豊田 豊田

副業ホットラインの豊田です。

今回のテーマは「EX-MAKER」。眞殿勝年さんの自動売買アプリで資産が増えるのか、それとも近づかない方がいいのかを詳しく解説していきます。

EX-MAKERはインスタの広告とLINEから案内される仮想通貨の自動売買アプリですが、

EX-MAKERへの参加はオススメしません。

広告に出ている数字を電卓で追いかけた結果を、そのまま並べていきます。読んだうえで自分の答えを出してもらえたら十分です。

豊田 豊田

私自身、昔は完全自動という言葉に飛びついて大きな借金を作りました。

副業ホットラインを続けているのは、私と同じ被害にあってほしくないからです。

「この副業に興味があった」「すでに登録してしまった」どちらの方でも構いません。

正しいネットビジネスの稼ぎ方も共有しているので、いまの状況をそのままLINEで教えてください。

眞殿勝年のEX-MAKERは詐欺?勝率100%を調べた結論

眞殿勝年のEX-MAKERは詐欺の疑いが強く、参加はオススメしません。勝率100%を裏づける材料が、広告の中で自分自身と食い違っているからです。

まず見てほしいのが、広告の一番上に出ている3つの数字

世界初の投資利権が解禁、完全自動で生涯無敗、MAKER GUILD 先着100名限定募集と書かれ、利益出金 日本円、生涯無敗 勝率100%、1日取引回数 約600回の3つの数字が並ぶEX-MAKERの広告の冒頭

利益出金は日本円、生涯無敗で勝率100%、1日取引回数は約600回。看板になっているのが、この3つ。

投資の世界で勝率100%は、まず出てこない数字でしょう。ただ、そこだけで否定はしません。

私が引っかかったのは、同じ広告の中で数字が合わなくなっている場所が3つもあったことでした。

EX-MAKERの主張広告の中で確認できたこと
勝率100%・生涯無敗負けの記録が1件も載っていない
1日取引回数 約600回別の画像では1日262取引
1日で約5万円の利益アプリ画面の当日入金は$120〜$405
今から24時間限定の全額返金保証特商法では6か月間は返金対象外

投資で増やしたい気持ちを否定するつもりはありません。私もそこから始めた側です。

ただ、どの情報を信じるかを一人で決めるのは想像以上に難しい。私も何度も間違えてきました。

まだ申し込む前の方も、もう決済してしまった方も、不安なことがあれば一言だけで構いません。

特に困っていなくても大丈夫。下のボタンから、気になっているものの名前だけでも送ってください。

眞殿勝年とは何者か?EX-MAKERを広める人物を調査

眞殿勝年について公開されているのは投資家という肩書きだけで、運用の実績を確かめられる数字は出てきません。

名前で検索すると、まず出てくるのが本人のYouTubeチャンネルです。

25ヶ国を旅する自由投資家、眞殿勝年というYouTubeチャンネルの画面。チャンネル登録者数2500人、20本の動画と表示され、最新の動画は6月13日の日利報告になっている。番号付きの赤枠と注釈が焼き込まれている

チャンネル名は「25ヶ国を旅する自由投資家【眞殿勝年】」、登録者は2,500人です。

並んでいるのは「今日の利益はいくらですか?【日利報告】」という毎日の動画でした。

ところが、その日利報告は6月13日で止まっています。

EX-MAKERの情報解禁は8月22日。毎日の利益を見せていた人が、商品を売り出す2か月前から報告をやめています。

豊田 豊田

いちばん見せるべき時期に、いちばん見せていた数字が止まっていますね。

眞殿勝年の公式サイトに投資の記載は無い

検索で「眞殿勝年 公式」と出てくるサイトを開くと、投資とは別の肩書きが出てきます。

眞殿勝年の公式サイトの最初の画面。Madono Katsutoshi .com という大きな文字と、Sales promotion consultants connecting the Analog and Digital という赤い帯が表示されている。注釈が焼き込まれている

書かれているのは「Sales promotion consultants」。日本語にすると販売促進のコンサルタントです。

ページの肩書きも人生脚本家、コンサルタント、マーケティング、WEBの4つでした。

資産運用や投資にあたる記載は、このサイトのどこにも出てきません。

もうひとつ「【公式】眞殿勝年」という名前で出てくるページも開きましたが、中身は空でした。

タイトルに【公式】眞殿勝年とだけ表示され、本文が何も無い白いページ

タイトルだけが置かれていて、経歴も実績も書かれていません。

見た場所名乗っている肩書き運用の実績
YouTube25ヶ国を旅する自由投資家日利報告が6月13日で停止
公式サイト販促コンサルタント・人生脚本家記載なし
【公式】のページ記載なし記載なし
プレスリリース投資家・実業家記載なし

眞殿勝年の名前で出てくる別の商品

眞殿勝年さんの名前を検索窓に打つと、候補にドバイシステム、DYNASTY、TRUST、AI-REXといった別の商品名が並びます。

このうちAI-REXは、EX-MAKERと同じ株式会社GENERALHAWKが2025年11月27日に発表した「市場データ解析アプリ」と同じ名前でした。

EX-MAKERと同じ会社が、9か月前に別の名前で出していたアプリです。

豊田 豊田

名前で検索して別の商品名がいくつも出る人は、そちらの評判も先に見ておきましょう。

投資家としての実績が確かめられないまま、勝率100%の商品だけが先に出てきている状態です。

眞殿勝年のEX-MAKERの評判と広告に並ぶ数字

眞殿勝年のEX-MAKERは、インスタの広告から動画へ進み、そこからLINEに登録する流れで案内されます。

インスタに出ていた広告がこちら。

動くのは仕組みのほうだ、あなたがやるのは1日60秒の確認、EX-MAKER、無料の動画で公開中と書かれたEX-MAKERのインスタ広告

「動くのは、“仕組み”のほうだ。」「あなたがやるのは1日60秒の確認」。働くのはあなたじゃない、という言い方。

広告の中ほどには、参加の条件が箇条書きで並んでいました。

知識もスキルも経験も一切不要、たった1度の起動で1日600回の超高速取引を実行、継続的な利権収入が確定して生涯無敗、利益の受け取りは日本円と箇条書きで並ぶEX-MAKERの広告

「たった1度の起動で」「1日600回の超高速取引を実行」「継続的な利権収入が確定し」「生涯無敗」。

確定という言葉と、生涯無敗という言葉が同じ列に並んでいます。将来の利益を確定と書くのは、投資の説明としてかなり踏み込んだ表現でしょう。

豊田 豊田

数字を並べる広告ほど、その数字どうしを突き合わせると答えが出ます。

ところが少し下に進むと、その回数が変わります。

眞殿勝年のEX-MAKERは1日600回と262取引で食い違う

眞殿勝年のEX-MAKERの取引回数は、同じ広告の中で2通り。

下のほうに出てくるのがこの見出し。

たった1日で合計262取引 約5万円の利益にと書かれたEX-MAKERの広告の見出し

こちらは1日で合計262取引。トップの約600回とは倍以上ちがう。

同じ1日の話なのに、看板の600回と本文の262取引が並んでいる。どちらかが実態ではないはず。

利益のほうも、見出しでは約5万円、LINEの画像では毎日最低5万円。ここも揃っていません。

誇大広告は特定商取引法(ネット販売のルール)の第12条で禁じられています。条文は特定商取引法(e-Gov法令検索)で読めます。

数字が揃っていないだけなら、まだ書き間違いで済むかもしれません。次の画面で、その線も消えました。

眞殿勝年のEX-MAKERのアプリ画面は1取引の金額が100倍ちがう

EX-MAKERのアプリ画面と取引履歴で、1回あたりの金額の差はおよそ100倍。

先にアプリ画面のほうを見てください。

EX-MAKERのアプリ画面。Total Balance $2,230と赤枠で囲まれ、その下にEX-MAKERの当日分として+$120.0、+$340.0、+$215.0、+$180.0、+$405.0が並んでいる

Total Balanceは$2,230。当日分として並ぶのは+$120.0、+$340.0、+$215.0、+$180.0、+$405.0。

1回あたり百ドル単位。日本円にすると1回で2万円から6万円ほど。

続いて、同じ広告に載っている取引履歴のほう。

BTCとETHとUSDCの組み合わせが3分おきに並び、金額が$1.00から$9.00で表示されているEX-MAKERの取引履歴の画面

こちらは1件あたり$1.00から$9.00。3分おきに、判で押したように同じ幅の数字が続く。

EX-MAKERの取引履歴は1件1ドルから9ドルで並ぶ

同じアプリの画面のはずなのに、1回あたりの金額が100倍ちかく開いている。ここが引っかかった部分です。

履歴どおりに262回を平均$8で足すと$2,096、日本円で約30万円。広告が書く「約5万円」の6倍。

逆に約5万円で262回なら、1回あたり190円ほど。今度は履歴の$8とも、アプリの$120とも合わない。

載っていた場所1取引あたりの金額1日の合計
アプリ画面$120〜$405表示なし
取引履歴$1〜$9表示なし
広告の見出し記載なし約5万円
豊田 豊田

同じアプリの画面で、1回の金額が100倍ちがって見えるのは変です。

3枚の画像は、どれも別々に作られたものでしょう。並べて足し算をされる前提では作っていない。そう考えると説明がつきます。

そして、もっとはっきりした答えが体験談のほうにありました。

眞殿勝年のEX-MAKERの体験談は3人とも電卓で作れる

EX-MAKERの広告に載っている3人の体験談は、月利を決めて複利で回した計算と1円まで同じ。

1人目は、飲食業の女性。

事実、EX-MAKERがあれば収入を増やすことはとてもかんたんという見出しの下に、中村由衣 55歳 飲食業、初期投資金30万円、7か月目に1,430,511円と書かれたEX-MAKERの体験談

中村由衣さん55歳、飲食業。初期投資金30万円が、7か月目に1,430,511円

2人目は会社員の男性です。

西村信二 54歳 会社員、初期投資金50万円、5か月目に1,717,987円と書かれ、初期投資金50万円からスタートしてたった5か月で1,717,987円の利益になりましたと説明されているEX-MAKERの体験談

西村信二さん54歳、会社員。50万円が5か月目に1,717,987円

3人目は小売業の女性でした。

小林梓 64歳 小売業、初期投資金100万円、6か月目に4,195,873円と書かれ、思い切って100万円から投資をスタートして半年で4,195,873円になりましたと説明されているEX-MAKERの体験談

小林梓さん64歳、小売業。100万円が6か月目に4,195,873円

EX-MAKERの体験談は月利25%・28%・27%できっかり揃う

3つの金額を、元手と月数から逆算してみました。答えがきれいすぎます。

30万円を7か月で1,430,511円にするには、毎月25.00%ずつ増やせばいい。

50万円を5か月で1,717,987円なら28.00%、100万円を6か月で4,195,873円なら27.00%です。

体験談元手と期間逆算した月利逆算した金額
中村由衣さん30万円・7か月25.00%1,430,511円
西村信二さん50万円・5か月28.00%1,717,987円
小林梓さん100万円・6か月27.00%4,195,873円

3人とも、月利がきっかり整数で止まる。しかも1円のズレもなく元の金額に戻ります。

実際に運用した結果なら、月利が3人とも小数点以下ゼロで揃うことはありません。

相場は日によって動くので、7か月分の利益が「毎月ちょうど25%」で並ぶ確率は現実的にゼロでしょう。

電卓で30万円に1.25を7回かけると1,430,511円になる。ここまで一致するなら、先に月利を決めて金額を作ったと考えるのが自然です。

豊田 豊田

3人の実績が、同じ電卓の叩き方で全部出てしまいました。

体験談の下には「※使用者の感想であり、効果を保証するものではありません。」という注記つき。感想という扱いなら、金額の根拠を問われることもない。

根拠のない利益額を示す広告は、景品表示法(うそや大げさな表示を禁じるルール)に触れる可能性があります。考え方は消費者庁の景品表示法のページにまとまっています。

体験談の数字が電卓で作れると分かれば、残りの説明も同じ目で見たくなるもの。

すでに動画を見た方も、まだ広告を眺めているだけの方も、引っかかっている部分を一言だけでも構いません

下のボタンから、いま引っかかっていることを一行だけ送ってください。

EX-MAKERの勝率100%が成り立たない理由

EX-MAKERは「あなたを胴元(メイカー)側にする」と説明していますが、その説明では損が出る場面が抜け落ちている。

広告は、両替所のたとえで仕組みを説明していました。

この両替ビジネスで重要なのが在庫(余剰資金)という見出しで、両替所と利用者の図を使い、10万円分の在庫が不足すると両替できず機会損失になると説明しているEX-MAKERの広告

両替所は在庫のお金を置いておくだけで両替手数料を受け取れる。だから在庫を出す側は損をしない、という説明。

そのうえで、EX-MAKERは仮想通貨の交換所へ在庫を出す役をやると書いてあります。

EX-MAKERは世界No.1の取引高を誇るUniswapの手数料収益を受け取れる、巨大利権解禁と書かれ、Uniswapのロゴが載っているEX-MAKERの広告

出す先はUniswapという海外の交換所。在庫を預けておけば、交換されるたびに手数料が入る、という流れ。

EX-MAKERの説明に無い在庫の値下がり

在庫を出す側が受け取れるのは手数料だけ。ところが、預けている在庫そのものの値段は毎日動く。

ビットコインを在庫として預けて、その間にビットコインが2割下がったとしましょう。手数料は入りますが、在庫の目減りのほうが大きければ、合計はマイナス。

手数料が入ることと、資産が増えることは別の話です。

さらに、この仕組みには名前の付いた目減りがあります。インパーマネントロスと呼ばれるものです。

日本語にすると「変動損失」。2種類の通貨を組で預けると、価格が動いたぶんだけ中身が入れ替わり、預けたときより価値が減る現象を指します。

価格が動けば必ず起きるもので、預ける側に避ける手段はありません。

手数料より変動損失のほうが大きい月は、口座の合計はマイナスになります。

この言葉は、EX-MAKERの広告と案内のどこにも出てきませんでした。

EX-MAKERの1日600回はガス代で削られる

広告が看板にしている1日約600回という取引回数も、そのまま利益にはなりません。

この仕組みで取引するたびに、ネットワークへ支払う手数料がかかります。ガス代と呼ばれるものです。

回数が増えるほどガス代も積み上がるので、600回という数字は稼ぎの大きさではなく、出ていく手数料の多さでもあります。

広告は回数を実績のように見せていますが、その回数ぶんの費用がどこにも書かれていません。

在庫を出せば手数料が入る、とは書いてある。その在庫が値下がりする場合の話が無い

手数料より目減りが大きい月にどうなるか、合計の損益がどうなるかも、同じく書かれていません。

つまり「1取引もマイナスにならない」は言えても、「資産が減らない」とは別物。ここを混ぜて説明しているのが、この広告の核心部分でしょう。

暗号資産の取引にどんなリスクがあるかは、金融庁の暗号資産に関するページにまとまっています。

豊田 豊田

胴元だから負けない、という説明は仮想通貨では成り立ちません。

では、この仕組みを使うのにいくら必要なのか。申し込みボタンの先まで進んでみました。

眞殿勝年のEX-MAKERの料金は198,000円から267,000円

EX-MAKERの参加費は198,000円からで、支払い方を変えると最大267,000円になります。

申し込みページには金額が書いてありません。「銀行振込一括払いへ」「キャッシュレス決済一括払いへ」といったボタンが並ぶだけ。金額が出るのは、押した先。

一括払いのボタンを押した先が、こちら。

MAKER GUILD 銀行振込 一括198,000円(税込)と表示され、支払形態は一括購入、お支払総額198,000円、役務提供期間はご決済完了日から6ヶ月と書かれた決済画面

198,000円(税込)、役務提供期間は決済完了日から6か月。

三分割のボタンでは、金額が変わります。

MAKER GUILD 銀行振込 三分割 月々89,000円 総額267,000円(税込)と表示され、支払形態は継続課金、初回金額89,000円、お支払総額267,000円と書かれた決済画面

月々89,000円で、総額267,000円。一括より6万9,000円多い。

EX-MAKERの分割払いは総額が6万9,000円増える

3つの支払い方を並べると、差がはっきりします。

支払い方月々総額一括との差
一括なし198,000円基準
二分割128,000円256,000円+58,000円
三分割89,000円267,000円+69,000円

三分割にすると34.8%の上乗せ。手元に一括で出せない人ほど、多く払う形です。

分割で払うこと自体は珍しくない。ただ、上乗せの率がどこにも書かれていないのは不親切でしょう。

決済の窓口がASP経由になっている点も確認しました。

インフォトップの注文画面。商品名 MAKER GUILD、商品ID 105936、商品価格198,000円、商品区分 セミナー/イベント、販売者名 株式会社GENERAL HAWKと表示されている

商品ID105936、商品価格198,000円、販売者名は株式会社GENERAL HAWK。

商品区分の欄は「セミナー/イベント」でした。売られているのは仮想通貨の自動売買アプリのはずなのに、区分はセミナー扱い!

情報商材をめぐる相談の傾向は国民生活センターの情報商材に関する相談で公開されています。

ここまでで、払う金額と払う先は分かりました。次は、払ったあとに戻せるのかどうかです。

もう申し込みを済ませてしまった方も、これから決済しようか迷っている方もいるでしょう。

支払い方法によっては、まだ止められる手が残っている場合があります。

気になることがあれば、下のボタンから一言だけでも送ってください。

眞殿勝年のEX-MAKERの返金保証は6か月経たないと申請できない

EX-MAKERの全額返金保証は、稼げなかったときには使えません。

広告の前半には、金色の枠でこう出ています。

今から24時間限定 全額返金保証と金色の枠で書かれ、全額返金保証の詳細に関しては本ページ下部に記載しておりますのでご確認くださいと小さく添えられているEX-MAKERの広告

「今から24時間限定 全額返金保証」。枠の下に「詳細に関しては本ページ下部に記載しております」と小さく添えてある。

その本ページ下部が、こちらでした。

返品について【返金保証条件に関して】の欄に、システムの起動が完了できない場合には参加費用を全額返金いたします、返金可能期間は役務提供期間終了後から7日以内に申請をしてください、役務提供期間中である6か月は全額返金保証対象外になりますと書かれた特定商取引法の表示

全額返金の条件はシステムの起動が完了できない場合だけ。稼げなかったことは対象外です。

起動さえすれば、あとは中身が伴わなくても返金の話にはならない。

EX-MAKERの返金の申請は役務提供期間が終わってから7日以内

同じ欄の注意事項に、期間の条件が書いてあります。ここが一番きつい部分でした。

全額返金保証に関する注意事項として、返金可能期間は役務提供期間終了後から7日以内、役務提供期間中である6か月は全額返金保証対象外、分割支払いにて参加をした場合は残金のお支払い義務は生じますと書かれた特定商取引法の表示

本文には「ご参加から30日間の期間において」と書いてあるのに、注意事項では「6か月は全額返金保証対象外」。

さらに「返金可能期間は役務提供期間終了後から7日以内に申請をしてください」。つまり申請できる窓は、決済から6か月経ったあとの7日間だけです。

返金についての記載中身
返金の条件システムの起動が完了できない場合のみ
本文の期間参加から30日間
注意事項の期間6か月間は対象外・終了後7日以内に申請
分割払いの場合退会しても残金の支払い義務は残る

30日と6か月。同じ欄の中で条件が噛み合っていない!

そのうえ、退会を申し出た時点で返金対象外になるとも書いてあります。途中でやめても返金は無く、分割なら残りも払うことになります。

豊田 豊田

24時間限定と大きく出しておいて、使える窓は6か月後の7日間だけ。

通信販売の広告で何を表示しなければならないかは、消費者庁 特定商取引法ガイドの広告表示で確認しておいてください。

眞殿勝年のEX-MAKERは2026年1月に発表済みで本邦初公開ではない

眞殿勝年のEX-MAKERは、2026年1月28日に販売元が自分でプレスリリースを配信していました

LINEで届いていたのは、こちらの画像です。

8月22日(土)昼12時 情報解禁、完全自動で生涯無敗、毎日最低5万円を今すぐ確定させよう、利益出金 日本円、生涯無敗 勝率100%、1日取引回数 約600回と書かれたEX-MAKERのLINE配信画像

8月22日(土)昼12時 情報解禁。広告の一番上には「世界初の投資利権が解禁」「本邦初公開」とも書いてあります。

ところが同じ商品名で、半年以上前に出ていた配信がこちら。

@Pressに配信された株式会社GENERALHAWKのプレスリリース。分散型取引所における流動性供給を自動最適化するマーケットメイクアプリEX-MAKERを開発、配信日は2026年1月28日、詳細情報の公開を2026年2月21日に決定と書かれている

配信日は2026年1月28日で、本文には「詳細情報の公開を2026年2月21日(土)に決定いたしました」

つまり、2月21日にも同じ商品の公開日が案内されていたことになります。

もっと引っかかったのは、そのプレスリリースの末尾でした。

プレスリリースの免責事項と会社概要。本アプリはDEXにおける流動性管理を支援するツールであり特定の暗号資産の取引や運用を推奨するものではない、価格変動や技術的リスクが伴うと書かれ、会社概要には設立2020年1月と記載されている

免責事項として、こう書いてあります。

本アプリはDEXにおける流動性管理を支援するツールであり、特定の暗号資産の取引や運用を推奨するものではありません。暗号資産の性質上、価格変動や技術的リスクが伴います。

株式会社GENERALHAWKのプレスリリースより

広告は「生涯無敗」「勝率100%」「利権収入が確定」。同じ会社が出した文書は「価格変動リスクが伴う」

出どころ書かれていること
EX-MAKERの広告生涯無敗・勝率100%・継続的な利権収入が確定
同社のプレスリリース価格変動や技術的リスクが伴う・運用を推奨するものではない

売る側が同じ商品について、真逆のことを書いています。

契約に近い文書に書いてあるのは、あとに挙げたリスクのほうです。

EX-MAKERのメディア掲載実績はプレスリリースの配信先

EX-MAKERの「メディア掲載実績」に並んでいるのは、取材した媒体ではなくプレスリリースの配信先です。

広告には、見出しの下にロゴが流れる形で置いてありました。

EX-MAKERのメディア掲載実績として、@Press、PRESSCARRY、NEWSCAST、livedoor NEWS、excite ニュース、財経新聞、zakzak、Mapion、NEWS jp、Rakuten Infoseekなどのロゴが並んでいる

@Press、PRESSCARRY、NEWSCAST。企業が費用を払って一斉配信する仕組みの名前です。

livedoor NEWSやexciteニュースは、その配信を受け取って自動で載せるサイト。

掲載実績という言葉は間違っていません。ただ、読む側が思い浮かべる「テレビや新聞に取り上げられた」とは中身が別。

では、そのプレスリリースを出している会社そのものはどうなのか。次に会社を見ます。

眞殿勝年のEX-MAKERを売る株式会社GENERALHAWKの評判

EX-MAKERを売っているのは眞殿勝年さんではなく、株式会社GENERALHAWKという別の会社です。

特定商取引法のページに、販売者として名前が出ていました。

特定商取引法に基づく表示のページ。売っている会社は株式会社GENERALHAWK、代表取締役は加藤隆伸、住所は神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3、電話は050-1794-4535と記載されている

販売者名は株式会社GENERALHAWK、代表取締役は加藤隆伸さん。所在地は神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3。

広告の顔になっている眞殿勝年さんの名前は、特定商取引法の欄に出てきません。契約する相手は別の会社、ということになります。

この会社は実在していました。国税庁の法人番号公表サイトで確認できます。

国税庁法人番号公表サイトの株式会社GENERAL HAWKの情報。法人番号2180001123243、所在地は神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番地3ラ・ポール田中201号室、変更履歴に令和6年7月24日の所在地変更が記録されている

法人番号は2180001123243。指定されたのは平成28年5月11日で、2016年から続いている会社。

確認した項目内容
法人番号2180001123243
法人番号の指定平成28年5月11日
直近の本店移転令和6年7月24日
移転前の所在地愛知県名古屋市西区名駅2丁目9番14号

会社が登記されていて、住所も追える。ここは正直に良い点でしょう。詳しい履歴は国税庁 法人番号公表サイトの該当ページで誰でも見られます。

株式会社GENERALHAWKの会社サイトに投資の事業は載っていない

株式会社GENERALHAWKの会社サイトを開くと、投資やアプリ開発は事業として載っていません

基本情報の欄がこちらでした。

株式会社GENERALHAWKの会社サイトの基本情報。会社名 株式会社GENERALHAWK、設立2016年5月11日、所在地は神奈川県伊勢原市東大竹1-21-3、従業員数3名、代表者は代表取締役 加藤隆伸と書かれている

設立は2016年5月11日で、法人番号の指定日と同じ。従業員数は3名

事業内容の欄に並んでいるのは、この4つ。

株式会社GENERALHAWKの会社サイトの事業内容。WEBコンサルティング事業、WEBコンテンツ制作事業、広告代理事業、システム構築事業の4つが並んでいる

WEBコンサルティング事業、WEBコンテンツ制作事業、広告代理事業、システム構築事業。

勝率100%の投資アプリを開発した会社、という説明はどこにもありません。

豊田 豊田

自社サイトで名乗っている本業は、広告のほうです。

設立の年も、書く場所によって変わっていました。

見た場所設立の記載
会社サイトの基本情報2016年5月11日
2026年1月のプレスリリース2020年1月
国税庁の法人番号の指定平成28年(2016年)5月11日

プレスリリースの2020年1月だけが、4年ずれています。

株式会社GENERALHAWKは14か月で7本のアプリを発表している

株式会社GENERALHAWKのプレスリリースは、2025年6月から2026年1月までに7本

配信サービスの発行者ページを開くと、そのまま一覧で読めます。

@Pressの発行者ページ。株式会社GENERALHAWK名義で、EMPIRE、REVIVE、AI-REX、RAGNAROK、AUTOPIAなどのプレスリリースが日付つきで並んでいる

日付と商品名を並べると、こうなります。

配信日発表されたもの
2025年6月20日眞殿勝年との共同プロジェクト
2025年7月1日月額制コミュニティ「AUTOPIA」
2025年8月8日相場分析アプリ「RAGNAROK」
2025年11月27日市場データ解析アプリ「AI-REX」
2025年12月9日競艇のAIシステム「REVIVE」
2026年1月13日市場調査支援システム「EMPIRE」
2026年1月28日マーケットメイクアプリ「EX-MAKER」

従業員3名の会社が、14か月で7本を発表している計算。

2025年6月のリリースには「累計延べ2万人以上の支援実績」とも書いてありました。

眞殿勝年さんの名前で検索したときに出てくる候補も、この一覧と重なります。

眞殿勝年のEX-MAKERの口コミで稼げた報告は見つからない

EX-MAKERで実際に稼げたという口コミは、1件も見つかりませんでした。

検索して出てくるのは検証サイトの記事ばかり。参加費を払って月に何十万円入った、という報告は出てこない。

広告が説明する参加の手順は、たった2段階でした。

STEP01 メールアドレスとパスワードを入力してログイン、STEP02 投資金を入金と書かれ、札束の写真とスマートフォンの画面が並ぶEX-MAKERの広告

ログインして、投資金を入金する。2つが終われば、あとはボタン不要で自動的に起動すると書いてある。

手順がここまで単純なら、稼げた人の報告も出てきそうなものでしょう。

私のLINEにも、同じ広告を見た方から相談が届いています。

インスタで見て動画を見ました。勝率100%と書いてあって信じたのですが、申し込みの画面まで進んだら20万円近くかかると出て手が止まりました。これは払っていいものでしょうか。

LINE相談者さんより

分割で申し込みました。まだアプリは動かしていませんが、返金できるか調べたら6か月は無理と書いてあって不安です。

LINE相談者さんより

※相談者さんには許可を得て掲載しています。

豊田 豊田

広告の中にしか成功者がいない商品は、そこが答えでしょう。

もうけ話をめぐる相談の傾向は、国民生活センターのもうけ話に関する相談事例にまとまっています。似た流れが並んでいるので、一度のぞいてみてください。

眞殿勝年のEX-MAKERはおすすめできない|まとめ

EX-MAKERを調べた結果、参加はオススメしません。

理由は次の4つ。

  • 3人の体験談が月利25%・28%・27%の複利計算と1円まで一致。実際の運用でこう揃うことはない
  • 1取引の金額が$1〜$9と$120〜$405の2通り。取引回数も600回と262回で食い違う
  • 全額返金保証は起動できない場合のみ。6か月間は対象外で、申請できるのは終了後の7日間だけ
  • 分割にすると総額が267,000円。一括より6万9,000円多く、上乗せ率の記載がない
MAKER GUILD 銀行振込 一括198,000円(税込)と表示された決済画面。眞殿勝年のEX-MAKERは詐欺?評判と勝率100%を検証

払う金額が確定するのは、この画面。進む前に、上の4つを思い出してください。

一方で、はっきりさせておきたいこともある。確認できたことと、できなかったことを分けておきます。

確認できたこと確認できなかったこと
販売元の法人が実在する眞殿勝年さんの運用実績
参加費と役務提供期間の記載勝率100%の裏づけ
返金条件が文書に出ている参加者の実際の入金
決済画面まで到達できる開発責任者の経歴

投資でお金を増やしたいと考えるのは、まったくおかしなことではありません。物価だけ上がっていく時期なら、なおさらでしょう。

広告の数字を自分で確かめようとしてここまで来たのは、慎重に決めたかったからですよね。

私も昔、勝率の数字だけを見て申し込んだことがあります。届いたのはツールと動画で、負けた月の記録はどこにもありませんでした

聞いても「相場が特殊だった」と返ってくるだけ。あのときの数十万円は、いまも戻っていない!

いまは、増えた話より先に「いくら減った月があるのか」を聞くようにしています。そこに答えが返ってこない相手なら、私は下ります!

豊田 豊田

同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので。

私が渡せるのは、毎日5万円が確定するような話ではありません。

申し込む前に確かめる数字なら、金額の大小に関係なく一緒に並べられます。

決める前でも決めたあとでも、いま迷っていることを一行だけ送ってください。

「19万8,000円を払うべきか決めきれない」

「分割で申し込んでしまって止め方が分からない」

私が渡せるのは、すぐにまとまった額が入るという話ではありません。

ネットは情報が多すぎて、安全なものだけを自力で選び切るのは難しいところ。

そのぶん、自分で登録して中まで確かめてきたものなら共有できます。

どちらの方も、EX-MAKERに限らず私のLINEにどうぞ。

広告を見ただけの段階でも、決済を終えたあとでも構いません。

迷っている時間が長いほど、選べる手は減ります。分割払いは動きが早いほど残せる手が多いので。

いま聞きたいことが無くても、追加だけしておいてもらって構いません。

ボタンは下です。いま気になっていることを一行だけ書いて送ってくださいね!