副業ホットラインの豊田です。
InstagramやFacebookの広告に出てくるL-ワークスという副業の紹介サービスを、LINEに登録して中まで見てきました。
広告の一行目に出ているのが5,000円の仕事がLINEに届くという一文。その横には「即日入金」「早いもの勝ち!」という文字も並びます。
豊田 探さなくても仕事のほうから届くなら、たしかに楽ですよね。
登録して届いたメッセージ、メニューに書かれた金額、そして緑のボタンを押した先まで確認済み。
L-ワークスへの登録はオススメしません。
届いたのは仕事ではなく、別の会社が売っている副業の広告でした。
もう登録して案内が来ている方は、届いている画面をそのまま送ってください。読んで私がお返事します。
L-ワークスは詐欺の疑いが強く登録はオススメしません
L-ワークスは詐欺の疑いが強く、LINEの登録はオススメしません。
理由の出発点になったのが、広告のこの1枚。

スキル不要の単純作業 5,000円の案件がLINEに届く。
L-ワークスの広告ページより
届く、と書いてあります。ところが登録して届いたのは、仕事ではありませんでした。
L-ワークスをオススメしない理由は、次の5つ。
- 登録後に届くのは1通の案内だけで、仕事の一覧は出てこない
- 緑のボタンの先は時期によって別の会社の商材に変わる
- 広告の利用者の声は、月収が7倍から13倍に増えている
- 特定商取引法の販売価格は「お仕事情報提供サービスは無料です」だけ
- 同じページに、売っているのはLINEの配信そのものと書いてある
豊田 仕事が届くはずの場所に、広告が届くんです!
私も昔、届いた案内を信じて情報商材を買い続け、1000万円を超える借金を作りました。だから「探さなくていい」という言葉の心地よさは分かります。
すでにLINEを追加して、案内が届いている方もいるでしょう。
下のボタンから、届いた画面をそのまま私に見せてください。中身を読んでお返事します。
L-ワークスのLINEに登録して届いたのは1通のメッセージだけ
L-ワークスのLINEを追加すると、アカウント名の下に「担当者が返信します」という表示。
そのまま届いたメッセージが、たった1通でした。

「お友だち追加ありがとうございます」「今すぐ内容をご確認ください!」「▼確認する」
これだけ。仕事の一覧も、単価の説明も、担当者の名前もなし。
| 広告で言われていたこと | 登録後に実際に届いたもの |
|---|---|
| 5,000円の仕事がLINEに届く | 案内が1通だけ |
| あなたに合った高単価の仕事を自動で紹介 | 条件を聞かれることもない |
| 最短で今日から始められる | 押す先は外部のページ |
| 担当者が返信します | 担当者の名前は出てこない |
豊田 自動で紹介してくれるはずが、こちらが押しに行く形でした。
アカウント名の下に出ている「担当者が返信します」という一文も、確認できたのは表示だけ。
担当者の名前も、どんなときに返信があるのかも、トーク画面には出てきません。
| トーク画面で確認できたもの | 確認できなかったもの |
|---|---|
| 「担当者が返信します」という表示 | 担当者の名前 |
| 追加直後の案内1通 | 仕事の一覧と単価 |
| 下に固定されたメニュー | 紹介される会社の名前 |
押すか消すかの二択しかない画面でした。
トーク画面の下には、大きなメニューも出たままになっていました。
L-ワークスのメニューに出ている「1日2万円」
トークの下半分を占めているのが、L-ワークスのメニュー画像。

「スキル不要のカンタン内職で1日2万円稼げちゃう!」
広告では1件5,000円だった数字が、登録後は1日2万円に上がっています。
| 書かれている場所 | 提示されている金額 |
|---|---|
| 広告の一行目 | 5,000円の仕事が届く |
| 広告の中の求人画面 | 時給3,000円〜5,000円 |
| LINEのメニュー | カンタン内職で1日2万円 |
同じサービスの中で、金額の言い方が3つ。どれが自分に届くのかは、押してみないと分からないでしょう。
L-ワークスの緑のボタンを押した先は時期によって変わる
メニューの緑のボタンを押すと、L-ワークスの外へ飛ばされます。
広告のほうにも、進み方は2段階だと書かれていました。

STEP02として書かれているのがあなたに合った仕事がLINEで届くという説明。画面の中には「コピペするだけの簡単なお仕事 時給3,000円〜5,000円」という求人らしき表示もあります。
ところが実際に押した先は、求人サイトではありませんでした。
| 押した時期 | 開いたページ |
|---|---|
| 今回の確認 | 株式会社REDが売っている副業の紹介ページ |
| 別の時期 | 同じボタンから、別の会社の副業ページ |
同じボタンなのに、押す時期によって着く先が入れ替わります。
今回たどり着いた株式会社REDの副業は、動画を見るだけの副業として別に調べた記事があります。
そちらでは1,000円の後払いから始まり、その先に15万円から200万円のプランが用意されていました。L-ワークスの「無料」の先で待っているのは、この金額です。
豊田 自分が何を申し込んだのか、途中で分からなくなりますよね。
紹介された先の中身までは、L-ワークス側では説明されません。次は広告が並べている金額のほう。
L-ワークスの広告に並ぶ「ユーザーの声」4件の数字
L-ワークスの広告に載っている利用者の声は4件。
4件とも、月収が何倍にも増えたという書き方。

| 紹介されている人 | 書かれている成果 |
|---|---|
| バンドマンのOさん(37歳・7か月目) | 月収16万円 → 120万円 |
| 主婦のAさん(34歳・3か月目) | 月収8万円 → 85万円 |
| 会社員のYさん(42歳・1年2か月目) | 月収28万円 → 155万円 |
| 事務職のAさん(28歳・副業初心者) | 月収18万円 → 230万円 |
4件とも本業の収入ごと置き換わっていて、増え方は7倍から13倍。副業の実績というより、転職の話に近い数字です。
豊田 スキマ時間の副業で本業の10倍というのは、さすがに変です。
数字が本当かどうかは、広告の中では確かめようがありません。そこで、こちらで計算してみました。
L-ワークスの5,000円の仕事で月230万円に届くのか
広告のいちばん高い成果が、事務職のAさんの月収230万円。

同じ広告に出ている単価で、この金額に必要な作業量を出すとこうなります。
| 使った単価 | 月230万円に必要な量 | 1日あたり(30日) |
|---|---|---|
| 1件5,000円 | 460件 | 約15件 |
| 時給5,000円 | 460時間 | 約15時間 |
| 時給3,000円 | 約767時間 | 約25時間 |
時給3,000円で計算すると、1日25時間働く必要が出ます。
24時間しかない日に25時間。広告の中の数字だけで、すでに成り立ちません。
いちばん条件のいい時給5,000円で計算しても、1日15時間。スキマ時間でも空いた時間の有効活用でもなく、本業を超える労働時間でしょう。
期間のほうも合いません。事務職のAさんは副業初心者と紹介されているのに、月収は230万円。
主婦のAさんに至っては3か月目で月85万円です。時給5,000円なら、3か月目に月170時間。フルタイムの勤務時間と変わりません。
| 紹介されている人 | 書かれた月収 | 時給5,000円換算の月あたり時間 |
|---|---|---|
| 主婦のAさん(3か月目) | 85万円 | 170時間 |
| バンドマンのOさん(7か月目) | 120万円 | 240時間 |
| 会社員のYさん(1年2か月目) | 155万円 | 310時間 |
| 事務職のAさん(副業初心者) | 230万円 | 460時間 |
子育てをしながら、あるいは会社に勤めながら、この時間を空けられる人はまずいないはず。
豊田 数字を並べた側が、計算していないのだと思います。
広告に出ている単価と成果は、同じページの中で噛み合っていません。
こうした収入の見せ方について、国民生活センターは「簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブルに注意!」で呼びかけています。
「この数字を信じて登録してしまった」という方もいるでしょう。
下のボタンから、いまどこまで進んだかを送ってください。
L-ワークスの広告が並べているメリットと参加人数の限り
数字の次に目に入るのが、L-ワークスのメリットとして並ぶ4項目でしょう。

| 広告が挙げているメリット | 登録後に確認できたこと |
|---|---|
| 高単価の仕事のみを厳選紹介 | 紹介されたのは他社の商材ページ |
| 完全在宅OK どこでもできる | 仕事の中身が出てこない |
| 即日スタートも可能 | 当日に届いたのは案内1通 |
| LINEに届くからカンタン | 届くのはメニューと案内だけ |
「厳選紹介」という言葉はあるものの、誰がどう選んだのかという説明は見当たらず。

呼びかけの相手として最後に置かれているのが「毎月の生活費が足りない!」。
豊田 いちばん急いでいる人に向けて書いてあるのが、気になります。
広告の申し込みボタンの下には「※参加人数には限りがあります。」という一文も。人数の枠がいくつなのかは、どこにも出てきません。
急かされたまま押す前に、誰が売っているのかを見ておきたいところ。
L-ワークスの特定商取引法に販売価格は無料と書いてある
L-ワークスの広告の下には、特定商取引法のページへのリンク。
開くと、事業者の名前と連絡先。

| 特商法の項目 | 記載されている内容 |
|---|---|
| 販売事業者の名称 | 株式会社ホットライン |
| 運営統括責任者 | 坂本 賢一 |
| 所在地 | 佐賀県佐賀市松原1-4-4 |
| 電話番号 | 080-8116-1659 |
| 電話受付時間 | 月〜金 10:00〜19:00 |
連絡先が揃っている点は、正直に評価しておきます。電話番号も受付時間も書いてあり、こちらから連絡は取れる形。
ページの見出しが「特定商法取引法に基づく表示」となっていて、法律の名前が入れ替わっているのはご愛敬でしょう。
豊田 法律の名前を間違えたまま公開されているのは、少し不安になります。
肝心なのは、その下に書かれている販売価格の欄でした。
L-ワークスで売られているのはLINEの配信そのもの
販売価格とサービス内容の欄を読むと、この会社が何を売っているのかが分かります。

サービスの提供時期と期間 / 専用の公式LINEにてご利用者様がLINEをブロックされない限り利用できます。
L-ワークスの広告ページの特定商取引法に基づく表示より
提供されるサービスは、公式LINEの配信そのものだと書かれています。
仕事の紹介でも、報酬の支払いでもありません。ブロックしない限りメッセージが届く、それが商品ということ。
販売価格が無料なのも、これなら筋が通ります。お金が動くのは、送られてきた広告の先。
通信販売の表示で何を書くべきかは、消費者庁の特定商取引法ガイド 通信販売のページにまとまっています。条文は特定商取引に関する法律の第11条。
L-ワークスのページで個人情報の扱いが確認できない
もうひとつ、特定商取引法のページで見当たらない項目があります。

個人情報の取扱いについての項目が、表示されていません。渡した名前やメールアドレスがどこへ行くのかを、読む側では確かめようがない状態。
代わりに置かれているプライバシーポリシーの書き出しが、こちら。
「当社が提供するFIRE(以下、当サービス)をご利用いただくユーザー」
書かれているサービス名はL-ワークスではなく、FIREという別の名前。同じ文面を他のサービスにも使い回している様子がうかがえます。
個人情報を渡すときの考え方は、個人情報保護委員会の個人情報保護法のガイドライン(通則編)にまとまっています。
自分の情報を預ける相手として、確認できることが少なすぎるでしょう。
L-ワークスの運営会社は佐賀県の株式会社ホットライン
L-ワークスを運営しているのは、佐賀県佐賀市の株式会社ホットラインです。
会社が実在するのかを、国税庁の法人番号公表サイトで調べました。

| 確認項目 | 結果 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社ホットライン |
| 法人番号 | 1300001007070 |
| 所在地 | 佐賀県佐賀市松原1丁目4番4号 |
| 法人番号の指定 | 平成27年10月5日 |
| 最終更新 | 令和2年9月30日 |
住所は特定商取引法の記載と一致。会社が実在することは確認できました。
社名も所在地も架空ではない。そこは押さえたうえで先へ進みます。
株式会社ホットラインの登記を国税庁で確認した
同じページには、住所が変わった記録も残っています。

登記されたのは2015年10月で、2017年に佐賀市内で一度移転。社名は一度も変わっていません。
| 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|---|
| 法人として実在する | どの企業から求人を預かっているか |
| 住所と電話番号が一致する | 紹介先を選んでいる基準 |
| 10年以上続いている | 利用者4人の成果の根拠 |
会社があることと、届く副業が安全であることは別の話。実在する会社が、他社の商材へ送るためにLINEを配信しているという構図でした。
豊田 連絡先がある分、困ったときに聞ける相手はいます。
もうひとつ、名前について整理しておきます。
L-ワークスとLINE WORKSは別のサービス
L-ワークスの広告ページの一番下には、「Copyright©LINEワークス」と書かれています。
LINEという文字が並ぶため、よく似た名前のサービスと混同しやすいところ。

| 名前 | 中身 | 運営 |
|---|---|---|
| L-ワークス(LINEワークス表記) | 副業の紹介をうたうLINE配信 | 株式会社ホットライン |
| LINE WORKS | 会社で使うビジネスチャット | ワークスモバイルジャパン株式会社 |
ビジネスチャットのLINE WORKSは、今回の広告とはまったく関係のない別のサービスです。
名前が似ているだけで、運営も中身も別。LINE公式の副業サービスだと思って登録するのは避けてください。
広告のページを開いても、株式会社ホットラインという社名は最初の画面に出てきません。
社名にたどり着くには、いちばん下までスクロールして特定商取引法のページを開く必要があります。
| 広告の画面で分かること | 特定商取引法まで開かないと分からないこと |
|---|---|
| LINEワークスという表記 | 販売事業者が株式会社ホットラインであること |
| 5,000円という金額 | 売っているのがLINEの配信であること |
| 即日入金・早いもの勝ち | 責任者の名前と所在地 |
紛らわしい表示について、消費者庁はインターネットをめぐる消費者トラブルのページで注意を呼びかけています。
豊田 知っている名前に見えると、警戒がゆるみますよね。
広告の説明では、求人企業と副業希望者をつなぐマッチングサービス。ただ、実際に紹介されたのは求人ではなく他社の商材でした。
L-ワークスの口コミと評判を探して見つかったもの
L-ワークス、LINEワークス 副業、株式会社ホットラインで検索しても、実際に稼げたという報告は出てきません。
見つかるのは広告そのものと、検証を掲げた記事だけ。

「担当者が返信します」と書かれているのに、その担当者の名前はどこにも出てきません。
私のLINEには、同じ形の広告から進んだ方の相談が届いています。
5,000円の仕事が届くと書いてあったので登録しました。案件だと思って押したら、別の会社の副業の説明ページが開いて戸惑っています。
LINE相談者さんより
LINEワークスという名前だったので、LINEの公式サービスだと思って追加してしまいました。あとから別の会社だと知って不安です。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
2件目のような勘違いは、名前を見れば無理もありません。公式かどうかは、特定商取引法の会社名で確かめるのが確実でしょう。
登録した人の感想が出てこない理由も、追いかけると分かります。
L-ワークスの側は仕事を渡していないので、感想を書くとしたらその先で買った商材についてになるから。
| 検索した言葉 | 出てきたもの |
|---|---|
| L-ワークス 副業 | 広告ページと検証を掲げた記事 |
| LINEワークス 副業 | 別会社のビジネスチャットの情報が大半 |
| 株式会社ホットライン 副業 | 会社の登記情報と検証を掲げた記事 |
稼げたという報告は、どの言葉でも1件も見つかりません。紹介する側の名前が残らない仕組みだと、こうなるのでしょう。
仕事が届くとうたう広告の危ない兆候は、別のページで一覧にしました。
国民生活センターの儲け話に関するトラブルのページにも、似た相談が並んでいました。
押した先で金額を出された方は、払う前に一度止めてください。
下のボタンを押せば、私のLINEに直接届きます。言われた金額をそのまま貼ってください。
L-ワークスの副業はオススメしません|まとめ
LINEの中まで見て回った結論として、L-ワークスへの登録はオススメしません。
確認できたのは、次の6点。
- 登録後に届くのは案内1通とメニューだけで、仕事の一覧はない
- 緑のボタンの先は時期によって別の会社の商材に変わる
- 今回たどり着いた先には、15万円から200万円のプランが用意されていた
- 広告の利用者4人の数字は、時給で計算すると1日25時間必要になる
- 特定商取引法によると、売っているのは公式LINEの配信そのもの
- 運営の株式会社ホットラインは2015年登記で、住所も電話番号も確認できた

給料に少しでも足したい、生活費が足りない。その気持ちで広告を押したことを、責められる筋合いはありません。
豊田 押す前に調べようとした時点で、もう半分は避けられています!
私は昔、届いた案内を片っ端から信じて、教材を買い足し続けました。子どもがまだ小さい時期に、借金は1000万円を突破。
抜け出せたのは、地味な仕事をひとつだけ選んで続けたから。届く数が多いほど、選ぶ力は弱くなっていくと、あのとき身をもって知りました。
だから私に紹介できる儲かる仕事は、ひとつもありません。代わりに言えるのが、届いた案内に乗っていいかどうかという一点だけ。
「仕事だと思って押したら、別の会社のページが開いた」
「その先で金額を出されて、迷っている」
どちらの方も、開いたページと言われた金額を送ってください。会社名と支払い方法が分かれば、次に何をすべきかまでお伝えできます。
一行で構いません。読んだら私から必ず返します。
同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!

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