一覧には「【第57回】バリュー投資オンラインセミナー」という表記もありました。
イベントのバナーには「投資経験ゼロのOLでも たった1年で月100万円の不労所得をつくった投資術」と書かれています。
無料の3日間で使われている言い回しと、方向は同じでしょう。
一回きりで消えるタイプの広告ではない、ということです。
株式投資の講座で気になるのが、金融庁の登録の有無でしょう。
個別の銘柄について助言して報酬を受け取る場合は投資助言・代理業の登録が必要ですが、一般的な投資の知識を教えるセミナーであれば登録は要りません。
金融庁が公表している無登録業者の一覧を確認したところ、この会社の名前は載っていませんでした。
確認できたことと、できなかったことを分けておきます。
| 確認項目 | 結果 |
|---|---|
| 法人登記 | 法人番号5021001043816で確認 |
| 特定商取引法の表記 | あり。ただし販売価格の記載が2枚で違う |
| 金融庁の無登録業者一覧 | 掲載なし |
| 受講者の具体的な成果 | 確認できず |
会社が実在することと、払ったお金が返ってくることは別の話です。
登記も電話番号も通訳の実績もそろっている一方で、受講した人がいくら払っていくら増えたのかだけが出てきません。
判断に必要なのは前者ではなく後者のほうでしょう。
バフェットの3日間LIVEは無料でも参加は慎重に|まとめ
バフェットの3日間LIVEトレーニングプログラムは詐欺といった類ではありませんが、無料のまま稼げるようにはならないので、私から参加はオススメできません。
ここまでで確認できたのは、次の4点です。
- 会社の表記にある販売価格は980円から98万円
- 広告からたどれる表記にはその金額が書かれていない
- 「働きながら株で1000万円」に元手も年数も書かれていない
- 払ったお金は原則として戻らない

無料のセミナーは、断りにくい空気の中で金額を聞くことになりがちです。
私も今でこそ怪しい広告と真っ当な商売を見分けられるようになりましたが、副業を始めた頃は悪質な商材に捕まり、借金を抱えたこともありました。
家族のために収入を増やしたい。その気持ちだけが先に走っていたんです。
豊田 無料という言葉ほど、判断を鈍らせるものはないですね(^^;;
同じ失敗をしてほしくない。その思いで、このサイトを続けています。
ただ、「この講座は無料じゃ終わらない」と分かるだけでは、手元のお金は増えません。
大事なのは、金額の見えないものを避けたあとで、続けられるものを選べること。
私のLINEでは、こうして調べた結果や、私がいま自分の手で続けている副業をお伝えしています。
「3日間LIVEに申し込んだ」「有料の講座を勧められている」どちらの方でも構いません。
参加を迷っている段階でも構わないので、いま気になっていることをLINEに書いてください。
いま聞きたいことがなくても、登録だけしておいてもらえれば大丈夫です。
新しい投資の話や、金額の見えない広告を見つけたときに、こちらからお送りします。
豊田 どんな些細なことでも、必ず返信します(^^)
気になっているセミナーの名前を、一行だけ送ってください。目を通し次第、お返事します。

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