副業ホットラインの豊田です。

今回調べたのは、駒居康樹という人物が講師を務めるInstagram運用スクール「SnsClub」。

広告には「完全未経験からたった半年でインスタグラムで0から10,000フォロワーを達成させる」とあります。

豊田 豊田

半年で1万フォロワーという数字、正直かなり強気な打ち出しです。

実際にLINE登録して申込フォームまで確認した結果、SnsClubへの参加は慎重に判断すべきでしょう。

運営会社の駒居康樹氏は実在の経営者で、特定商取引法の記載もきちんとされています。

その一方で、料金の高さや過去の炎上など、契約前に知っておくべき点がいくつも見つかりました。

これから検討している方は、最後まで読んでから判断してください。

駒居康樹のSnsClub、広告で見た0から10,000フォロワーという数字

広告ページに書かれていた見出しがこちら。

完全未経験からたった半年でインスタグラムで0から10,000フォロワーを達成させるInstagram運用法。もう稼げないとは言わせない。

SnsClub広告ページより
0から10,000フォロワーを達成させるInstagram運用法、と書かれた広告ページ

講師として紹介されているのが、株式会社Levela代表取締役の駒居康樹氏でした。

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「もう稼げないとは言わせない」というコピー、なかなか強い言葉を使いますね。

SnsClubとはどんなInstagram運用スクールか

広告ページの中ほどに示されていたのが、勉強会で学べる5つのSTEP。

SnsClubの5ステップカリキュラムが書かれた広告ページ

STEP1の全体像理解編から、STEP5の収益モデル理解編まで、Instagram運用の基礎を順に学ぶ構成です。

ステップ内容
STEP1全体像理解編
STEP2アルゴリズム理解編
STEP3初期設定編
STEP4バズ投稿の作り方編
STEP5収益モデル理解編

無料の勉強会自体は「先着100名限定のシークレットセミナー」という位置づけで案内されていました。

「ボタンが押せなかった場合、募集は終了しております」という一文も添えられており、限定感を強く打ち出しています。

こうした無料勉強会は、多くの場合その先に有料の本講座が用意されているもの。

料金がどうなっているかは、後ほど申込フォームと特定商取引法のページで確認します。

駒居康樹のSnsClubにLINE登録した直後に届いたメッセージ

広告のボタンから進んで表示されたのが、LINEの友だち追加画面。

Instagram初心者勉強会というLINEアカウントの情報画面

アカウント名は「Instagram初心者勉強会」で、友だち数は131,494人と表示されています。

友だち数13万人という数字の見方

13万人という友だち数は、個人が運営するLINEアカウントとしてはかなりの規模でしょう。

広告費をかけて長期間運用してきたアカウントなら、この規模に育つこと自体は珍しくありません。

数字の大きさだけで信頼度を測るのではなく、その先で何が起きるかを見ていく必要があります。

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友だち数の多さは、広告費をかけている証拠ではあっても、中身の良さの証拠ではありません。

広告経由で登録者を集める手法自体は、多くの企業が使う一般的なマーケティング。

問題視すべきは友だちの人数ではなく、その先でどんな案内が届くかでしょう。

友だち追加した直後に届いたのが、次のメッセージと勉強会の案内画像。

駒居康樹からのLINE挨拶メッセージとInstagram初心者勉強会の案内画像

案内画像には「株式会社Levela代表 駒居康樹」の名前とともに、通常価格2,000円が0円になるという表示もありました。

参加費が最初から無料であることは、案内画像にもはっきり書かれています。

続いて日程を選ぶ画面に進むと、平日・土日それぞれ複数の時間帯から選べる仕組みでした。

SnsClubの広告に詐欺に合いそうで怖いと書かれていた理由

広告ページをさらに読み進めて気づいたのが、他では見かけない見出し。

1人で情報収集してると詐欺に合いそうで怖い、と書かれた広告ページ

見出しは「1人で情報収集してると詐欺に合いそうで怖い」というもの。

本文にはこう続きます。

残念なことにこの業界はずっと怪しいと言われてきました。また、本勉強会に興味を示していただいているような副業初心者を狙った詐欺が絶えないのも事実です。本勉強会は完全無料で開催していますし、質疑応答の時間も設けますので、不安な点ございましたら、お気軽にご質問いただければと思います。

SnsClub広告ページより

業界全体が疑われがちだと自ら認めたうえで、無料開催であることを信頼の根拠にする書き方です。

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怪しまれやすい業界だと自分で言うページに出会ったのは、正直これが初めてです。

この一文だけを読めば、誠実な姿勢に見えなくもありません。

ただ、無料なのは最初の勉強会だけで、その先の本講座が無料という意味ではないでしょう。

不安を先回りして打ち消す書き方そのものが、読み手の警戒心を解くための技術とも言えます。

広告が自ら口にする不安と、実際に確認できた運営情報を並べると、次のようになります。

広告が自ら挙げていた不安実際に確認できたこと
この業界はずっと怪しいと言われてきた特定商取引法の記載自体は詳細に整っていた
副業初心者を狙った詐欺が絶えない運営会社・代表者ともに実在が確認できた
質疑応答の時間を設けている個別の質問内容までは確認できていない

不安を先に言葉にしておくこと自体は、誠実にも、警戒心を下げる技術にも見えるでしょう。

続いて、その「先」に何が用意されているのかを確認しました。

SnsClubの参加申し込みフォームで求められること

勉強会の日程を選んで次に表示されたのが、参加申込フォーム。

勉強会参加日を選ぶ申込フォームの画面

8月12日から複数の候補日時が並び、都合の良い枠を選ぶ仕組みです。

日程を選んだ先で求められたのが、次の項目でした。

お名前・職業・メールアドレス・1年以内の目標を尋ねる申込フォーム
入力項目内容
お名前必須
現在のご職業必須(選択式)
メールアドレス必須
1年以内に達成したい目標必須(自由記述)

「1年以内に達成したい目標」という自由記述欄は、読者の願望を具体的な言葉で提出させる項目です。

この情報があれば、勉強会本編やその後の個別提案で、相手の希望に合わせた話をしやすくなるでしょう。

無料勉強会のその先に用意されている料金プラン

特定商取引法のページに、はっきり書かれていたのが本講座の料金。

特定商取引法ページに書かれていた入会金とコース料金
項目料金(税込)
入会金100,000円
ベーシックコース598,000円
特進コース880,000円

入会金とコース料金を合わせると、安いコースでも約70万円、高いコースでは約98万円という金額になります。

豊田 豊田

無料勉強会からここまで、ずいぶん大きな価格差です!

支払いには外部の決済サービスが使われており、クレジットカードまたは銀行振込に対応しているとのこと。

特定商取引法に基づくクーリングオフの対象になるとも明記されており、契約日を含めて8日以内なら無条件で解除できる仕組みです。

この点は、価格自体の記載がなかった他の商材と比べて、はるかに丁寧な作りと言えるでしょう。

消費者庁のクーリング・オフに関するQ&Aにも、電子メールやウェブフォームでの解除通知が認められる旨の説明があります。

制度を知っているかどうかで、いざというときの対応は大きく変わるでしょう。

消費者庁の特定商取引法ガイド(特定継続的役務提供)では、一定額を超える継続的なサービス契約について、書面交付やクーリング・オフのルールが定められています。

SnsClubの料金は、このルールが想定する「高額かつ継続的な役務」の典型に近い金額でしょう。

問題は解約制度の有無ではなく、70万円から98万円という金額に見合う内容が、本当に得られるかどうかです。

入会金10万円だけを見ると、他の副業スクールと比べて特別高いわけではないでしょう。

ただ、そこにベーシックコースやサポートプランが加わることで、総額は一気に跳ね上がります。

段階を踏んで金額が積み上がっていく作りは、この業界に限らずよく見かける価格設定でしょう。

広告や無料勉強会の案内には金額の記載がなく、特定商取引法のページまでたどり着いて初めて全体像が見えました。

自分から探しに行かなければ総額が分からない流れには、注意が必要です!

駒居康樹の経歴とLevelaの炎上について検索して分かったこと

広告ページの講師プロフィールに並んでいたのが、次のような実績。

駒居康樹の講師プロフィールに書かれた実績一覧

SNS総フォロワー20万人超え、生徒数1,800名以上、オンラインサロン会員数2,000名超えなど、数字はどれも大きなものです。

項目プロフィールに書かれていた実績
SNS総フォロワー20万人超え
生徒数1,800名以上
オンラインサロン会員数2,000名超え
総支援フォロワー1,000万人以上
輩出したインフルエンサー300名以上
累計勉強会実施人数30,000人以上

これだけの規模を一人で回しているとすれば、相当な組織体制が必要になるはずでしょう。

SNS総フォロワー20万人という実績をどう見るか

「駒居康樹」で検索すると、SNS教育業界の若手経営者として紹介する記事が複数見つかりました。

メディアの取材に応じている実在の経営者であり、SNSでの発信量も多いことが確認できます。

国税庁の法人番号公表サイトで確認しても、株式会社Levelaは実在の法人として登記されていました。

Mystars・SAKIDORIのような、実在が確認できない案内役とは、この点で明確に違うでしょう。

一方で、2026年3月には別の話題でも名前が広がっていました。

スタッフを50人連れて3泊1500万円のシンガポール旅行に行った、というX投稿がきっかけです。

600名を超えるスタッフを抱えると公表していたにもかかわらず、厚生年金の加入者が1名しかいないという点が指摘されました。

厚生労働省の労働基準行政の相談窓口でも、業務委託と雇用の違いをめぐる相談は多く寄せられています。

駒居氏本人は「偽装請負にならないよう専門家に相談済み」と説明したうえで、一部の表現については「誤解を招いた」として謝罪。

既存メンバーの正社員化を検討する意向も示していました。

時期出来事
2026年3月11日「3泊1500万円のシンガポール旅行に50人を招待」とX投稿
その後スタッフ600名超に対し厚生年金加入者1名という指摘が拡散
駒居氏の反応偽装請負ではないと説明、表現については謝罪
対応方針既存メンバーの正社員化を検討すると表明
豊田 豊田

批判を受けてすぐ訂正と謝罪をしている点は、正直に評価していいと思います。

この一件はSnsClubの受講生に対する詐欺行為ではなく、Levela社内のスタッフの働き方をめぐる問題でしょう。

ただ、数百人規模の組織を公言しながら実態がそこまで伴っていなかった、という事実そのものは残ります。

運営会社の内情に関する情報は、受講を検討するうえでも参考になるはずです。

急成長する会社ほど、掲げる看板と実際の体制がずれやすいという傾向は、SNS業界に限った話ではないでしょう。

大きな数字を打ち出す企業ほど、その内側がどうなっているかまで見ておく価値があります。

数字の大きさだけに気を取られて、運営の中身を見落とすのはもったいないこと。

派手な実績表示の裏側まで確認する癖をつけておいて、決して損はないはずです。

数字は見せ方次第でいくらでも大きく見せられるもの。

SnsClubの口コミ・評判を調べて分かったこと

改めて振り返ると、SnsClubで学ぶ内容は次の5ステップでした。

SnsClubの5ステップカリキュラムが書かれた広告ページ

このカリキュラムを実際に受けた人たちの声を、ネット上で探してみました。

複数の検証サイトや体験談を確認すると、評判は両方向に分かれています。

好意的な声と否定的な声を並べてみる

声の傾向内容
好意的な声未経験からフォロワーが増えた、発信の基礎が学べた
否定的な声毎日投稿してもフォロワーが増えなかった、思ったほど稼げなかった
講師に関する指摘元受講生がそのまま講師を務めているケースがある

好意的な声と否定的な声、どちらも一定数見つかりました。

豊田 豊田

講師の経歴は、受講前に個別で確認しておいた方がいいでしょう。

Instagram運用そのものは、フォロワー数が伸びるかどうかに再現性の低さがつきまとう分野。

同じカリキュラムを受けても、投稿する内容やジャンルによって結果は大きく変わるでしょう。

ダイエット系・美容系のように競合の多いジャンルと、ニッチなジャンルとでは、伸びやすさもまるで違います。

広告に出てくる「フォロワー数万人」という成功事例が、自分のジャンルでも同じように再現できるとは限りません!

その見極めを自分でできるようになるまでが、本来カリキュラムの一部であるべきでしょう。

STEP2のアルゴリズム理解編やSTEP4のバズ投稿の作り方編で、こうしたジャンルごとの違いまで踏み込んで教えているのかどうか。

無料の勉強会だけでは、そこまで確認できませんでした。

気になる場合は、質疑応答の時間に直接聞いてみるのが確実でしょう。

「自分のジャンルでも同じ結果が出るのか」を、その場で担当者に尋ねてみてください。曖昧な返事しか返ってこないなら、それも大切な判断材料の一つになるはずです。

聞いてみないと分からないことは、実際のところ思っている以上に多いものでしょう。

70万円から98万円という金額を払う前に、こうした口コミの幅を踏まえておく必要があります。

国民生活センターにも、無料相談をきっかけに高額なビジネススクールやコンサル契約を勧誘されたという相談が寄せられています。

SnsClubがこの事例と同じというわけではありませんが、無料からの流れ自体はよく似ているでしょう。

東京都消費生活総合センターにも、インフルエンサー養成講座の契約をめぐる紛争事例が具体的に紹介されています。

SNS運用やインフルエンサー養成を謳う講座は、それだけ相談が集まりやすい分野と言えるでしょう。

消費者庁も、簡単な副業をうたって高額なサポートプランを契約させる事業者に関する注意喚起を発表しています。

SnsClubがこの注意喚起の対象というわけではありませんが、高額プラン契約全般に共通する注意点でしょう。

SnsClubは怪しい|まとめ

ここまで、広告・LINE登録・申込フォーム・運営会社の順に確認してきました。

特定商取引法・プライバシーポリシー・利用規約へのリンクが並ぶSnsClubのフッター

整理すると、SnsClubへの参加は慎重に判断すべきでしょう。

確認できたことをまとめると、次の通りです。

  • 講師の駒居康樹氏は実在の経営者で、特定商取引法の記載も詳細に整っている
  • 広告には「詐欺に合いそうで怖い」と業界の怪しさを自ら認める一文があった
  • 無料勉強会の先には入会金10万円+59.8万円〜88万円のコースが用意されている
  • 2026年3月にはスタッフの労務をめぐる炎上があり、本人が説明と謝罪を行っている
  • 口コミには好意的な声と「稼げなかった」という声の両方が見つかった
確認項目確認できた内容未確認事項
運営会社・講師の実在性実在の経営者・登記情報も確認できた実際の指導体制の詳細は不明
特定商取引法会社名・住所・電話番号・料金すべて記載記載内容の運用実態
料金入会金10万円+59.8万〜88万円個々の受講生の投資回収率
評判好意的な声と否定的な声の両方あり全体に占める割合

一つひとつは制度上問題のない内容でも、並べてみると高額な決断をする前に確認すべき点が多いと分かります。

豊田 豊田

実在の会社だからこそ、逆に安心しすぎてしまう方もいるので気をつけてください。

私自身、会社員を辞めて独立しようとした際に複数の高額商材へ申し込み、借金を1000万円以上抱えた経験があります。

当時の私は、講師の実在性や実績の大きさだけを見て、契約内容そのものを軽く見ていました。

その経験があるからこそ、実在の運営会社であっても、金額に見合う中身かどうかは別に確認すべきだと感じます。

派手な実績と勢いのある言葉に押されて、契約書の細部を読み飛ばした結果、後から後悔した人を何人も見てきました。

駒居氏や株式会社Levelaが悪質だと決めつけたいわけではありません。

炎上への対応を見る限り、批判を無視せず向き合う姿勢は見て取れます。

それでも、実在の会社であること自体は、契約内容の妥当性を保証するものではないでしょう。会社の実在性と、契約内容の妥当性は、まったく別の話です。

実在する会社だからこそ、逆に「大丈夫だろう」と気を緩めやすいという点を、あらかじめ伝えておきたいだけです!

70万円以上の契約を、無料勉強会の熱量だけで決めてしまうのは避けたほうがいいでしょう。

その場の空気に流されず、一度持ち帰って考える時間を確保すること。

契約書やコース内容の資料は、必ず手元に残る形でもらってください。

口頭の説明だけで済ませようとする担当者がいたら、それ自体が注意すべきサインでしょう。

サポート期間が終わった後に、追加費用を案内されるケースがないかも、契約前に確認しておきたい点です。SnsClubに限らず、高額な継続契約全般に共通する確認事項です。

「入会金+コース料金」で完結するのか、それとも別のオプションが後から出てくるのか。この点もはっきりさせておくべきでしょう。

契約前に、コースごとのサポート内容と、実際に成果が出なかった場合の対応まで確認してください。

すでに本講座を契約した方も、まだ無料勉強会の段階で迷っている方も、遠慮なく声をかけてください。

迷っている内容を箇条書きでいいので教えてもらえれば、私なりの見立てをお伝えします。

メッセージをいただいた分は、私が責任を持って目を通します。

同じ思いをする人を、一人でも減らしたいので!